自分自身を軽視しないようにしましょう
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子 安心

 【明慧日本2013年6月2日】数日前、友達と雑談をして、困難を前に退く人のことについて話が及んだ際、私はこう言いました。「水が低い所へ流れていくのは一般常識ですが、自然界の川や湖、渓谷の水は海へ流れて行く途中、必ず坂道に遇い、登る時があります。水でさえ坂道を登れるのに、私たち人間はなぜ困難に遭ったら退くのでしょうか? 私たちは、あのちょろちょろした水の流れをばかにしてはいけません。一定の量になれば坂道も登りますから」

 この時、友達は引き続き言いました。「河や湖、渓谷の水が坂を登れるのは「勢い」があるからで、水はその勢いを借りて坂を登るのです」

 この言葉は私に「法を正す勢い」を連想させました。修煉者全体の中で、精進している人と精進していない人がいます。精進していない人たちは、どうせ自分は法を正す進展についていけないと思って、よく怠慢や自己を放棄する念が生じます。しかし法を得た生命として、心の底から師と法を堅く信じ、追いつくように努力すべきで、自分を軽視したり、自分がよく修めていないと考えたりせず、自己を放棄すべきではありません。私たちは大法の一粒子で、師がいらっしゃり、法があって、師父の法身や守護神も常に私たちを守っているので、学法に励み、法を持って自分を浄化し、自分の意志を固め、三つのことをより良く実行し、法を正す進展に追いつくよう努力すれば、私たちは依然として法を正す勢いの中の一人です。

 私は正にその怠慢者の中の一人ですが、幸い、慈悲なる師父は友人の口を借りて、私に法を得た機縁を大切にし、自分を放棄してはいけないことを悟らせてくださいました。師父は私たちに教えられました。「大法弟子よ、皆さんは濁世に輝く金の光であり、世の人々の希望であり、師に手伝う大法徒であり、未来の法王なのです。精進しましょう、世の中の覚者たち、現在のすべては、未来の輝きとなります!」[1]私は大法を得た生命であり、師父の弟子です。自分達を軽視しないようにしましょう。」

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『祝辞』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/5/27/274524.html)
 
関連文章