河南省の退役軍人・龐永剛さんに不当判決
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 【明慧日本2020年9月12日】河南省許昌市の退役軍人で、法輪功学習者・龐永剛さん(46歳男性)は、2019年10月、同市魏都区裁判所で違法な裁判を受けた。同年末に、龐さんは懲役2年6カ月の不当な判決を宣告された。新型コロナウィルスが流行中で、刑務所側は龐さんの受け入れを拒否したため、龐さんは現在、まだ許昌市留置場に拘禁されている。

 許昌市魏都区七里店郷龐荘村の住民である龐さんは、人柄が正直で優しく、真面目に働き、人助けが好きである。北京の部隊から退役した後、北京に残り、アルバイトをしていた。そして、北京で法輪功を学び始めた龐さんは、仕事と生活上においても「真・善・忍」の教えに従い、より良い人になることを目指し、どこに行っても好評を博している。

 1999年7.20以降、新婚の龐さんは法輪功の無実を伝えるために、一人で天安門広場へ陳情に行った。そのため、警官に連行され、地元の許昌市留置場に3カ月間拘留され、本人と家族に大きなダメージを与えた。

 2015年5月、最高裁判所と最高検察庁は「案件は必ず立件し、告訴は必ず受理する」という通告を出した。龐さんはそれに応じて最高検察庁に法輪功迫害の首魁である江沢民を起訴する資料を送った。その後、何度も嫌がらせを受けた。

 2018年の冬、龐さんは地元東城区のあるコミュニティで法輪功の無実を伝えた時、管理会社の関係者に通報された。警官に許昌市拘置所まで連行され、15日間拘束された。

 2019年4月から、許昌市政治法律委員会、610弁公室は公安の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、派出所、事務所、コミュニティ、村の委員会などに指図し、地元の学習者に一連の迫害行動を行った。多くの学習者が嫌がらせを受け、家財を押収されて身柄を拘束された。龐さんもその1人だった。

 2019年5月中旬のある日の夕方、龐さんはアルバイト先から帰宅してすぐに、近くで見張っていた許昌市魏都区公安の国内安全保衛部門、五一路派出所の警官らに押し入られ、家財を押収された上に、市留置場に拘禁された。魏都区検察庁の鄭建業などは証拠を捏造し、龐さんを起訴した。

 同年10月、魏都区裁判所は市留置場の構内で龐さんに対して開廷し、援助の弁護士を手配した。龐さんは法廷で自ら無罪弁護をし、法輪功を学んで「真・善・忍」に従い、良い人になること目指すことは無罪で、魏都区裁判所こそ、法律の実施側として法律を犯し、良い人を迫害していると述べた。12月末、龐さんは懲役2年6カ月の不当な判決を宣告された。

 しかし、新型コロナウィルスの流行中で、刑務所側は龐さんの受け入れを拒否した。龐さんはいまだに許昌市留置場に拘禁されている。

 法輪功を学ぶことは家庭や社会に、大きな恵をもたらすのである。人々の道徳向上を導いていることは合法であり、表彰されるべきである。法輪功学習者が不当に連行されて、起訴、開廷されるべきではない。学習者が信念を貫き、法輪功の素晴らしさを伝え続けることは被害者の冤罪を晴らして正義と社会の良知を守り、憲法と法律に保護されるべきである。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2020/9/9/411579.html)
 
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