転んだ後に立ち上がり、大法修煉に戻った喜び(二)
■ 印刷版
 

文/湖北省の大法弟子

 【明慧日本2012930日】三退を勧める過程で妨害もあります。2009年のある日の早朝、私が店内にいた時、自宅の階下に住んでいる人がやって来ました。その人は、我が家のトイレの水がその人の部屋に漏れていると言いました。この住宅は新しいので漏れるはずがなく、私は驚きました。私は「本当に漏れているのならば修理します。安心してください」と言いながら、法輪功の真相資料を一部渡しました。その時、私の夫が慌てて割り込み、怒りながら叫びました。「お前はまだこんなことをやっているのか? 民生委員が俺を呼び出して、誰かがお前のことを通報したと言っている。区内の610弁公室が、お前を洗脳班に送り込もうとしていると教えてくれた」と言いながら、真相資料を奪って引き裂きました。

 私はこのを聞いても、恐れを感じることなく、落ち着いて次のように考えました。「私は動じてはならない。これは幻像であり、心性を守って迫害されないようにしなければならない。動じたら必ず妨害される」そこで急に、部屋の水漏れの件を思い出しました。私は、この事件と水漏れの件は関係があると思いました。真相を伝えることで問題が発生したならば、きっと真相を伝える時の心理状態と関係があるのだと思いました。

 真相を伝える際の一思一念を振り返ってみて、問題を発見しました。実は、知らない人に資料を渡す時「この人は通報しないだろう」と考える良くない念がありました。当時、この念が間違っているとは思ってもみず、なおさらこの念を滅するなどとは思ってもみませんでした。しかし、月日が経つにつれ、この念が本当にトラブルを引き起こしてしまいました。私は漏れがあることにやっと気づき、心も落ち着きました。

 旧勢力が私の隙に付け入ったのであれば、私は心を正して対処すればよいのです。私は「この件を無視して、やるべきことを普段通りやるべきだ」と思いました。師父に正念を授けていただき、自分はとても高大で比類がないと感じ、邪悪は何者でもないと考えました。しかし、母は大変心配して「私がいつか迫害されるのでは?」と恐れていました。「安心してください。彼らは私に何もできないし、人が神を動かせると思いますか?」と私は微笑みながら母に言いました。結局この件は未解決のまま棚上げとなり、水漏れの話も消えてしまいました。「本当に正道によって修煉すれば、誰もあなたを勝手に傷つけたりすることはできません。それにわたしの法身に守られているので、何の危険も起こらないのです」(『転法輪』第三講「師は学習者に何を与えたのか」)と師父がおっしゃっている通りです。

 去年、同修・甲さん不当に連行されて、洗脳班で迫害されました。甲さんは修煉を怠っていたため、邪に悟ってしまい、普段よく連絡している同修の名前を警官に告げました。私も甲さんとよく連絡をとり、同じグループで学法し、甲さんからよく資料をもらっていました。私は甲さんのことを聞いても、何の念も起きませんでした。結局、邪悪も私のところまでは来ませんでした。しかし、邪悪は絶えず幻像を作って、私の心を動じさせようと、いろいろと企みました。たとえば家族に「私を洗脳班に送る」と言いました。事情を知っている同修と家族は「どこか他所に行って避難したほうがいい」と言いましたが、私は師父の按排した道だけを歩み「洗脳班と私は関係ない」と思い、私は怖がりませんでした。

 あの数日間、師父のある説法が私の念中にありました。「ところが偉大な修煉者とは、すなわち、重大な試練の中にあって自我を放下し、さらに一切の常人の考えを放下できる人です 」(『精進要旨二』「位置」)師父が啓示して下さっているのだと分かりました。必ず全ての常人の考えを捨てて、初めて邪悪の迫害を破り、旧勢力の按排を否定できるのです。ここで急に師父の説法を思い出しました。「一部の人が練功する時、心が正しくないので、それの考え方にかなってしまい、するとそれが教えにやってきます。「一正が百邪を圧する」と言うように、求めさえしなければ、誰もあなたを動かすことができません。邪念を起こして、良くないものを追求すれば、それが助けに来て、あなたの修煉が魔道に入り込んでしまうという問題が起きます」(『転法輪』第五講「邪法を練る」)これは師父が「妨害を排除する方法を教えて下さったのだ」と思いました。私はすぐに自分の思想をしっかりと捉え、邪念を起こさず、邪悪に妨害されないで、平常通りに三つのことを行いました。

 その後、「甲さんが私のことを通報したよ」と誰かが教えてくれました。しかし、私は裏切られても恐ろしくありませんでした。私は「私がやっている事は全宇宙の中で最も正しく、最も良いことであり、誰かが大法弟子を迫害すれば、その人が罪を犯すことになる」と思いました。以前、同修が迫害されるのを母は見ていたので、私のことをずっと心配していました。私は「大丈夫ですよ。心配しないでください」と言いました。母は「ええ、もう一度信じます。もしこれから半年、何事もなければ、師父が保護して下さっていると信じますよ」と言いました。そしてすでに1年が過ぎ去り、何事もなく、母も大法の威力を感じて、私のことに干渉しなくなりました。

 私はこの2度の難関を突破して、「大法弟子は100パーセント師父と法を信じ、大法の要求に従えば、すべての難関を乗り越えることができる」と分かりました。

 最近の出来事ですが、ある日、女性が私の店に買い物に来たので、私は「『三退』のことをご存じですか?」と聞きました。すると、その女性は「知りません」と答えました。そこで、私は真相資料の小冊子を渡しました。彼女が真相資料を読んでいると、突然、外でパトカーが止まり、3人の私服警官が降りて来ました。彼女はそれに気付かず、うつむいて資料を読んでいました。私は「今すぐ彼女に資料をしまわせなければ、邪悪が彼女を迫害するのを認めることになるのではないかそのうえ、彼女自身救い済度することにも影響する。私は最も正しいことをしており、誰も私を妨害することはできない」と思いました。

 私は静かに入口を見つめていました。頭の中は空白でした。この時、彼女は急に入口を見て、素早く資料をかばんに入れました。3人の警官は店内を見て、すぐに帰って行きました。彼女は私が落ち着いているのを見て、恐れずに30分程真相を聞きました。夜、私が帰宅する途中、あのパトカーが自宅近くのホテルの前に止まっているのを見ました。もちろん、警官はホテルに用事があり、ただ旧勢力に利用された警官が私に幻像を見せ、邪魔しに来たのだと思いました。

 私はこれまで何回かの難関を乗り越え、「大法弟子として師父の按排された道を歩むとき、必ず正しい心で対処し、トラブルはすべて自分の心が正しくないために招いたことだ」と悟りました。修煉者はいかなることに直面しても、正しい念、正しい行いをすれば、誰も動じることはありません。今の私は、自分の修煉の道を歩めば歩むほど広くなり、明るくなりました。正々堂々と真相を伝え、正々堂々と人を救い済度します。修煉の中で、私はまだまだたくさんの人心があります。たとえば顕示心、歓喜心、安逸心などです。これからは、これらの人心を放下し、純粋な心で衆生を救い済度したいと思います。私は精進に精進を重ね、師父に対して、今回修煉のチャンスを与えてくださったご恩に報いるしかありません。

 これは初めての投稿ですが、私の修煉の総括と回顧でもあります。ここで、師父に試験の答案を提出し、同修と交流し、切磋琢磨できればと思います。不足の部分は、同修の慈悲なるご指摘をお願いいたします。

 (完)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/25/261980.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2012/9/7/135320.html)
 
関連文章