婚礼司会者が不当連行 676人が署名で釈放要求
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 【明慧日本2012年10月20日】黒竜江省ハルビン市阿城区に住む法輪功修煉者4人(張宝盛さん・趙玉安さん・王金玉さん・程宝英さん)は、婚礼式の司会者を務めたことが理由で、2011年9月20日、黒竜江省公安庁から下された命令により連行された。

 被害者の家族は身内を救出するため、10カ月間あちこち奔走して、現地の住民に署名を呼びかけ、正義ある住民の支持を得て、676人の署名が集まった。呼びかけ文および署名は次の通りである。 

 正義・良知の呼びかけ

 地元住民の皆様:婚礼の司会者を務めた理由で、公安局に連行されたことをお聞きになったことがありますか? 信じ難いかもしれませんが、最近、同市阿城区の張宝盛さん・趙玉安さん・王金玉さん・程宝英さんは、まさかその原因で迫害に遭いました。 

 2011年5月22日、程さんの息子が結婚する際、程さんは友人の張さん・趙さん・王さんを息子の婚礼の司会者として頼みました。成功裏に執り行われた婚礼はすべての参加者の称賛を得ました。その後、双城市の友人は7月10日、16日に、それぞれ自分の子供の結婚式で司会者として皆さんを招きました。しかし、4カ月後の2011年9月20日、4人は突然、省公安庁・阿城公安局・双城公安局に連行されました。それぞれ阿城留置場とハルピン市第2留置場に拘禁され、すでに10カ月が経ちました。理由は、法輪功修煉者であるということでした。法輪功修煉者が婚礼の司会者を務めてはならないとは、世の中のどの法律にも定められていないでしょう。 

 このため、4人の家族は5人の北京の弁護士に依頼しました。弁護士は8時間あまり無罪の弁護を行い、当法廷で婚礼のビデオを放送しました。法廷に居合わせた人は誰もが素晴らしい婚礼式だと思い、中国の伝統の婚礼式で、喜びに溢れて上品でした。司会者は2人の新郎新婦に天地を敬い、親孝行をし、年上を尊び幼い子供を愛し、仕事上でお互いに励まし合って、生活上でお互いに理解し、お互いに愛して、共白髪まで添い遂げる言葉を贈りました。このような誰もが称賛した婚礼が迫害される原因になりました。いかなる法的根拠もないという弁護士の弁護に対し、阿城裁判所は依然として、ハルピン市3長(公安局長・裁判院長・検察院の検察長)の事前決定を実行し、趙さんに懲役7年、張さんと王さんに5年、程さんに4年の判決を下しました。 

 現在、張さんはすでに給料が支給されなくなり、仕事を失うことに直面しています。趙さんは80歳の母の世話する人がいません。王さんの妻は離婚しました。程さんの夫は今なお重傷の足を引きずって、妻を救出するため毎日奔走しています。 

 住民の皆様:私達の4人の被害者の家族は、10カ月間の苦しみの中で、すでに訴える場所が見つからなくなり、仕方なく、善良な同郷の皆様の助けを求めるほかなく、皆様に救援の手を差し伸べていただくことを望んでいます。関心を寄せ、正義と良知を加護し、私達の家族のために署名をお願い致します。 

 皆様の声援を通して、きっと人類のあるべき良知を呼び戻すことができ、皆様の行動は私達の被害者及び家族に対してこの上ない支持と激励になります。同時に、きっとすべての正義の方々にすばらしい未来をもたらすことを信じています。皆様は大きな善行をしたことで、きっと善の福報が訪れると信じています。 

 善良な皆様、ありがとうございます! 

 4人の被害者の家族敬上  

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/10/11/263912.html)
 
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