明慧法会|大法に同化して、より多くの衆生を救う(一)
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文/黒竜江省の大法弟子 文シュ

 【明慧日本2013年1月20日】偉大なる師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 一、正法修煉の法理をはっきり認識し、より多くの衆生を救う

 師父は『米国西部法会での説法』で「全宇宙の全ての生命も真相を知らないのです。彼らは私を修煉の人と勘違いしたから、敢えてこのようにしたのです。昔皆さんに話したことがあると思いますが、今までこの宇宙の法が衆生に知られていないから、私は法を正しているのだと言いました。しかし、彼らは私も悟るためのものを造っているに過ぎず、ただ非常に純正で次元が非常に高いものだと思っています。彼らから見れば、このような程度のものにとどまっています。これは今日彼らが敢えて我々にこの災難をもたらした原因です。つまり更なる高い果位とこれほど大きな法にはこれほど大きな災難が必要です。しかし、逆にいえば、災難を引き起こさせなければ、起こることもあり得ないのです。私は彼らが按排した一切を利用して彼らの心性を見ているのです」とおっしゃいました。

 私はこのように悟っています。旧勢力が法を正す時期の大法弟子にいわゆる試練を与えるために、今の大きい難まで段取りしたのは、師父が伝えられた宇宙の大法を個人修煉の一種と見なしたからです。師父は彼らが按排した一切を利用して彼らの心性を見ますが、その按排自身を認めていないのです。

 師父は『精進要旨二』「大法は堅固にして破壊不可能である」で「大法弟子として、あなたの一切のものは、ほかでもなく大法が構成しています。これは最も正しいもので、一切の正しくないものを正すしかないのですが、どうして邪悪に対して屈服してしまうのでしょうか」とおっしゃいました。

 正法の中で師父は衆生の態度、大法に対する認識しか見ません。それでは私たちの修煉は自分をきちんと修める(個人修煉)だけでなく、歪んでいる物事を是正して、旧勢力の按排を否定して、世間に真相を伝えて、衆生の大法に対する態度を直させなければならないと思います。大法弟子は自発的に自分を正すことができて、はじめて衆生を救えると思います。

 二、環境を切り開いて衆生を救う

 私はホテルで経理の仕事をしています。管理層の幹部の入れ替わりが激しく、その上皆は出稼ぎ者で、普段、衣食住は全部共同になっているため、トラブルが発生しやすく、人間関係の対応は容易な事ではありません。私は周囲の衆生を救う使命を持っているため、自分をしっかり修めないといけません。私は彼らのために来たからです。

 私が同僚Aさんと知り合ったのはホテルの内装工事の期間中で、当時、仕事はとても忙しかったのです。内装会社の人や我が社内部の関連人員は、私と接触する機会が多くて、私は生活の面でも仕事の面でも皆にいろいろな便宜を与えています。みんなに尊敬され好かれているため、私は順調に彼らに真相を伝えて多くの人に「三退」をさせました。多忙な毎日ですが、私はそばにいるAさんのことを忘れていません。彼は郷里にまた仕事を持っているため、我がホテルに週に一回しか来ません。私は彼に経理ソフトウェアの使い方を教わって、「使い方が分かったら、今後一人でも帳簿を作ることができます。そうすれば、あなたが次回に来る時に少しチェックしてくれれば良いので、あなたの時間を節約できます」と自分の誠意を彼に伝えました。私は素早くソフトウェアの使い方をマスターしました。ある時、彼が来て、2時間ですべての仕事を終えて帰ることができました。私と彼の日給は同じですが、私は少しの嫉妬もなくて、彼はとても感動して、とても快く真相を受け止めました。私がやっていることを同僚と社長はみな見ています。

