成都市:元エンジニアが不当監禁 面会も許されず
【明慧日本2013年5月30日】四川省成都市の法輪功修煉者・劉永生さん(46歳男性)は大学で飛行機の設計を専攻し、会社では優秀なエンジニアとして高く評価されていた。しかし、法輪功を学び続けていたため、中共による弾圧政策のもと、無理やり退職させられた。また、圧力に耐えきれなくなった妻に一方的に離婚された。そして、劉さんは迫害を逃れて故郷を遠く離れ、長年にわたって放浪生活を余儀なくされた。
昨年7月20日、劉さんは法輪功の真相の内容を書いた紙を街で貼り付けたところ、警官に捕まり、その後、法的手続きも経ずに新津留置場で不当に監禁され続けた。その間、家族側は公安局や裁判所を往復し、劉さんの状況を尋ねたが、何も教えられなかった。さらに、劉さんが秘密裏に不当判決を受けるまで逮捕状も判決書も何の書類を出されず、何も知らされていなかったという。
その後、家族の依頼を受けた弁護士は、裁判所の関係者から劉さんがすでに3年の禁錮刑を宣告されたと知った。そのため、家族は新津留置場に駆けつけ、詳細状況を劉さんから聞こうとしたが、施設側は「上訴をやめるまで面会を許してやるわけにはいかない」と脅した。それにより、家族は劉さんと会うことができなかった。
一方、裁判所側は劉さんの上訴を妨害するため、未だに判決書や逮捕状などの書類を家族に渡していないという。
家族は、劉さんが目の持病が発症し、失明と命が危険に晒されているのではないかと大変心配している。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)