現代の神話のような奇跡的な体験
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   【明慧日本2013年1月2日】2009年の下半期、20歳の娘が高校3年に進学し、大学の受験準備をしていたころ、忙しくなった娘の生活の面倒を見るため、私と夫は娘の学校の近くに家を借りて、娘と一緒に暮らし始めました。9月、私は意外にも妊娠していることに気付きました。当時、私はもう42歳で、しかもずっと避妊していて第2子を生むつもりもありませんでした。娘が大学受験に臨んで一家3人は忙しく、私は高齢出産でもあり、どう考えてもこの子を産む条件は揃っていませんでした。しかし、夫は善良で温厚な人でもあり、2人で相談した結果、この子を生むことを決意しました。

  またたく間に妊娠5カ月に入り、夫は私を県病院に連れて行き、さまざまな検査を受けました。医者は検査結果を手に、とても厳粛な表情で、「この子には大いに問題があります。あなた達は一刻も早く地元の最も権威ある婦人・子供保健センターに行って、もう1度検査をしてください」と言いました。私たちは急いでタクシーを拾い、地元の婦人・子供保健センターに行きました。当センターの医者は検査結果を見せて、「この子は先天的に水腎症、閉肛があり、あなたは早いうちに中絶手術をした方がいいと思います。あなた達は瀋陽医科大学に行って、最終的な診断を受けてください」と言いました。

  私と夫は諦めたくないので、一つの国立病院、二つの私立病院に行ってから、最後に瀋陽医科大学付属病院に行きました。恐ろしいことに、四つの診断結果は同じでした。最後に私は医大付属病院の医者に「もし、断固として子供を生むとすれば、どうなりますか」と聞くと、医者は「生まれてすぐに腎臓移植と、人工肛門を作らなければなりません。知的障害がある可能性もあります。また早死にしやすく、やはり中絶することをお勧めします」と答えました。晴天の霹靂で、私と夫は悲しみのどん底に突き落されました。

  家に帰って3日間、夫は仕事にも行かず、一日中うなだれて口もききませんでした。私も本当にこの子が大事であり、下ろしたくありません。3日目の午後、私は近くの公園へ散歩に行き、そこで法輪大法を学んでいるあるお婆さんに出会いました。彼女は70歳ぐらいで、とても優しそうな人でした。彼女から、中国共産党から脱退すれば、将来が安泰であると聞き、私は直ちに「三退」しました。彼女はまた「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」と常に念じていると、災い転じて福となす道理を教えてくれました。

  私は子供のことを彼女に話しました。「こんなに重大なことでも、『法輪大法は素晴らしい』『真・善・忍は素晴らしい』と念じたら、効果があるのでしょうか」と聞くと、彼女は「大法は不思議な力を持っています。しかし、あなたは真心を込めて念じなければなりません。真心を込めたらそれなりの効果が現れます。そこまでできなかったら、冒険しないでください」と答えました。私は「子供のために、真心を込めずにはいられません。よし、これから毎日、念じます」と言いました。

  それ以降、私は毎日数え切れないほど「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」と念じて、頭でほかのことを何も考えず、とにかく絶えず念じていました。間もなく出産予定日が近づき、私は家の近くの私立診療所で超音波検査を受けました。医者は「ほかの病院で検査したことがありますか」と聞き、私は「あります」と答えました「この子には問題があるのを、知らなかったのですか」「知っています」「では、どうしてそのままにしてきたのですか。本当に愚かですね。生まれたらどうするつもりですか。どうしようもないでしょう。ここまで来たらもう生むしかないので、出産したら、状況をぜひ私に教えてくださいね」と医者は言いました。

   10日が過ぎても、少しも出産の予兆がなく、私はまた別の診療所で検査しました。その医者はとても怒った口調で「こんなに高齢で第二子を生むなんて、無茶ですよ! こんなに病気の多い胎児、生んだらどうしますか? あなたに百万元あっても子供の病気を治せないですよ。早く医大病院に行って中絶をした方がいいですよ」と言いました。夫は、「医者の意見を気にしないで、私たちは引き続き念じよう」と言いました。

   出産予定日より20数日過ぎて、子供はついに生まれました。体重4キロの男の子でした。子供のすべては正常で、夫は跳び上がらんばかりに喜んでいましたが、私はずっと「必ずこうなる」と信じており、案外とても平静でした。

   生後満1カ月の祝いの時、夫はたくさんお土産を買って、私を連れてそのお婆さんにお礼を言いに行きました。私は、「本当に神様に出会ったようで、あなたは命の恩人です。あなたに頭を下げてお礼をいくら言っても、言い過ぎることはありません」と言うと、彼女は「感謝するなら、私にではなく、私の師父に感謝してください。法輪大法は衆生を救うためにきたので、真心を込めればきっと奇跡が起きますよ」と微笑みながら言いました。夫は「こんなに素晴らしい大法を、どうして中共当局は修煉させないのでしょうか」と尋ねました。彼女は私たちに法輪功が全世界に伝え出されたこと、法輪功が中共当局に迫害されている情況を教えてくれました。私は「私も学びたい、私も人を救いたい」と言うと、彼女は「それは素晴らしいですね。今回の妊娠、無事出産のことを親戚や友人などに伝え、その人達も『三退』をして、彼らを救ってあげてください」と言いました。

   それから、私は親戚、友達、学友たちに息子の生まれた経緯を伝え、彼らに大法の不思議さと真相を伝え、みんな「三退」しました。「出産してから、ぜひ状況を私に教えてくださいね」と言ったあの医者も「三退」しました。修煉してから、私の以前からの持病も治り、真・善・忍に従って心性を高めるように日々努力しています。真相を伝える時、私はいつも息子のことを話し、それを聞いた人は必ず「三退」します。またみんなは、これは現代に起きた「神話」だと感慨深そうに話しています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/12/13/266524.html)
 
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