フィンランドの「ヘルシンキ・デー」で人々は法輪功を学ぶ
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 明慧日本2024年6月26日】6月12日はフィンランドの首都第65回目の「ヘルシンキデー」である。人々はこの日を祝うため、ヘルシンキ中心部のエスプラナディン・プイスト公園に集まった。 地元の法輪功学習者(以下、学習者)もこの機会に、フィンランドの人々に法輪大法を紹介した。

 学習者は、「法輪大法は素晴らしい」と印刷された黄色いTシャツを着て、法輪功の五式の功法を実演し、リーフレットを通行人に配った。 通行人の中には、学習者に親指を立てる人もいれば、中共の法輪功迫害に反対して、迫害の停止を呼びかける嘆願書に署名した人もいた。

 学習者たちは沿道にパネル資料を設置し、1992年から1999年にかけて中国で法輪大法が広く伝わった盛況さと、中国政府から授与された表彰状を展示するとともに、1999年7月20日以降、中国共産党(以下、中共)前首魁の江沢民が嫉妬から、学習者に対する残酷な迫害を発動したことも人々に伝えた。

'图1:二零二四年六月十二日,赫尔辛基市中心埃斯普拉纳迪公园(Esplanadin puisto)路过人们与学员交谈,想了解更多关于法轮功的讯息。'
6月12日、ヘルシンキ中心部のエスプラナディン・プイス公演で行われた活動
 

'图2:法轮功学员向路人讲解<span class='voca' kid='62'>真相</span>展板上的照片。'
パネル資料の写真について通行人に説明する学習者

'图3~9:人们纷纷签名支持法轮功学员反迫害。'
学習者の反迫害活動を支持し、迫害の停止を呼びかける嘆願書に署名する通行人

 フィンランドの国民「この重要な情報を共有できるのは素晴らしいことです!」

 サーパさんは、「この重要な情報を、フィンランドで共有できるのは素晴らしいことです! あなたたちに感謝します」と言った。

 マーカスさんはテントに貼られた「人権のための署名」を見てすぐに賛同の署名をし、 中共による生体臓器狩りの犯罪行為を知っていると言った。 「このような情報を聞くと、中共のやっていることは理不尽だと感じます。私は中共は好きではありません。中国国民に公民的自由、国家としての自由を与えてほしい、私は自由な世界を見たいのです」と語った。 

 「ヘルシンキ・デー」に合わせて出かけたイギリス人のリンダさんは、「真理、愛とその他の美徳は、物質よりも強力です。なぜなら中共は無神論を唱え、彼らは人々がスピリチュアルなことに言及することを恐れ、彼らの言う物質主義に影響を与えることを恐れています。 実際には、人にはそれぞれ異なる考えを持っており、その考えを抹殺し抑圧することはできません。 どうか大切な仕事を続けてください」と学習者に話した。 彼女は立ち去る際、2枚の資料を手に取り、1枚は自分用に、もう1枚は子供に読ませると言った。

 ヘンリーさんは法輪功について何度も聞いており、法輪功を支持するために何度も署名している。 彼自身は普段から座禅やヨガを好んで行っている。 彼は、多くの物事は人間によって行われているのではなく、裏で邪悪な何か、人間の目には見えない何かによって操られているのだと話した。 業(罪業)の存在、輪廻転生、因果応報を信じている彼は、疫病や悪天候など、多くの災害が天からの警告であることを理解しているという。

 インド系男性「私たちはお互いに支え合う必要がある」

 サービス業で働くインド系男性は、署名したあと学習者との歓談でこう語った。「アメリカ人であれ、オーストラリア人であれ、イギリス人であれ、他のヨーロッパ諸国出身者であれ、私たちは同じ世界に生きているのだから、たとえ肌の色が違っても、みんなが一緒になって支え合う必要があります。 そうしなければ、世界はどれほど悪くなってしまうことでしょう。これはとても重要なことです」

 彼は、学習者が世界各地でさまざまな活動を通じて、人々に中共の残虐な人権迫害に関心を寄せるように呼びかけていることを知っているという。 彼は、「アメリカやイタリアのような他国と比べると、中共は独裁政権であり、良い政府ではなく、中共は異なる運営システムを持っていることを残念に思います。 例えば、伝染病の時、中共は中国国民に対して非常に無責任だったからです」と語った。

 引退した芸術家「法輪功学習者の絶え間ない努力を支え続けたい」

 引退したアーティストのサーパさんは夫のハリさんとともに、2021年にヘルシンキ中心部のガレリア・アルバート9世で開催された学習者主催の「真善忍国際美術展」を訪れており、そこで黄色い服を着た学習者を見かけて話しをしたことがあると言った。

 87歳のサーパさんは、いろいろなことを見たり経験したりしてきた。彼女は周囲で起きていることを非常に残念に思っている。 人々の道徳が滑落し続け、本当に急速に悪化しているという。 同時に、彼女は中国の人権をとても心配しており、学習者の絶え間ない努力を支え続けけることがとても重要だと思い、だから学習者と交流したと話した。

 中国に4回渡航しているハリさんは、学習者からチラシを受け取り、躊躇することなく学習者の活動を支持して署名をした。彼は中国での体験を共有してくれた。「中国ではブロックされたニュースを見るためには、ネット封鎖を突破するソフト(VPN)が必要で、グーグルはまともに使えません。中国は民主的な社会ではないので、ニュースは透明性がなく、中国人にとって良い状況ではないのです」。彼は、中国人が中国と中共の違いを見分けるのが難しい理由をよく理解しているという。

 また、中共は法輪功を迫害しているだけでなく、一部の少数民族も標的にしているという。 彼はチベット人の状況を心配しており、「チベットのラサを訪れたいと思っています」と話した。

 「ヘルシンキのカンピ地区で、学習者が反迫害の署名活動をしているのをよく見かけます」と話したフィンランドのある市民は、「EUは団結して中共の犯罪を非難し、迫害を共に止める必要があります」と固い口調で学習者に語った。

 グループ煉功に参加、「心の平和を感じとても素晴らしいです」

 ユッカさんは、沿道で1992年以来法輪功が中国から世界に広まった様子や、大きな講堂で李洪志先生が修煉者に指導している様子、中国の広場で老若男女が集団で煉功している様子など、法輪功の歴史を伝えるパネル写真に目を通した。そして「私はある展覧会で功法を習ったことがあり、また屋外の公園でも2回ほど皆さんと一緒に煉功をしました。雑然とした思考が止まり、内心が平静となって、とても素晴らしく感じました」と語った。

 今、北欧では一年で一番いい季節で、フィンランドの学習者たちはヘスペリアンプイストで毎週煉功をしている。学習者は機会があれば、一緒に煉功することをユッカさんに提案した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/6/23/478964.html)
 
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