衆生済度を誰が行っているのか
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文/海外の大法弟子

 【明慧日本2020年9月15日】今日、私は中国人に向けて法輪功迫害の実態を伝えようと電話をしたところ、1人のおばさんに繋がりました。

 おばさんは、とても親切で正義感のある人でした。そこで私は「今、社会の混乱した現象は、すべて中国共産党(以下、中共)が私たちの幼い頃から一連の党文化を強制的に教え込ませてきたことによって引き起こされたことです。今の人々は神を信じなくなり、人々に善悪には報いがあると伝えても信じないし、自分の私利私欲のためなら、あえて悪いこともやってしまいます」と話しました。 おばさんは「はい、その通りです」と、納得した様子で相槌(あいづち)を打ちました。そして、私が「天安門焼身自殺事件」の不可解な点を話したところ、彼女は同意し、他のいろいろな話に言及した際にも、彼女は非常に納得してくれました。その後、中共の組織から脱退することを勧めると、おばさんは「共青団」から脱退しました。そして、法輪功迫害の実態を伝え、「法輪大法は素晴らしい」を覚えていてほしいとお願いすると、すべてを受け入れてくれました。その時私は、このおばさんは師父の親戚だ。師父がこのような方法でおばさんを救ってくださったのだと、すぐに分かりました。

 このことを本当に理解したとき、私の心は揺さぶられました。私は、私の存在や外見は、人間世界の理に符合しているに過ぎないことに気がつきました。神は顕現することができず、人間を通しておばさんを救うのです。 師が救われるべき人をあらゆる方法で私たちの前に連れて来られ、人間の言葉で法輪功迫害の実態を伝えられるように段取りをされているのに、私達がそれを行わなかったり、様々な人心の妨げでうまく出来なかったりするとしたら、それは罪を犯したことになるのです! 心の中でこれが本当に分かり、悟ったとき、本当に衝撃を受けました。なぜなら、人を救うことの深刻さと、うまく出来ないことの厳しさを、これまで、ずっと心の底から実感したことがなかったからです。

  師父は説法の中で、すでに明らかに示してくださいました。「師父の法身や、正の神、大法が世間で配置した巨大な場は、縁のある人、救い済度できる人を各種の環境を利用して、あなたの前に連れてきて、その人に真相を知る機会を提供しますが、皆さんがこのことを行なうべきであり、行なわなければ、それもいけないことです」[1] と説かれました。私はこの説法を何度も読んだことがあります。頭の中では知っていましたが、しかし、その衆生済度の厳しさや深刻さはあまり理解していませんでした。

 今日、おばさんとの電話を通して、ようやく衆生済度の厳しさや深刻さを理解できました。

 師父、ありがとうございました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法七』「米国首都法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/12/7/378135.html)
 
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