【明慧日本2020年9月12日】フランス・パリの法輪功学習者(以下、学習者)は7月中旬から8月下旬にかけて、パリ第13区にあるチャイナタウンで、法輪功迫害の実態を伝える活動を行った。学習者はアジア各民族が集まるにぎやかな場所で、法輪功の煉功動作を実演し、法輪功迫害の事実を伝え、中国人に中国共産党(以下、中共)組織からの脱退を呼びかけた。一部の人々は学習者に「私たちはあなたを支持します」「疫病は中共ウイルス」と言い、一部の人は親指を立てて学習者を称賛し、また「一生懸命に気功を探し続け、やっと見つけた」と話す人もいた。
夏季休暇に行った法輪功迫害の実態を伝える活動 |
「あなた達が話した事はすべて真実」
ある日、中国の温州市出身の男性が心からの話を語った。「今までの私は、あなた達と話すことさえできず、見かけても無視し、恐れていました。最近、学習者が配る資料を受け取り、少し読みました。資料を読む時『この話は本当なのだろうか?』と疑問が生じていました。しかし、この度の疫病であなた達が話した事は真実だと分かりました。中共はあれほど邪悪で、あまりにも悪すぎて、私達は被害者です!」。そして、彼は法輪功を支持すると言って中共組織から脱退した。
「すべての人が中共を非難すべき」
ある日、活動が終わる直前にミニックさんという女性が訪ねてきて、学習者に詳しく説明してほしいと求めた。ミニックさんは「私は以前この事件(中共の臓器狩り)を聞いたことがありますが、信じていませんでした。今日、あなた達が私に直接説明してくれたことで信じます。中国で起きているこの事を信じなかったのは、このような行為(臓器狩り)は人間ができる事ではない、と思ったからです」と語った。
学習者はミニックさんに、「21年来、私達は法輪功の実態を伝え続け、臓器狩りについて、各国政府は知っているにもかかわらず、遺憾なことに自国の経済のために口を閉ざしているのです。今の疫病は偶然ではないのです」と伝えた。
「これではいけません、すべての人が中共を非難すべきです!」と話すミニックさんは、署名用紙にサインした後、署名用紙の白紙を手に取り、地元の議員に送って署名してもらうと話した。ミニックさんは「この事実を知り、私は怒っています。私は心からあなた達を応援したいのです」と言い、最後に「必ず最後までやり通してください」と励ました。
「これは真実、私が証人」
アジア人女性が通りかかり、資料を受け取って読みながら立ち去った。しばらくして女性が戻ってきて、「私はカンボジア人です。私も署名したい、私は彼ら(共産党)をよく知っています」と言って署名をした。多くのカンボジア人がクメール・ルージュの迫害を経験しており、その記憶は今でも痛いほど残っている。
女性は、パネル資料を読んでいるフランス人の女性たちに資料を手渡して、「あなた達も署名をしてください。彼らが言ったことは全部真実です。私が証人です。私は共産党の迫害を受けた事があります。どうか署名をして彼ら(学習者)を助けて下さい。お願いします」と言った。そして、フランス人女性3人は署名をした。
未来と希望
定年退職をしたフランス人男性は散歩で活動場所を通りかかり、学習者に「私は多くの社会問題を知っています。あなたの信仰において、人類はすでに崖っぷちに立たされていると言っているのではないですか?」と話した。
学習者は『轉法輪』を読むように勧めた。「本の中に、道徳が人類にとっていかに重要であるか述べられています。今日の人類のすべての問題は道徳とかかわりを持ち、道徳が廃退すれば人が堕落する、これが今日の問題を生んだ根本的な原因です」と説明した。
「人類に未来がありますか?」、「人類に本当に希望があるのでしょうか?」とその男性は学習者に尋ねた。「人は自身の道徳を向上させることによって、未来につながるのです」と学習者は告げた。
縁のある人が法輪功を学ぶ
あるのフランス人女性は学習者としばらく交流した。女性は修煉するためにしばらくの間、気功修煉法を探し続けていたと言い、法輪功に出会って、これは自分が探し続けた修煉法だと感激して話した。
ある体育教師は、学習者の煉功動作を録画した。学習者は法輪大法のホームページで煉功動作を教えるビデオを無料でダウンロードができると教えた。体育教師は、周りの人に法輪功の修煉を紹介すると話した。
フランス人の女性は学習者の煉功動作の実演、資料配り、迫害の真実を伝えている姿を見て感動し、飲み物を買って学習者に渡した。女性は「こんな暑い日に、あなた達は大変でしょう、冷たい飲み物を買ってきました。続けて頑張って下さい」と声援を送った。
このような出来事は毎日のようにあり、社会の一員として、通行人たちは正義と善念を学習者に贈っている。