 2人目の同僚Bさんが来た時、ホテルはもう開業していました。彼は経理の仕事経験がなくて、私は少しずつ彼に教えています。保管係りも新米で、私は二人に指導して手伝いながら、自分の通常業務もこなさなければならず、毎日猫の手も借りたいほどです。しかし彼らは時間があればゲームをして、進んで業務を覚えようとせず、また「疲れる」と言っています。仕事が忙しすぎて三つのことまで支障をもたらすならば、きっとどこかが間違っていると思います。同修との交流を通じて、Aさんに対してもBさんに対しても、大法弟子の風貌を見せるため、また自分の能力を顕示する執着も多少混じって、私は自分の業務範囲を超えた仕事を引き受けて、ちょうど旧勢力の罠にはめられたと私は分かりました。旧勢力の口実とは、「仕事をしっかりしたいなら、もっともっと与えてやる」というものです。過度な仕事は三つのことまで邪魔して、これは正しい状態ではありません。私はこのような按排を要らず、認めず、私は師父が按排された道だけを歩みます。法理において明晰になってから、私は社長に経理部の増員願いを出して、間もなく3人目の同僚Cさんが来ました。

 Cさんは社長に、「文シュさんは一日中とても暇をしていて、特に仕事をしていないようです」と言ったことを、社長は私に伝えました。私は笑んで社長に「私がのんびりしているかどうか、あなたは誰よりも知っていると思います。私がしている仕事はみな他の人ができない仕事ですので。しばらくすれば、Cさんの考えはきっと変わると思います」と社長に言いました。

 月末になって、Cさんは領収書の処理方法が分からなくなり、私は彼女を助けて領収書を一枚ずつ貼って製本しました。生活の中でも私はできる限り彼女の面倒を見ています。彼女に最も良い部屋を譲ってシーツまで敷いてあげました。蒸しパンを食べる時、彼女は外の皮を食べなくて、食卓に捨てられた皮は私が拾って食べます。冬場、彼女の窓のすきまを紙とのりで貼って、新年の時、彼女にお土産を買います。事務室が引っ越した時、彼女と娘は手を組んであまり手伝わなかったのですが、私は「病業」に苦しめらながら荷物を運んで、また彼女の娘に食べ物を買うことを忘れませんでした。厨房の人が来られない日に、私は進んでみんなに食事を作って、何も手伝わないCさんに私は少しの文句もありませんでした。だんだんと、彼女は変わって、しかもとても大きく変わりました。周囲の人を思い遣るようになって、食べ物も浪費しなくなりました。ある日、帰りが遅くなった私が宿舎に入った途端、彼女はご飯を茶碗に入れて、持ってくれました。

 部下との間も、私は友好な関係を作るように頑張っています。一時期、私は社長の命令を受けて店長の手伝いをしました。その間に辛い事も、摩擦も、実績もあって、更に私は自分の不足にも気付きました。若手店長は私の子供より年下ですが、とても傲慢です。私は彼の手伝いをしているのに、彼の私に対する態度はとても乱暴で、陰でまた私に対する多くの不満を吐いています。彼の給料は私の倍もありますが能力というものはあまり持っていません。私の嫉妬心、恨み、メンツを重んじる心、顕示心などが全部生じました。ある日、私は社長に文句を付けた後、社長は彼を解雇して私を店長に昇進させると言いました。その時、ふと内に向けて探すべきだと私は思いつきました。私の管理能力はきっと店長より優れていますが、彼が店長になったのは彼の運命なので、もし私のせいで彼が仕事を失うことになれば、私は実際には悪い事をしたに違いありません。

 それで私は社長に「私は彼にしばらく指導もして、教える事も一通り教えたので、そろそろ私を経理部に戻してください。今後ゆっくり彼に努力してもらいましょう。彼が私を必要とする時に私は全力を尽くします」と言って、 また店長に「私が教えた経験にあなた自身の管理方法を加えて、しっかり頑張ればあなたはきっと成功します」と言いました。私の寛容な態度に傲慢な店長は感動して、それからとても努力して仕事をしています。一方私は、多くの執着心を除去しました。

 (続く)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/10/248913.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2011/11/15/129485.html)
 
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