湖南省政法委、610弁公室による法輪功迫害の実情
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 【明慧日本2012年11月30日】中共(中国共産党)当局が1999年7.20法輪功に対する迫害を開始して以来、概算統計によれば湖南省では174人の法輪功修煉者が不当拘禁され、拷問を受けて死に至っている。中共の第18回党大会を前に、湖南省政法委員会(610弁公室を統括する組織)の書記と湖南省610弁公室の責任者は、同省のすべての法輪功修煉者に対して、上層部から下部組織までを動員した系統的・組織的な迫害を実施させた。

 大筋の調査によると、今年9月1日~11月21日の2カ月間に、省内各地で100人以上の法輪功修煉者が不当に連行されて家財を没収され、拘禁された。その中の1人は迫害されて死亡し、1人は障害者になった。監視や嫌がらせを受けた修煉者は多数おり現在、長沙市・湘潭(しょうたん)市・岳陽(がくよう)市・懐化(かいか)市などの洗脳班に多くの法輪功修煉者が拘禁され、「真・善・忍」の信念を放棄するように強要している。 

 湖南省政法委・湖南省610弁公室は1カ月近く、省レベルの転向施設である湖南省長沙市「法制教育センター」で、繰り返し、全省規模で法輪功修煉者への転向活動を開始した。ここでは、修煉者が洗脳班から出て行くと、他の法輪功修煉者を連行して補充をするという形で、最大限に迫害が行われている。

 概算統計によると、9月1日から現在まで、長沙・岳陽・永州・チン州・湘潭・懐化(かいか)・婁底(ろうてい)・湘西(しょうせい)などの地域の法輪功修煉者20数人が洗脳班に連行された。各地の610弁公室による不当連行は人目を避けて行われ、言葉を濁したり、騙したりして、拘禁する場所を家族に漏らさない。現在得られた情報によると、岳陽の4人の法輪功修煉者が帰宅し、新田の蒋美蘭さんは死亡、長沙の田昌保さんは脳卒中で入院、湘潭の王慶生さんは体調が悪いため洗脳班に入所を断られたという。それ以外の法輪功修煉者が帰宅したという情報は一切得られていない。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/23/265798.html)
 
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