武漢肺炎が引き起こした疫病への予測
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年3月26日】武漢肺炎(新型コロナウイルスが引き起こす肺炎)の疫病は、中国全土へ蔓延して、さらに全世界に蔓延していきました。私はこの疫病の発展の趨勢(すうせい)(※)について、及び旧勢力がこのことに対しての具体的な按排についても、自分の次元での考えを話したいと思います。

 旧勢力が按排した疫病を通して人を淘汰することは全部で3回です。SARS(重症急性呼吸器症候群)は第1回目です。武漢肺炎は第2回目です。第3回目はまだ来ていません。第1回目の規模がまだ大きくありませんでしたが、今回(第2回目)の規模は第1回目よりはるかに超えています。しかし、今回の疫病はまだ最後の徹底的な大淘汰ではありません。第3回目こそ、最大な人類の淘汰レベルの災難です。

 SARSの時、疫病は数か月間続きましたが、夏になると消えてしまいました。しかし、これはなくなったのではなく、隠れていただけです。今回の新型コロナウイルスはSARSの変異したウイルスで、さらに凶悪になり、もっと予防しにくくなっています。そして、今回の死亡人数も前回より多く、本当の数字は中国共産党により隠され定かではありません。今回の疫病の特徴は感染者が無症状で、潜伏期間が長いことです。これにより、旧勢力が決めた淘汰すべき人は漏れなく、すべてが感染します。次の淘汰が来た場合にはもっと酷く、ウイルスは命じられた兵士のように特定の時間に全方位に、すべての地域において同時に多発し、発症します。そして今回のものと違って感染過程が特定できず、感染者は1日か、2日か、またあるいは、数時間以内に死亡するので、如何なる予防策を施しても時すでに遅しで無駄であり、もちろん治療薬も間に合わないのです。

 旧勢力はなぜこのように按排するのでしょうか? 中国には「同じことを三度も繰り返してはならない」という言葉があります。実はこれはかなり高い次元を貫いている法理です。旧勢力もこの理に従います。旧勢力の口実は、第1回目が警告で、第2回目も警告です。もし、まだ世の人々が中国共産党をはっきりと認識できなければ、中国共産党と離れなければ、次の大淘汰がやって来る時、旧勢力は徹底的に人々を淘汰します。中国共産党は「4月末に今回の疫病が終わる」と言いましたが、実はこの話自体が旧勢力に操られて話した言葉です。だからこそ、実際の状況は恐らくその通りになります。今はまだ、全国で武漢のような状況が現れてないということも事実です。

 なぜこのようになるのでしょうか? この中に大変深い意味があります。旧勢力は多くの人を淘汰するために、いろいろと知恵を絞って考えました。今、武漢肺炎によって、多くの人は中国共産党の本質を認識できるようになり、共産党を次々と離れています。もしこの状況が続けば、共産党をしっかり認識できる人がもっと多くなっていき、共産党を離れる人もますます多くなっていきます。旧勢力はこの状況を止めるために、そしてこの機会を利用して淘汰すべき人を淘汰するためなのです。一方では、この疫病が早めに終わると按排して、同時に中国の宣伝機関を操って共産党の功績や恩恵を讃え、また厳密にネット封鎖を行なってきました。こうすれば、一部のすでに共産党の本質を認識した人達は、また洗脳されて再び共産党を信じてしまい、共産党の宣伝に従います。言い換えれば、このように、旧勢力がコントロールできる人が増えていき、次の疫病がやって来る時、人々はすでに選択するチャンスがなくなります。旧勢力は、「これは彼らが自分で選択したことで、すべての人は必ず自分の選択に責任を取るべきです」と言います。これが旧勢力の陰謀なのです。

 それと同時に、いわゆる大法弟子を試練する意味もあります。多くの同修は、時間に対して執着しています。今回の疫病が始まったばかりの時、一部の学習者は「今回は本当の終息になるでしょう」と思っていました。しかし、疫病の状況が一旦よい方向へ進展していき、表面上で正常な人間の生活に戻れば、この一部の学習者はガッカリして、正念と信念を見失って、邪に悟るかもしれません。このことが旧勢力にははっきりと見えています。

 ですから、私たちは如何なる形式や状況の変化に対しても心を動かすことなく、しっかりと三つのことを行なって、旧勢力と人を奪い合って戦います。最後の大淘汰は今回のような様相ではなく、時間的にもそう長くはないから、修煉者としては修煉を緩めることなくしっかりと行ない、油断しないように頑張って、世の人々をできるだけ多く救っていきましょう。

 (※)趨勢(すうせい:物事がこれからどうなってゆくかという、ありさま。なりゆき)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/9/402182.html)
 
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