コロナ流行中 タクシー運転手の一日
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 【明慧日本2021年2月9日】私はタクシーの運転手です。武漢肺炎が流行中のある朝、大回りして車を走らせても、一人も乗らなかったので、家に帰ろうとしました。その時、携帯に乗客からの要請が入り迎えに行きました。

 しばらくして、その乗客から電話で、「熱がありますが乗ってもいいですか」と聞かれました。最近武漢肺炎の流行が深刻で、皆は熱がある乗客を乗せることを恐れています。私はすこし躊躇してから、「乗ってもいいですよ」と言いました。

 向かっている途中、心の中で葛藤しました。「万が一彼が武漢肺炎に感染していたらどうしよう。でも自分は大法弟子であり、師父のご加護があるので、疫病を恐れることはない、この乗客を乗せるべきだ」と思いました。しかし他の乗客に影響がないかと、いろいろと考えましたが、最後にはやはり迎えに行きました。

 この乗客は車に乗ると、咳をして熱もあり、すこし心配しました。しかし、これは真相を伝える良い機会であり、縁がある人だと思いました。

 この乗客はすぐ私に感謝の気持ちを伝えました。私は単刀直入に「三退して無事になる話を聞いたことがありますか」と彼に聞きました。彼は「ないです」と答えたので、三退とは加入した共産党員、団員、隊員から脱退することだと伝え、彼に三退を勧めると「お願いします」と返事をしました。

 また彼に、法輪大法のことや「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じると、身体に良いことも伝えました。「天安門焼身自殺事件」は偽りであり、法輪大法は世界中に広がっていることを伝えたら、彼はとても賛同しました。

 私は彼に手作りのお守り(上に九文字の真言が書かれている)を渡し、彼に親戚や友達にもシェアすることを提案しました。「仮名でもいいので三退すれば平安になり、自分も徳を積むことになります。そうすると親戚や友達も救われます。費用も掛からないし、とても良いことです」と言いました。彼は「分かりました。ありがとうございました」と言いました。

 その後、ほかの乗客を拾いました。前の乗客が万が一感染者であれば、次の乗客を危険に陥れることになるので、まず車内を消毒しました。しかし消毒より真相を伝えたほうが効果が良いと思いました。なぜなら法輪功迫害の実態がわかり、心から「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を唱えれば、疫病から遠ざかることが出来るからです。

 乗客が車に乗り、挨拶をした後、彼に「三退の事を聞いたことがありますか」と尋ねました。彼は共産党員で、「党員になるのは生活の為であり、庶民だけでなく、政府の役人にも共産党を信じる人はいないでしょう」と言いました。私は彼に、仮名を付けて三退を勧めました。「三退すれば神が加護してくださり、災難や疫病が遠ざかるので、費用もかかりません。真相が分かって、平安無事になるので、どれだけいいことでしょう」と伝えました。彼は党から脱退しました。この過程で、マイナスな考えも出ましたが、すぐ警戒し、「この考えは私ではない、いらない」と思いました。

 しばらくして、今度は3人家族を拾いました。どうやって話し掛けたらいいか、師父に知恵を下さるようお願いしました。「今はロックダウンしており、武漢肺炎があまりにも深刻で、政府は隠蔽し報道せず、真実を語る8人の医者を逮捕し、偽りだと中傷しました。また人から人へは感染しない等の嘘を言い、『文化大革命』、『天安門焼身自殺』のように多くの中国人を騙しました」と言いました。彼らは賛同しました。また彼らに三退すれば平安無事になることも伝えました。「神は人心を見ておられるので、心から同意すれば福報がもたらされます」と言いました。彼らは同意しました。

 家に戻る途中にまた1人の乗客を拾い、彼にも真相を伝えると、三退しました。 

 この日は一番嬉しい日でした。車に乗った全ての乗客に真相を伝え、皆が救われました。毎日今日と同じようになれば、どれだけ素晴らしいでしょう。

 あまり書きたくありませんでしたが、その日の夜に夢を見ました。夢の中では中学校で、皆はテストを受けています。自分は分からない為、まだ何も書いていませんでした。その後違う一幕が現れ、「やるだけやりなさい」と言われ、すぐ出来るようになりました。これは師父の啓示であり、それを書き出すように促しておられ、また自分をしっかり修めると同時に早く衆生を救うように励ましてくださっていたのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/5/419236.html)
 
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