ロンドンのトラファルガー広場 中国人留学生が三退
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 【明慧日本2020年9月24日】ロンドンのトラファルガー広場で9月5日、1年前に中国から来た留学生・許さんが法輪功学習者(以下、学習者)達に出会った。脱党センターのボランティアスタッフであるエドワードさんは、許さんに「英有縁」という仮名を付けてあげて、許さんはその場で中共から脱党した。学習者達は、イギリスで法輪功に出会い真実を理解して脱党した中国人が、美しい未来を選べる事を願っている。

'图1~2:二零二零年九月五日,法轮功学员在伦敦特拉法加广场(Trafalgar

9月5日、トラファルガー広場で市民達は陳情書に署名し、迫害停止を呼び掛ける活動を支援した

 自発的に署名し、学習者の迫害停止を呼びかける活動を支援

 活動が終わる前、イギリスに留学している中国人・許さんは自発的に迫害の実態の資料が置いてあるブースで署名した。そして、学習者のラシタさんと話し合った。ラシタさんは許さんに法輪功を修煉することによって、心身共に恩恵を受けた体験を語った。さらにイギリスの学習者・銘慧さんの中国にいる両親は学習者であり、両親が中国共産党(以下、中共)に長期に不法拘禁されている事について話した。法輪功は中共により21年にわたって迫害を受けていることも伝えた。これらの話を聞いた許さんは心を動かされ、学習者が行っている活動は本当に素晴らしいと思い、「ありがとう」と感謝した。

 真相を理解し、三退を決めた

 ラシタさんは隣にいた中国人学習者・エドワードさんに「天が中共を滅し、三退したら平安無事になる」ということを許さんに伝えるようアドバイスした。学習者は許さんに「中共が悪いのだと知っているのなら、なぜ中共と一緒にいなければならないのでしょうか? 脱退すればあなたとは関係がなくなるのです。彼らがやった全ての悪いことはあなたとは関係がなくなります」と言った。許さんは元々中共のことは好きではなく、脱退したかったと語った。真相を理解した許さんは、エドワードさんが勧める「英有縁」という仮名で中共共青団と少先隊を脱退した。

 エドワードさんは、仮名は「イギリスで出逢った縁という意味です」と言った。

 法輪功を誤解していたことが悔しい

 三退した後、許さんは2人の学習者と話し合って、さらに深く真相を理解したいと語った。許さんは、中国を出てから、中共が法輪功を弾圧し、誹謗中傷している事実を知った。さらに、法輪功の問題において、中共が中国人をひどく洗脳している事を理解した。許さんは中共による洗脳教育で法輪功を誤解していた事が悔しいと述べた。

 許さんは、「法輪功が誹謗中傷され迫害されている事実を、多くの中国人が黙認している姿を見たくありません。そのために何か行動を起こしたい」と語った。

 中共が悪だとはっきりと分かり、天が中共を滅することに期待

 「私は中共という組織に入ったことはありません。大学時代にニュースで、社会の不正を見ましたが、そのような悪質な犯罪を罰する法律がなく嫌だったのです。今は中共のことがよく分かりました。中共は最初から最後まで全て悪なのです」と許さんは言った。

 許さんは、イギリスに来てから多くの正しい情報に接しているので、中共が嘘や、偽りの手段で中国人を騙していることに気づいた。それはまるで悪魔なのだ。「最初に、真実の情報に接したときは、あえて信じませんでした。ずっと中国の国内にいたので、別に問題があると思いませんでした。『共産党がなければ、新しい中国はない』という言葉ばかり耳にしていたのです。しかし、国を出ると、中国で聞いたことがすべて間違っていたことに気づきました。その認識の違いは大きすぎます。中共がやったまるで信じられない行為に接した時、それは嘘だと思い、こんなに極悪な人がいるのかと疑いました」と許さんは述べた。それから、学習者の意見を聞いて、許さんは家に帰ってから『九評共産党』(共産党についての九つの論評)、『共産主義の最終目的』、『悪魔が世界を統治している』などの中共の本質を暴露する本を読むつもりだと言った。

 許さんは海外で真相を理解し目覚めるのは良いが、それは人に苦痛を感じさせると話す。なぜなら、中共の支配下では、良心の置き場がないからだという。学習者は、許さんが三退したので、善には善の報いがあり、悪には悪の報いがあるという事を伝え、仏法を迫害する中共は必ず天罰を受けると言った。

 許さんは学習者の話を聞いて「ありがとうございます。善には善の報いがあり、悪には悪の報いがあるという事を願っています。誰がこの悪魔達に罰を与えるのかと思っていました。神様が救って下さり、天が中共を滅するのだと分かっています」と言った。

 法輪功をより深く理解したい

 「学習者の皆さんはみんな優しく、情熱を持っている」と、許さんは話す。

 許さんは、法輪功にあまり詳しくないが、学習者達の集団煉功、平和的な座禅を尊重すると伝えた。さらに、法輪功が真・善・忍という基準で、良い人になれるようにと教えていることは知っているという。

 学習者は許さんに、法輪大法の真・善・忍という基準は人の道徳レベルを向上させることができ、人類にとってそれが苦難から抜け出す希望であると伝えた。許さんは「はい、ありがとうございます」と言った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/11/411668.html)
 
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