湯陰県中学校教師・王朝傑さんは、懲役7年を宣告された
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 【明慧日本2024年4月4日】河南省安陽市湯陰県(とういん-けん)第一中学校の教師で、法輪功学習者・王朝杰さん(37歳)は、法輪功迫害の実態を語ったとして、2022年6月、警官らに不当に連行された。その後、安陽市裁判所によって懲役7年を宣告され、2023年7月1日に、新密市刑務所に移送されて拘禁され続けているという。

 王さんは、遼寧省建昌県の出身で、河南省湯陰県第一中学の教師である。法輪功迫害の実態を語ったとして誰かに通報され、2022年3月14日に学校の校門口で、安陽市文峰区公安局の国内安全保衛部門(以下、国保)の警官らに連行され、そして家宅捜索を受けた。王さんは洗脳施設に拘束され、同年4月1日に保釈された。

 王さんは家に戻った後、不当に停職処分を受け、家で通知を待つよう指示された。 

 その後、国保の警官らは王さんとその家族を頻繁に妨害した。2022年5月18日と19日に、国保大隊の警官・李文卓が2度にわたり王さんの家族に電話をし、王さんを文峰支局に呼び出して事情聴取に行くよう要求し、王さんの正常な生活と仕事を妨げた。

 2022年6月1日の朝8時、国保の警官男女6人が、王さんの家に押しかけ、不当に王さんに事情聴取し、最後に公職を脅して記録にサインするよう要求した。

 2022年6月10日の午前、国保隊長と副隊長及び警官数人が、湯陰第一中学の主任事務室に王さんを尋問しに行った。王さんは事情聴取の書類にサインすることを拒否した。その後、3人の警官が再び王さんの家に押し入り、収監の手続きをしにきた。誰もドアを開けなかったため、警官らは鍵職人を呼んできたが、最終的にはドアを開けることができなかった。

 2022年6月16日、王さんは再び国保の警官に連行され、安陽市留置場に拘束された。同年11月、王さんは安陽市裁判所に陷され、法廷審理段階に入ったことが伝えられた。

 最近、安陽市裁判所が2023年、王さんに不当判決を下し、懲役7年と5万元(約100万円)の罰金を科したことが判明した。裁判所は直接、王さんの公積金から違法な罰金を差し押さえ、不足の部分を家族に請求した。王さんは、2023年7月1日に鄭州新密市刑務所に連行され、現在、9号監獄区に拘禁されている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/1/474780.html)
 
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