観念を変えて、大法に同化する(一)
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文/中国の大法弟子 芳茗

 【明慧日本2012年10月6日】私は2008年に大法の修煉を始めた新しい学習者です。最近のいくつかの出来事を通じて、観念を変えて大法に同化する面で体得したことを書き出して、同修のみなさんと分かち合いたいと思います。

 一、有給休暇を取る

 年末になりましたが、私は有給休暇をまだ使っていませんでした。年末には家で大法を実証することを多くやりたいので、私は上司に休暇を申請しようと考えていました。しかし私たちの部署は最近大きなプロジェクトを請け負い、大半の同僚は残業までして忙しくしています。また、大半の同僚はまだ自分の休暇を使っていません。このような状況下で、私は休暇を取るべきでしょうか? 普段、上司は私に対して優しくしてくれますが、私が休暇を取れば、上司が困るのではないでしょうか? その上、大法弟子は常人の仕事をしっかりするべきで、休暇を取ると、常人の中で良い人になるという法理に反することにならないだろうかと、私はいろいろ迷いました。

 同修と交流すると、同修は「今は法を正す時期で、衆生を救い済度して大法を実証することが第一位のことです。有給休暇を取るのは従業員の正当な権利で、人の情に惑わされないように」と言ってくれました。

 同修の言葉にうたれて、明日、休暇を取ろうと心に決めました。しかしその一念はやはり少し揺れていました。夜、発正念をする時、師父が『精進要旨』の「根を掘る」で説かれた「一部の人は心が大法を護るところにあるのではなく、人類社会の何らかのものを護るところにあります。あなたがもし常人であるならば、わたしは反対しませんし、人類社会を守る良い人になることはもちろん良いことです。しかし、あなたは今や修煉者で、どういう基点に立って大法に対処しているのか、これは根本的な問題で、まさに、わたしが皆さんに指摘しておきたい問題でもあるのです。皆さんの修煉の中で、わたしはあらゆる方法で皆さんのすべての心をさらけ出し、根元からそれを掘り出して取り除きます」を突然思い出しました。そうですね、ここ数日、私はやはり常人の理に立って、常人の理を守ろうとして、常人の中の良い人になろうとして、法を正す時期の大法弟子の基点で問題を見ていませんでした。この休暇に私はどれだけ大法のことを行うことができ、どれだけの人を救うことができるだろうか。大法弟子にとって時間はどれほど大切かと考えなおしました。

 法理が分かって、観念が変われば、心はぐっと落ち着きました。私が休暇を取ることを邪魔するすべての邪悪と、大法を実証することを邪魔するすべての要素を解体し、上司がこのことで悪い役割を果たさないように、彼の背後の邪悪も解体するように私は発正念をしました。このようにして、私はとても順調に休暇を取りました。上司はどうして許可を出したのか、と同僚たちはみんな不思議に思いました。

 二、メンツを重んじる心を取り除く

 休暇の間、私と同修Aさんは毎日自転車に乗って、労働教養所付近で発正念をして、帰り道に会った人に真相を伝える、という計画を立てました。Aさんはとても上手に真相を伝え、私はそばで黙々と発正念をして、二人は順調に協力しました。Aさんは「次は私が発正念をして、あなたが真相を伝えましょう」と言ったので、私はすぐに緊張して、どのように口を開くかもわからなくなりました。初対面の人に真相を伝えることを阻むものは一体どんなものだろうかと考えたら、恐れる心以外に、また何か私自身もはっきり言えないものが存在している、と感じました。結局、今までのようにずっとAさんが真相を伝えました。

 翌日になって、それはメンツを重んじる心だと、私は突然悟りました。私は小さい時から周囲に可愛がられ、成績が良く謙虚で、先生の話をちゃんと聞いて学友とも仲が良かったのです。職場ではほとんど人と口論したことがなく、何も競ったりせず、トラブルが起きそうになるとすぐその場を避けて、周りには素直で優しい印象を与え、自分もその好印象をずっと維持していきたいのです。このような成長の過程の中で、だんだんメンツを重んじる心を形成して、人に傷つけられること、自尊心を損ねること、メンツを失うことを恐れています。真相を伝える時、受け入れる人や受け入れない人、どんな人にも出会う可能性もあります。特に大陸の人は邪悪に深く騙されて、大法弟子を誤解しやすく、どんな侮辱または誹謗する言葉も投げてくる可能性があります。そのような人に出会うと、どう対処すればよいかわかりません。そのような観念、メンツを守る心、自尊心、傷つけられたくない心、これらの良くないものが私の空間場で黒い物質を形成して、私が口を開くことを阻んでいました。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/10/250388.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/25/130327.html)
 
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