【明慧日本2020年4月12日】私の伯父夫婦は武漢肺炎にかかり、症状は非常に重くて危険な状態にさらされていました。私は2人に誠心誠意に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じるように勧めました。そして生死の関門を乗り越えることができました。その後、ビデオチャットを通して法輪功を学び始め、今では完全に健康を取り戻しました。伯父は感動して涙を流しながら、「私の身体は生まれ変わったように甦りました。命を救って下さった、李先生に感謝申し上げます!」と言って、大変感激しました。この話は北米の法輪功学習者の張さんから聞いた話です。
以下は、これらの出来事の全過程をまとめ上げたものです。
伯父のやるせない気持ち
2020年の旧正月に、海外の一部のマスコミは武漢で肺炎ウイルスが発生の報道をしたため、私は武漢に住む伯父一家を心配して電話をかけ、食料品の備蓄を勧めて海外の報道を伝えました。その当時の伯父は「でっち上げを信じないように、武漢は何も起きていない」と言っていました。しかし旧暦の1月7日(西暦1月23日)のビデオチャットで私と連絡をとった時には、非常に弱々しくてやるせない様子に見えました。私に最後の別れをしているように感じ、非常にがっかりした様子で、「武漢の都市封鎖を発表するまで我々は何も知らされず、あちらこちらの食事会に参加し、都市封鎖された1月23日になって、自分と伯母は熱が出はじめた」と伯父は話しました。伯父夫婦は医者で、家で互いに解熱剤を注射していたが、1週間経っても治らず、状態はますます悪化し、喉が腫れて口内炎が酷く、熱が下がらないと訴えました。そして、伯父は「自分はもうすでに治療ができない、手遅れの状態にある」と言いました。
伯父の話を聞いて、私は「伯父さん、私はあなたの命を救える秘訣を知っています」と言うと、伯父は一瞬戸惑いながら、「秘訣とはなに?」と聞き返しました。「それは伯父さんに教えたことのある9文字の真言です」と言うと、伯父は怒った口調で、「こんな時にまたそんな話をして、それ以上話すとチャットを切る」と怒って言いました。
私は大学生の時から法輪大法の修煉を始めました。そして、中国共産党は法輪功を迫害し始め、私は学校を強制的に退学させられました。その後、第三国を経由して北米にたどり着きました。当時、伯父は信仰のためにすべてを放棄する私のことを理解できずにいました。伯父は共産党が良くないことも知っており、三退もしました。しかし、伯父に法輪大法の話をする度に、嫌がって受け入れてくれませんでした。
しかし、私は伯父のことが心配で電話を切らせないために、「いいでしょう。それなら友人が教えてくれたいい方法を教えるわ。それは大蒜(にんにく)を煮込んでその汁を飲んでください」と言うと、伯父は「分かった」と言ってチャットを切りました。翌日、伯父から電話がかかり、「試してみたが効き目はない、もう駄目だ!」と弱音を吐きました。
絶望のどん底から希望が生まれる
私は伯父の落ち込んでいる様子をみて、伯父に「私が長年法輪功を煉って、とても健康であることは、伯父さんもよく知っていますね。今の肺炎は治療薬がないことも伯父さんはよく知っているはずよ。武漢であれだけの多くの人が亡くなったでしょう。今は唯一この方法しかないの。伯父さんが金持ちになりたいと言われても私には何もできないし、官職に付きたいと言われても何もできません。しかし、命を救ってほしいと言われれば、私にはよい方法があります。伯父さんに試す気持ちがあるかどうかにかかっています」と説得し続けました。
伯父はしばらく考えてから、「では聞くが、法輪功を修煉してどんないいことがあったのか?」と聞かれ、私は「身体の健康を得ることができたわ」と言うと、伯父は「では、どうすればいいのか?」と聞いてきました。
私は「今から誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じることです。叫んでもいいし、声を出して唱和してもいいです。こうすることで効果が現れたら、また教えてください」と勧めると、伯父は分かったと言って電話を切りました。
当日の夜(中国では朝)、伯父から電話がかかり、「どうですか?」と尋ねると、伯父は「昨晩、念じてみた。発熱してからずっと睡眠不足でストレスがたまっていたが、昨晩は念じているうちに眠りについた。やっと寝れたので、効果があるように思う」と話してくれました。
誠心誠意で行なえば、奇跡を体験できる
伯父の誠心誠意なことをみて、私はさらに続けて話しました。「効果が現れたでしょう。伯父さんの状態を好転させるために、もう一つ良い方法があります。伯父さんが信じるかどうかですが」
伯父は慌てて言いました。「どんな方法なのか? その方法を早く言ってくれ」。「それは法輪功を煉ることです。なぜ、煉功すれば伯父さんの手助けになれるのか? 一つの道理を教えましょう。伯父さんは医者であり、今回のウイルスに対して特効薬がないということを知っています。東洋医学の見地から言えば、伯父さんはなぜウイルスに感染したのか、それは伯父さんの陽気が欠けており、陽気が足らなければ、正気も足らないということで体質が弱り、抵抗力がなければウイルスを滅することが出来ません。伝染病はよくない邪気であり、伯父さんの陽気を高めることが出来れば、この邪気を追い払い、抑え込むことができ、症状は改善されます」と説明しました。
私の話を聞いた伯父は「私はどうすればいいのか?」、「少し待ってください。法輪功の第一式の煉功動作のビデオを送ります。この第一式の功法は『この一式の動作の核心は即ち疏通展開で、エネルギーが詰まっているところを通じさせ、体内と皮膚の下のエネルギーを動かして強烈に運動させ、自動的に大量に宇宙の中のエネルギーを吸収して、修煉者をはじめから百脈が皆通じるようにさせます。この一式の動作を学んで煉る時、全身が熱くなり、エネルギー場の非常に強い特殊な感受を感じ、これは全身のあらゆるエネルギーの通道を展開疎通するからである』[1] と『大圓満法』に説かれています」と伝えました。
夜になって(中国では朝)、伯父から録音されたメッセージが届きました。「明明(私の名前)、私は治ったよ、すっかり良くなった。これは本当に奇跡だ! 一晩で熱が下がり、36.5度になった。完全に治ったよ。冷え切った脚はとても温くなり、今まで物を見る時はぼやけて見えていたのに、今は、はっきりと見えるようになった。身体は生まれ変わったように甦ったよ! 明明に感謝するよ。あれにも早く伝えるよ」
頑固な伯母も治った
伯母はかんしゃく持ちで、人の言うことを信じません。伯父が「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じ始めた時にも、伯母は一緒にやろうとしませんでした。伯母の病状は重くなって病院に搬送され、武漢肺炎と診断されました。
伯母は伯父が治ったのを見て、「本当に奇跡だよ!」と言って、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じ始めました。伯父は伯母に法輪功の煉功を教え、煉功したことで快方に向かい始めましたが、心から信じていなかったために、煉功も真面目にやろうとせず、煉功すると熱くなるから怖いと言うのです。
伯母には師父が自分の身体を浄化して下さっているのが分かりませんでした。伯母には「法輪功を煉ると熱が下がり、煉らなければ熱が高くなる状態が現れる」と伯父は私に言いました。その後、伯母は続けて煉功するようになり、回復して退院しました。
伯父は「この法輪功の功法を頑張って煉功し続けるよ。命を救って下さった李先生に、心から感謝申し上げます!」と言ってくれました。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『大圓満法』