母親が子供を学校に送る途中で連行される
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 【明慧日本2020年1月10日】ハルビンの法輪功学習者・徐暁影さん(39歳)は2018年11月9日、子供を学校に送る途中、警官に連行され、不当に懲役4年の実刑判決と罰金1万元を科された。徐さんはハルビン市地方裁判所に控訴したが、2019年11月9日、二審は控訴を却下し、原判決を維持した。現在、徐さんは黒龍江省女子刑務所に移送され、拘禁されている。

 同じくハルビンの法輪功学習者・林金麗さんは2019年4月24日、子供を学校へ送る途中、警官に連行されて不当に開廷され、懲役4年の実刑判決を下された。林さんはすでにハルビン市地方裁判所に控訴した。

 1977年生まれの林金麗さんは、1998年から法輪功を学び始めた。林さんは人柄がよく、身内に対しても、友達や同僚、さらに見知らぬ人に対しても、いつも心優しく、常に人の為に考えていた。経済的に余裕がない状況の中で、林さんは夫を説得して自分達の家を売り払い、姑のために新しい家を買って、もっと広い家に住まわせた。

 2019年4月24日、子供を学校に送る途中、林さんは道外区黎華派出所の警官に連行され、不当に家宅捜索を受けた。ハルビン市黎華派出所の警官・張建恩は長い間、林さんの電話を盗聴し、林さんの住所を突き止めて黎華派出所の副所長に知らせ、副所長・張新州と警官・白は林さんの連行を実施した。

 5月5日、道外区検察庁は林さんに逮捕許可を下した。2019年8月28日、ハルビン市道外区裁判所は林さんに対して不当に法廷審問を行ない、2019年10月上旬に判決を下した。情報筋によると、林さんは懲役4年の実刑判決を言い渡された。判決が下された当日、林さんはハルビン市地方裁判所に控訴したという。

 林さんの娘(15)は、母親が不当に連行されて拘禁されたため、悲しくていつも涙を流している。夫は仕事が忙しく、子供の面倒も見なければならず、その上、いつも警官らの嫌がらせを受け、精神的に大きなダメージを受けている。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/5/396675.html)
 
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