【明慧日本2021年8月11日】(吉林省=明慧記者)吉林省琿春市の障害がある張俊玲さん(62)は、法輪功を学び良い人を目指しているとして、6月9日にPCR検査を受けさせられた後、車椅子のまま延吉留置場に拘禁された。情報筋によると、8月初旬に張さんは車椅子に乗せられ吉林省女子刑務所に移送されたことが分かった。
現在、刑務所側は家族との面会を禁止しているため、家族は張さんの健康状況を心配しており、非常に気がかりだという。
張俊玲さん |
張さんは再び懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡された。
張さんは22歳のとき、交通事故で左足のスネから切断し、三級障害者と認定された。 2007年に乳がんを患い、右胸を摘出したほか、十数種の病気を患っていた。人生の一番苦しい時に、法輪功に出会い、長年の病気が消えて健康になった。
2019年の旧正月の時、張さんは法輪功の素晴らしさを人々に知ってもらいたく、法輪功の掲示物を貼り付けたとして、地元公安局、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に尾行され、15日間身柄を拘束された。
同年6月10日、数人の身元不明の者たちが張さんの自宅に行き、張さんに法輪功の関連書籍はどこから手に入れたのかを聞いた。そして、法輪功を放棄する保証書と他の資料にサインを強要したが、張さんは拒否した。
2019年9月26日、吉林省延辺州龍井裁判所は張さんに対して裁判を行い、わずか30分も経たないうちに有罪判決を下した。張さんの健康状態が良くないため、執行猶予になった。
しかし、今年の6月9日、張さんはPCR検査を受けさせられた後、車椅子のまま延吉留置場に拘禁された。さらに懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)