運命を変える宝物
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年9月20日】人が危険にさらされているときに事前に導いてくれれば、危機は平和に変わり、人生の前途に光明をもたらす、なんと幸運なことだろうか、私はこの非常に幸運な人です。

 私は、武道、気功、伝統文化が好きな普通の会社員です。中学校を途中でやめたため、漢文を勉強したことがありませんでした。また、経典を読むために本をいくつか購入したこともありましたが、それらを読むこともできませんでした。気功が好きだと知っている私に、同僚が法輪功を勧めてくれ「他にもいい本があるので後で見せてあげる」と言ってくれました。

 1995年11月18日、この日は私にとって忘れられない幸運な日で、同僚が貸してくれた本のタイトルは『轉法輪』でした。それは朝9時ごろのことでした。その本を手に取って読んでいくうちに好きになりました。本には、今までわからなかったことや問題点が多く取り上げられていました。特に宇宙の特性である、真、善、忍に従い、良い人であることが必要だという説明が明確でした。私は心の中でこれをしなければならない、そして「良い人になろう」と思いました。

 食事をとるとき以外は 同修の家で夜8時過ぎまで『轉法輪』を読んでいましたが、ときには会社から「仕事で問題が出たので対処してください」という連絡が来ましたが私は用事があると言って断りました。なぜかと言いますと「今日は絶対にこの本一冊を読み終えよう」と思っていたからです。人の本なので家へ持って帰ることはできず、痛めないように気を付けました。このようにして夜中までにこの本を読み終えることができました。心の中で、この本はなんて良い本なのだろうと思いました。

 翌日家に帰ったとき、私は悪い知らせで雷に打たれたようでした、家族は妻が浮気をしていたことを知りました。私は以前、他人に殴られた事があります。後先を考えない私は、復讐するために鉄の斧を持って探すような人でした。幸いなことに、その人は見つからなかったため大惨事を引き起こすことはありませんでした。結婚してちょうど1年でこのようなことに直面してとても苦しいのですが『轉法輪』の中の「忍び難がたきは忍びうる。行ない難きも行ないうる」をはっきり覚えており、心に復讐の念はありませんでした。私の妻の家族は離れて住んでおり、彼女の周りには親戚がいないため、離婚したら彼女はどうするのかと思いました。

 妻が夕方仕事から帰宅した後、彼女に言いました。「まずは離婚しない。明日の早朝、法輪功の煉功がある公園に『轉法輪』を持って来て欲しい。この本には、問題を解決するための最良の方法が記されている」

 夜が明け、妻と私は早めに公園に行き、法輪功の煉功場を見つけて、そこで、法輪功学習者から『轉法輪』をもらいにいきました。本は非常に少なかったため、最初に予約する必要があり、私たちはすぐに予約をしました。本が届いたのち妻にこの本をよく読むようにと伝え、次の日、私は職場に向かいました。私がもし一度も『轉法輪』を読んでいなかったら、私がそうしなかったことを妻はよく知っています。私は衝動的な性格なので、本当に何が起こるかわかりません。しかし、困難の直前に『轉法輪』を読むことができてとても幸運でした。 私の運命を完全に変え、他人に復讐したり傷つけたりすることなく、平和的に対処しました。私は妻が悪運を変えて私のように明るい人生の方向に進むことを望みました。そして、これらすべてが本当に信じられないことが存在し、それ以来、私と妻は修煉をはじめて法輪大法の明るい道に進んでいます。

 法輪大法を修煉して以来、師父の書籍『轉法輪』を学び続けると、私の性格も向上しました。 私が会社の出張で出かけると、会社は小さな中庭のついたホテルを借りてくれました。小さな中庭の北隅に蛇口がありますが、私たち労働者がここを利用し、残飯やゴミを皆んなが捨てます。 何人かの人がそこで排尿をしていました。数カ月後、排尿する人が多くなり、臭いが不快で、ホテル側も管理をしていませんでした。会社も掃除するように指示していませんでした。私が修煉していなかった場合は無視しますが、今は法輪大法を修煉をしています。 師父は真・善・忍に従って善人であるように私たちに要求されました。私はそれを管理すべきだと思いましたが、心の中で、誰も私を理解せず笑われるのではないかと不安でした。これは中国本土の環境の場合です。しかし、今は修煉をしており師父が言われたように私たちは良い人になります。 会社にはもう一人の大法弟子がいます。彼に自分の考えを伝えると彼は賛成し、ホテルからごみ収集車を借りて壁の隅を掃除しました。水道で徹底的に洗い流し、また鉄製のバケツをいくつか置いておいたら、残飯物がバケツに捨てられていました。養豚農家がそれを欲しがっていることを聞き労働者に伝えました。

 私は毎日煉功を終えた後、箒できれいに掃きます。誰かがごみを捨てると、他の人がせっかく綺麗にしているのだから汚すな、と注意をしてくれます。

 会社で10年以上働いていますが、大法を修煉する以前は、家で使えるようなものを会社から持ち帰っていました。修煉後は、会社から以前持ち帰ったものをお金に変えて会社に返却することにしました。しかし心の中はどきどきしており、 このように行うと、会社の上司はどう思うだろうか? よく考えた後、やはりお金を返すことに決めました。修煉をしている今は、師父が言われたことを実行する必要があります。 上司に自分の意図を説明し「以後は心を入れ替えます」と言って、お金を上司に渡しました。しかし、上司は、お金を受け取らず「あなたが変わればそれでいい」と言いました。私はどうしてもお金を渡したかったので上司は仕方なく受け取ってくれました。私は心から誠実でありたかったからです。

 私は修煉してから現在まで、とても健康です。注射や薬を投与したことはありません。それは、本当に心も身体も健康で道徳的な昇華です。私は何度か生命の脅威に遭遇しましたが、師父と大法の保護の下で、無事でした。現在、子供も大法の修煉をしていて、理想的な仕事を見つけました。

 この個人的な経験を書くにあたって、法輪大法は真の高徳と本当の佛法の修煉であることを人々に伝えたいと思います。共産党のプロパガンダを信じないで、善悪を区別して、邪党から脱退し、自分と家族のためにより良い未来を選んでください。

 慈悲で偉大なる師父に感謝致します!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/18/410588.html)
 
関連文章