父の解放直後 天津市の張希明さんにも不当判決が下る
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 【明慧日本2020年9月18日】天津市東麗区の法輪功学習者・張希明さんは2020年7月末に不当に開廷されてから、消息不明となった。検察庁は、当時懲役1年6カ月~2年の刑期を張さんに下そうとしていたが、家族は最近、裁判所から張さんはすでに懲役3年の不当判決を宣告されたと知らされた。そして、張さんはすでに控訴したという。

 張さんの父親・張子文さんは、2016年3月15日に軍糧城派出所の石所長、王副所長や警官ら十数人、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の私服警官2人に自宅に侵入され、身柄を拘束された。その後、懲役4年の不当判決を宣告され、2020年3月14日に解放された。

 張さん一家の3人は法輪功を学んでいた。十数年来、3人は何度も身柄を拘束されて家財を押収され、労働教養処分や不当判決を宣告されたことがある。2017年、張さんの母親・劉玉紅さんは、軍糧城の縁日で法輪功の無実を伝えたという理由で、東麗区裁判所に懲役1年3カ月を言い渡され、2018年10月に家に帰された。 

 2019年4月17日午前9時30分、東麗区支局の警官、国内安全保衛部門の私服警官、軍糧城派出所の警官ら十数人は希明さん宅に押し入り、家財を押収した上で希明さんと母親を連行した。当日午後5時に劉さんは解放されたが、希明さんは東麗区留置場に移送された。翌日午前、軍糧城派出所の警官2人が劉さんに希明さんの刑事拘置通知書を届けに来た。

 弁護士は4月25日に東麗区支局を訪ねて希明さんとの面会を求めたが、国内安全保衛部門の関係者に拒否された。弁護士は同月28日、豊年村留置場と検察庁にも行ったが、全て断られた。当日午後5時、弁護士は当直の者に法律意見書と劉さんから預かった検察官への手紙を渡した。

 4月29日、劉さんは検察庁にずっと電話をかけたが、出てくれなかった。30日、家族は弁護士の電話を受けると、すでに希明さんの逮捕状が発付されたと言われた。

 現在、希明さんは東麗区留置場に拘禁されている。弁護士は何度も裁判官に予定通りに開廷することを求めたが、いろんな理由で断られた。弁護士が最近、裁判官に連絡を取ると、この案件は懲役3年の判決になると言われた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/14/411773.html)
 
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