湖北省:衛生局職員 信仰を持つという理由で迫害され死亡
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 【明慧日本2013年3月9日】劉新蘭さんは湖北省鄂州市の法輪功修煉者であり、湖北省鄂州市環衛局西山環衛所の職員だった。2013年1月13日、当局の迫害によって死亡した。享年58歳。

劉新蘭さんの生前の写真

 劉新蘭さんは1998年頃から法輪功の修煉を始めた。1999年7.20、当時の国家主席・江沢民と中共(中国共産党)が法輪功に対する迫害を始めてから、劉新蘭さんは人々に中共のマスコミやすべての宣伝は事実でなく作り話・嘘・デマであること、また法輪功が不当に弾圧されていることなどの真相を伝え続けていた。劉新蘭さんは鄂州市内に「天は中共を滅ぼす」、「三退(脱中共・脱青年団・脱少年団)」などのスローガンを書いて貼っていた。

 中国の法律では、公民には信仰の自由が保障されている。劉新蘭さんは法律で認められている範囲内から逸脱することはなかった。劉新蘭さんが「真・善・忍」を信じることは中国の法律で認められている。劉新蘭さんは「真・善・忍」の教えに従って、良い人・健康な人になろうとしていただけにすぎない。しかしながら、江沢民集団からの利益供与に目がくらんだ湖北鄂州市610弁公室、鄂州市環境衛生局、及び鄂州市西山環境衛生所は劉新蘭さんを不当に連行して迫害し、尊い命を奪った。

 2001年、劉新蘭さんは鄂州市610弁公室に連行された。鄂州市蓮花山洗脳班に監禁され1カ月間も迫害され、その後鄂州市第一留置所に移され引き続き迫害された。

 2002年11月、再び鄂州市610弁公室に連行され、鄂州市蓮花山洗脳班で半年間迫害された。迫害責任者は黄暁山(鄂州市610弁公室主任)であり、黄の指示で迫害が実施された。

 2003年、鄂州市公安局・西山支所落駕坪出張所に連行され15日間迫害された。

 2003年の9月、再び鄂州市610弁公室に連行され、武漢湯遜湖にある湖北省洗脳班に移送され1カ月間迫害された。職場の鄂州市環境衛生局は警察と結託して、劉新蘭さんに対する迫害に協力していた。

 2010年2月1日午前、鄂州市公安局西山支所、鄂州市鄂城区公安支局鳳凰出張所、及び鼓楼出張所は結託して次々と法輪功修煉者たちの自宅に侵入し、不当な家宅捜査を行った。パソコンやプリンタなどの家財を押収して、劉新蘭さんを含む数名が鄂州市第一留置所に連行され拷問された。劉新蘭さんは連続9日ずっと断食をして釈放を求めた。すると警察側は劉さんに対して、鼻と喉からゴム管で胃に食物を強制的に注入する拷問を行った。その後、劉さんは一時的に留置場から脱出に成功したが、再び鄂州市公安局西山支所に連行され湖北省女子労働教養所に移された。迫害により劉新蘭さんの体がかなり衰弱したことに危険を感じた湖北省女子労教所は、責任を逃れるために受け入れを拒否していた。鄂州市公安局西山支所の警官・劉紹発は主要な迫害の責任者である。

 鄂州市公安局鄂城支局・政保科科長の万金楼・警察の張継雄らは劉新蘭さんに暴力を振るった。万金楼は劉新蘭さんを吊るし上げて苦しめ、24時間トイレにも行かせないまま吊るし上げて暴力を振るった。劉新蘭さんは大怪我を負った。

 2011年7月9日、劉新蘭さんが鄂州市沢林鎮で市民らに「三退(中国共産党・青年団・少年団からの脱退)」を勧めていた時、鄂州市公安局鄂城支局沢林公安出張所に連行され、鄂州市で15日間拘禁され迫害された。

劉新蘭さんの直筆の手紙(迫害された経歴を記述したもの)

 劉新蘭さんの職場である鄂州市環境衛生局、及び鄂州市西山環境衛生所は、常に鄂州市610弁公室と結託して、自分の職員の迫害に積極的に加担していた。

 鄂州市西山環境衛生所は、誰もが嫌がるきつい・汚い・危険な仕事を劉新蘭さんにいつも押しつけていた。2003年、劉新蘭さんは仕事中に交通事故に遭い大怪我を負った。事故の原因は相手側の運転手だった。事故を起こした運転手は2000元の賠償金を劉新蘭さんに払ったが、劉新蘭さんは運転手を許して、お金を受け取らなかった。しかし、それを知った鄂州市西山環境衛生所は、事故を起こした運転手にお金を払わせ、自分たちで分けてしまい、着服した。法輪功を修煉している劉新蘭さんは、相手のことを自分よりも優先して思いやり、相手を許したのに対して、法輪功を迫害している人達はみな、泥棒のように着服をした。彼らの多くは汚職・賄賂に手を染めている。

 2012年12月、劉新蘭さんは冬用の服を買うお金もなかった。真冬の日に薄い服しかなく、肺に感染し、2013年1月、やむなく入院して治療を受けていた。毎日3000元の治療費がかかった。劉新蘭さんは全く貯金がなく2013年1月13日、治療を諦めざるを得なかった。自宅に戻された当日の午後3時50分、冤罪を晴らせないまま若くしてこの世を去った。死ぬまで最愛の息子と会うことは出来なかった。

 劉新蘭さんが亡くなった後、家族は極度の悲しみに陥った。彼女を知っている同僚や近所の人々、周辺の市民も悲しみを共にした。劉新蘭さんは誰もが認める善良な市民で、多くの人が劉さんの死亡をとても悲しんでいた。江沢民が開始した法輪功への不法弾圧によってこの十数年、劉新蘭さんのような多くの善良な命が奪われている。中共の犯罪行為を止めるためには、多くの人がこのことを知り、そして中共を崩壊させる以外に方法はない。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/2/18/270154.html)
 
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