法輪大法は私をうつから抜け出させた
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年9月26日】1998年の夏、母が修煉の道に入りました。母の影響を受け私と姉も大法修煉に入りました。当時私は小学生で、大人たちと一緒に師父の説法のビデオを見たり、煉功をしたりしていました。迫害が始まってから、その環境が変化してしまい、私は学法を継続することが出来ませんでした。しかし心の中では大法が素晴らしいと分かっていました。大法が無実の罪を着せられたことも知っていました。

 大学を卒業してから、最初に数人のクラスメイトと大学にいる先生とで小さな会社を作って、その中で働きました。クラスメイト達は努力して、仕事はますます発展しましたが、私はかえってますます沈んでいきました。かつて自分は各方面において優秀だと思っており、このような小さな会社で働くことは思いもよらず、また仕事を実践する中で見えたのは自分は全くこの社会に立脚する仕事の能力と技術がないことでした。同僚との格差が鮮明になり、私は消極的な劣等感を持つようになりました。心はますます重くなり、だんだん眠れなくなり、食事も喉を通らず、寝付くことも出来ません。消極的な思想に加え悲観的な考えが強くなりました。その結果私の状況はますます悪くなり、生きる希望を失いました。まるで生命に何の意味もないように感じ、甚だしきは死ぬことさへ考え、私はやっと自分に抑うつの症状があることを意識しました。

 私が最も苦しい時、姉が『轉法輪』を持ってきました。私は改めて読み始め、その晩私は眠ることが出来ました。それから私は毎日少しずつ法を読むようになり、落ち着きを取り戻しました。しかし抑うつの症状は強力なもので、私はまた眠れなくなり、仕事を放棄したい考えもありましたが、もし仕事を放棄してしまったら私はこの社会で生きる勇気がさらに無くなってしまうと分かっていました。その状態は想像を絶するものでした。トラブルの中で、私は休暇をもらって実家に帰ることにしました。まず環境を変えようと思ったのです。

 帰ったその日、私は家族に自分の状況を詳しく言いたくありませんでした。そのため家族は私を理解することが出来ず、皆私が仮病を使っていると感じていました。帰宅は私の助けになることはあまりなく、死にたいという考えはまるで魔や鬼のように私を誘惑してきました。私は努力して自制し、どうにか理性を保ちましたが、同時に自分が脆弱で力がないと感じました。このようになってしまい私は間違った道に向かってしまったのかもしれないと、内心もがきながらまた長い夜を過ごしました。

 次の日、母は私を連れて同修の家に行きました。同修と母が精進している状態は、とても正しいエネルギー場が形成されていました。私はこれまでにないほどの安らかさを感じました。私は大法の力にひそかに驚嘆しました。さらにその日、たまたま後から来た何人かの同修は、どのように更に努力して精進するか、どのようにして自分の良くない考えを克服するかを交流してくれ、私は大いに励まされました。

 仕事の場所に戻ってから、私は毎日学法を堅持し、心を鍛えました。当時自分の状況はとても悪く、ほとんどはいつもそこで慌てていましたが、外来から妨害されそうになれば私は絶えず師父の説かれた法を黙読し、『洪吟』や、『論語』を暗記し、マイナスな考えや自殺の考えが現われると、私はそれらを否定し、自分の正念を堅持し、師父の説法の中の言葉を思い出し、自分の気性と良くない考えを是正しました。このようにして慌てることを緩和することが出来るようになりました。数カ月このように堅持してから、睡眠も好転し始めました。

 私は毎日学法を堅持し、今までに体感したことのない幸せを体感し、1年も経たないうちに、抑うつの状態から抜け出すことに成功しました。それだけでなく、自分の人生観、価値観に変化が生じました。私は成功する人生を追求しなくなり、自然に穏やかな人生を大切にするようになりました。私はもう富貴ある人が高い地位を持つ人だと思わなくなりました。反対に、善を固く守ることが価値ある事だとはっきりと分かり、生活の中の様々な境遇を無理に求めなくなりました。一切は皆因縁があるとはっきりと分かっています。多くの事が分かるようになり、人が変わったように少し外向的になりました。周囲の人に対して、なぜ包容し、我慢しなければならないのかが分かりました。たとえ自分が損をしても、自分に何か良く出来ていない所があったのではないかと自分を反省し、素直に自分の間違いを探しました。私ははっと悟りました。これはまさに私がずっと追い求めていた人生の状態ではありませんか?! 私は心から大法に感謝しました。しかし私は良く行うことができませんでしたが、それでも私は本当に心から誠意をもって自分の良くない所を改め、更に良くなるように努力し、苦をなめても、本当に価値があると感じました! 私は今までこのような不思議に遭遇したことがありません!

 大法は私の生命と魂を明るく照らして、この繁雑な世間で希望と進むべき道を示してくれました。いつも耳を振動させる太鼓と音楽、爆竹の音が聞こえると、私の心はいつも燃えるように激しく揺さぶられます。私は待ち望みます、師父がこの世を正されるその一刻を見ることが出来ますように。

 次元に限りがあり、皆さんからのご指摘をお願いします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/7/20/331564.html)
 
関連文章