明慧法会|ある警官の修煉の歩み(一)
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文/中国の大法弟子 純心

 尊敬なる師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 法輪大法を得て16年間の歩みを記録して、師父と同修に報告したいと思います。

 一、修煉する前の苦しみ

 私は1995年5月に大法と縁を結んで修煉に入りました。当時、私は現役の警官で、家庭と学校の教育により、私は誠実かつ正直で、勉強好きの青年に育ちました。私は勤勉に仕事をし、職務に忠実で、多くの褒賞を得て「優秀警官」の勲章ももらいました。警察内部で警官の違法案件が発生すれば、私はいつも調査チームに選ばれました。調査の中で、私は公正公平を基準にして取り調べをし、賄賂を受けずに、忠実に事実に基づいて調査レポートを書きました。そのため、処罰を受けた警官は私に恨みを持って、5~10万元の懸賞金をかけて、私を殺せる人を探すと言いふらしていました。

 20数年来、私は一生懸命に働いたあげく、健康を損ねて多くの病にかかりました。突発性頭痛の症状は、いつ発病するかが分からなくて、ひどい時は脳の中をニワトリのくちばしに啄ばまれているようで、いても立ってもいられませんでした。鎮痛剤を最初の半粒、1粒から、最後には5粒は飲まないと痛みが治まらない状態にまで至りました。また、歩く時に突然力がなくなる現象も起きて、水溜まりの中に倒れたり、溝に落ちたりして、数秒後、また意識が回復しました。漢方医、西洋医学の各科の専門家は、それぞれ異なる所見があり、私は入院したり、薬も多く飲んだりしましたが、ずっと好転しませんでした。立つと横になりたく感じ、横たわったらまた立とうと思いました。食事の時も、食べたい時は食べることができますが、食べたくない時は、無理に口に入れてもすぐに全部吐き出されました。もう自分の命は尽きようとしていると思いました。

 絶望したあげく、私は死神の接近を感じたので、妻に遺書を残しました。「申し訳ない。私はすでに人生の果てまで来たので、いつ倒れてもおかしくない状態だ。上の子は高校生、下の子は中学生、私も死にたくないが、生きていく勇気がない。二人の子供を大きく育て上げてください」妻は泣きながら「今の医学はこんなに発達していて、生きてさえすれば、きっとあなたの病気を治す方法が見つかります。あなた、私達の気持ちを考えなくても、親の気持ちを考えてみてください。あなたはとても親孝行の人なので、親を残して先に行くのですか」と言いました。

 妻の言葉は頭上に落ちた雷のように私の目を覚まさせました。そうですね、親孝行のためだけでも、私は生きていかないといけません。あの時から、私は多くの仏教、道教、易経の本を買って、中から病気を治せる方法を探しました。名山、聖地、仏陀の寺と道教の道観をたくさん尋ねても、生命の真の意味は見つからず、絶望に陥りました。生き延びることは難しいですが、死ぬこともできなくて、当時の私は本当に「生きた死人」のようでした。

 二、『転法輪』に出会い、生老病死の因縁を悟る

 1995年5月は私の人生の転換期で、一生忘れることはできません。友人の娘婿は我が家に来て、本棚にあるたくさんの仏教、道教、易経の本を見て、「おじさん、仏家と道家が好きなのですか」と聞きました。私は「あくまでも、生きていくための活路を探しているだけだ」と言いました。彼は「私が持っている『転法輪』を、おじさんはきっと好きだと思います。今までおじさんがきっと触れたこともない最上の仏法です」と言いました。それで、私は彼に『転法輪』を借りて、その晩から読み始めました。

 『転法輪』を開くと、師父の写真が目に入りました。「師父はこんなに若のですね」と私は思って、この方はとてもすごい人だと思いましたが、どうしてすごいのか、理由を言い出せませんでした。私は一晩かけてその本を読み終えて、ずっと探していた道を探し当てた気がしました。宇宙の真相とは、つまり真・善・忍こそ最高の仏法で、真・善・忍の法理を得るために、まず根本的に常人の考え方を変えなければなりません。以前私が学んだ佛、道はみな低い次元のもので、戒めの中で得た表面のものに過ぎません。

 『転法輪』を2回目読み終わった後、私の病気は代々作った業力だと分かりました。私は内心から師父に、「私は修煉をしたいです。元の世界に帰りたいです」と言いました。半月後、友人の娘婿は私のために北京から『転法輪』と『転法輪(巻二)』、壁に飾る師父の写真、煉功音楽のテープなどを持って帰ってきてくれました。それから、仕事以外の時間に私は学法して、1週間後、自分の煉功動作が正しくないと思って、暑い日に私は往復100キロを移動して彼の家に行き、5式の功法を学びました。

 学法するにつれて、私はたばこを止めようと思い始めました。しかし36年間喫煙してきた私は、過去20数回もたばこを止める努力をしましたが全て失敗して、妻もたばこを買うお金をくれないなど、いろいろな方法を使いましたが、役に立ちませんでした。大法を学んだ後、体を浄化しないといけないという理が分かり、私はたばこを止める決心をしました。それから今まで、10数年が経ちましたが、私は本当に一本も吸っていません。36年喫煙し続けた私は、非常に不思議にも、たばこを止めました。

 (続く)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/7/249453.html)
 
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