黒竜江省:ハルビン呼蘭区の裁判所 法輪功修煉者に不当裁判
■ 印刷版
 

  【明慧日本2012年8月26日】黒竜江省に在住の法輪功修煉者・張慶生さんは家族3人とも、法輪功を学んでいるという理由で何度も拘禁され、家宅捜索を受けた。張さんの妻・孫玉華さんが迫害されて他界した後、娘の張慧さん(18)も労働教養所に拘禁された。そして、張さんは懲役3年の不当判決を言い渡され、呼蘭刑務所に拘禁された。

 2011年10月18日午前12時、張さんは自宅前で、松北公安局・楽業派出所の警官らに連行され、娘は午後2時に職場で楽業派出所の警官らに連行された。午後5時、張さんは家宅捜索を受け、現金5万元(約70万円)、パソコン2台、プリンタ2台、携帯電話10数台などが没収された。張さんはハルビン市第一留置場に拘禁されている。

 7月31日、ハルビン呼蘭区法院(裁判所)で張さんに対する裁判が行われるにあたって、法院の周りにたくさんの警官が配備されていた。

 午前9時前後、目隠しの頭巾をかぶせられた法輪功修煉者・張慶生さん、楊秀英さん、文淑範さんが連れられて来た。20数人の家族が傍聴していたが、傍聴席に私服警官もおり、撮影カメラも設置されていた。

 裁判長は回避する権利があると伝え、張さんは呼蘭区法院に回避を要求した。張さんは松北区に在住しており、松北公安局に連行され、松北検察庁に移送された。しかし、2カ月後に呼蘭区法院で裁判を行うこととなった。しかし、張さんが依頼した弁護士が調査したところ、弁護士は裁判を行うための手続きを経ていないとして、呼蘭区法院への回避を要求した。

 また、書記が法院の関係者ではなく、警官であることはおかしいと弁護士が指摘したところ、裁判長は地区によって違うと言い訳をした。結局、開廷して20分後、後日にまた開廷することになった。

 家族は裏門で法輪功修煉者を待ちながら、「法輪大法はすばらしい、法輪功修煉者は家に帰るべきだ」と言っていた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/4/261139.html)
 
関連文章