悪魔も正の神を恐れる
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文/縁茽  

 【明慧日本2020年9月5日】現在、中共ウイルス(武漢肺炎)が世界を席巻しています。パンデミックに直面して、受動的な予防・医療のほかに、ウイルスの蔓延を食い止め、健康を守るために人間にできることは何でしょうか。

 明の時代の学者で景清という人物の物語があります。正直でまっすぐな性格の持ち主の彼は、科挙の試験を受けるため、淳化という地方を通った時、地元のある家に泊まりました。それまでその家の娘は夜になるとよく悪魔に苦しめられていました。しかし景清が泊まった夜、悪魔は来ませんでした。景清が去った後、悪魔がまた戻ってきました。昨夜は景清を避けるために来なかったと、悪魔は言いました。娘が父親に告げると、父親は景清を追いかけて行き、景清は「ここに景清が居る」と紙に書いて父親に渡しました。ドアに貼ると、それから悪魔は二度とその家に来たことがありません。

 この物語は、正と邪は互いに排他的であることを示しています。例えば、太陽が昇ると夜が薄れ、春になり温かくなると、花が咲き氷が溶けていきます。邪悪は正を抑えることができませんが、正は邪悪を追い払うことができます。悪魔や妖怪は景清のような正義の君子を恐れ、たとえ義人君子がそこにいなくても、彼の名前があるだけで悪魔を退治できます。同じように、正の神は義人君子よりも高い次元に存在するので、悪魔はさらに恐れています。神々は悪魔を殺すことができ、道士の札は妖怪を鎮めることができると、古代ではよく知られていました。

 現代では、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」の言葉は悪いことを回避して、悪いことを良いことに転じさせられると、多くの人に知られています。多くの人はその言葉を唱え、疫病から身を守ることができた人もいれば、疫病が治った人、瀕死の状態から回復する人もいました。彼らの経験は人々に自信と希望を与えました。

 武漢肺炎に対する臨床治療効果に関する研究報告には、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を唱えた患者36人の状況が記載されています。26人が全治して、10人は症状が良くなり、3人が陽性から陰性に変わったといいます。重症化した11人のうちの10人が完治して、1人の症状が改善しました。重症、入院した6人のうち、5人が完治して、1人は症状が良くなりました。重症化してICUに入った3人のうち、2人が完治し、1人は症状が良くなりました。

 そのうちの1人、アメリカ・ニューヨーク州ロングアイランド在住の宝石商・ガッドさん(73歳女性、ユダヤ系アメリカ人)は2020年5月20日、自分の回復の過程を関係者に報告しました。報告書は以下の通りです。

 「今年3月、弟一家がマンハッタンからロングアイランドに来ました。彼らが帰って1週間後、私の口の中は金属の味がして、ほかの味はいっさい分からなくなりました。もう1週間経つと、全身の痛みでベッドから起き上がれなくなりました。病院に武漢肺炎と診断され、医師の指示に従い自宅隔離になり、徐々に呼吸困難になり、死の恐怖を感じました。

 4月下旬のある日、友人であり法輪功学習者のアンナさんから電話がかかってきて、私の状況を知り、「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と心からの九文字を暗唱するように勧めてくれました。その言葉を一文字一文字唱えるうちに、まるで肺の詰まっているところが通じたかのように、空気が肺に入ることができて、長く深く息を吸うことができるようになりました。誰がその言葉を創ったのか分かりませんが、その言葉は呼吸ができるようになった良い方法なのです。それからの3日間、ようやく普通に呼吸できるようになりました。その裏に何があるのか分かりませんが、これは私が経験したことで間違いありません。今、毎日『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を暗唱しています。 寝る前も、目が覚めた時も、歩いている時も、嫌なことを考えた時も、落ち込んだ時も暗唱しています」

 この心からの九文字を暗唱することで、武漢肺炎から回復しただけでなく、過去の心臓病などの症状も消えました。ガッドさんは1年前に血管造影の検査を受けたことがあり、1分間に44~46回だった心拍数が、今は50~54回になっています。「その言葉を暗唱することで、武漢肺炎だけではなくて、ほかの多くの病気も治りました。この言葉は呼吸に問題のある人にも、血管に問題のある人にも...すべての人に良いと思います。今まで私は神の存在を信じませんでしたが、その言葉は私に新しいエネルギーを与えてくれました」

 その言葉の中国語の原文は「法輪大法好、真善忍好」のたった九文字ですが、法輪大法が持つ正のエネルギーを帯びています。そのために、その言葉を唱えると、すぐに正の神がやってきて、疫病神がすぐ逃げます。これこそ、心からの九文字を暗唱することで中共ウイルスを治す理由です。

 中国の伝統文化に、神仏が神通力や法術を使って魔を退治する物語がたくさんあり、『封神榜』、『捜神記』、『西遊記』、『閲微草堂筆記』などの書物に記録されています。鬼が正の神を恐れ、神は鬼を退治できること、道士の札も正法の言葉も神通力を持つことを、古代中国の人々は信じて、頼りにしていました。

 現在の中共ウイルスについては、「心からの九文字」を唱えることで全治した例が増えています。そのため、それは薬よりも力を持つと信じ、それを唱える人が増えています。

 読者の皆さん、健康を守るために「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と心からの九文字を唱え、また知り合いの人に法輪大法の良さを伝えてください。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/26/409493.html)
 
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