文/中国の大法弟子
【明慧日本2013年5月9日】私は10数年来修煉して、まるで、でこぼこの路を歩んできたようですが、師父は私を放棄されたことがなく、私は常に師父の大きな慈悲を浴びています。次に私が修煉の中で少しずつ得た体得を偉大な師父と同修達に報告します。
一、常人の観念を捨て、師父の加護の下で難関を乗り越える
2008年のオリンピックの前に、邪悪な共産党は再びこの機会を利用し、気が狂ったように大法弟子を迫害しました。私が住んでいる小さな市街区では20人近くの大法弟子が迫害に遭いました。彼らは誘拐され、洗脳班に連れて行かれて、強制的に洗脳されました、邪悪たちは「保証書」を書かなければ労働教養所に入れると言いましたが、私も騙されて洗脳班へ入れられるところでした。
その日、課長は、「早く職場に来なさい、緊急会議を開くので、どこにいても早急に戻りなさい」と荒い声で私に電話を掛けてきました。私はそれを聞いて、罠があるのではとすぐに分かりました。99年、私はこのように騙されて洗脳班へ入れられたのです。その時、私は夫と一緒にスーパーで買い物をしているところでした。夫も「あなた達を迫害するつもりだろう、どうする?」と私に言いました。「家に帰りましょう、私は行かない」と答えました。
家に着くと、携帯の着信音が聞こえ、電話を取ると、聞こえたのは私の同僚(同修)が泣きながら、迫害に参与する書記を説得している声でした。同僚は「あなたが私をそこに送り出したら、あなたに良いことありませんよ」と言っていました。私は彼が騙されたとすぐに分かりました。彼はこの方法で私に情報を知らせたのです。その時は正念が足りなかったため、すぐに物を片付けて身を隠そうとしました。
それから何日か過ぎて、邪悪達は真相をわかっていない人たちに、あらゆるところで私を探すように指図し、そして私の家族に圧力を加え、労働教養や公職を解任するなどと脅かしました。家族は修煉していないので、邪悪からの圧力を受けきれず、私が洗い替え用の衣服を取りに家に帰った時、みな私に彼らに協力するように勧めてきました。そして、「あなたがそこに行って保証書を書けば大丈夫になるから」と言うのです。彼らの大多数が真相を知り、皆が受益しているのに、私のせいで彼らに大法に対する自信を失わせたと思うと、私はとても辛くなりました。また、真相が分かっている同僚や親友たちを思うと、私がもし出勤しなければ流浪の身となりかねず、また常人の大法に対する誤解が更に深くなりかねず、それは師父が要求したものではありません。また、もしそのために彼らが正しく大法を認識できなくなってしまえば、世間の人を救うことと、大法を実証することにどれだけ大きな損失をもたらしてしまうでしょうか? 私は正々堂々と必ず出勤しなければならず、邪悪による迫害を破り、正々堂々に出勤できることが大法を実証していることで、正々堂々と出勤してこそ、もっと良く世間の人を救い済度することができると思います。私の道は師父が段取りしてくださっており、師父のおっしゃられた通りに行うべきです。私の心は決まりました。私は先に洗脳の迫害を解決するため、しばらく出勤していない他の同修2人を探し、彼らと話し合って、徹底的に今度の洗脳を解体すると決めました。ちょうどこの時に、師父の『2008年ニューヨーク法会での説法』が発表されました、私は感動で涙が止めどなく溢れ、師父の説法を読んで、師父の大きな慈悲を感じました。師父はこのように言いました。「師父は大法弟子が行なった事を認めています。皆さんが法を実証し、衆生を救い済度するという願いから行なうことは、私はすべて認めるのです。しかも、私の法身にしても、神にしても、あなたが行なってさえいれば、行なったことが更に偉大になり、更に素晴らしくなるようにあなたを助けます。」師父の説法は更に私達に正念と決心を強めてくださいました。私は翌日正々堂々と出勤すると、この2人の同修と約束しました。
邪悪が嫌がらせを行い、絶えず家族に圧力を加えたため、私が家に帰った時、家の雰囲気は非常に緊迫していました。邪悪は彼らに私を探し当てて洗脳班に送り届けるようにと言いました。彼らはすでに多くを耐えてきたため、皆が私に洗脳班へ行くよう勧めました。そうすれば、労働教養を免れることができ、仕事も首になりません。夫も嫌味な言葉でこう言いました。「あなたの師父はあなたを守らないでしょう!」私が揺るぎなく落ち着いて彼にこう告げました。私は今回あなたに、私の師父がどのように私を守ったかを見せます。
出勤すると言っても、長年形成された常人の観念がまた、絶え間なく噴き出してきました。例えば、電子書籍が入った携帯電話を持たなければならないと感じました。なぜなら、万一閉じ込められた時に、法を勉強することができる(同修が私に電話で迫害の情報を知らせたのは、もしかすると私に携帯電話を持たせるためかもしれない)と、家を出る前に考えたりして、しかし、このような考えが噴き出ると、私はすぐに間違いを意識して、すぐにそれを抑制したり、排斥したり、発正念したりして、それを解体しました。車を運転して出勤する途中、思想の中からまたこのような考えを噴き出しました。「会社に着いたらいつでも運転して逃げられる所に車を止めなくては。警官が来たときにいつでも逃げられるから」私はまたすぐに間違ったと分かり、それを排斥し、取り除きました。この時、常人の観念は恐れる心と一緒に気が狂ったように、ひたすら私の頭の中で乱れ続けていて、心が辛いだけでなく、全身のすべてが非常に辛くて、彼らが体の中でむやみに逃げ回っていると感じられて、妄想は私に服従するよう迫りました。私は心の中で、師父の話しか聞かない、誰の話も役に立たないという一念を固めると同時に、思想業、常人の観念と常人の執着にこのように告げました。「あなた達がどれだけ来ても私は恐れない。私はあなた達が私ではないと知っているから、どれだけ来ても私はそれを消滅します」このように、運転しながら正念を発していました。ちょうど勤め先の正面玄関に来たときに、すべての観念や、恐れる心などが瞬時に影も形もなくなり、体がこの上なく楽に感じて、本当に天空が清らかで身体がすっきりしている感覚でした。師父は私がこの段階の中で正念を堅持したのを見られて、取り除いてくださったのです。
出勤した後、課長に会い、彼は私を書記の所に行かせました。私は課長の考えがどんな意味かを知っています。私は課長と話し、彼は真相が分かった後、すこし恥ずかしく感じて、こう言いました、「彼らがあなたを見かけなければ、私は報告しに行かないから」このように、その一日は平穏無事でした。家に帰って夫が「今日、彼らはあなたを探しましたか」と私に聞いてきました。私は「いいえ」と答えました。彼はとても驚いてこう言いました、「本当に誰も探さなかったの?」私は「本当だよ、私はあなたに私の師父がどうやって私を守るのかを見せると言ったでしょう」と言いました。なるほどね、と彼は何も言わなくなりました。
(続く)
(明慧ネット第9回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/1/17/137158.html)