修煉は遊びごとではない
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文/中国の大法弟子 純真

 【明慧ネット2013年6月27日】私は今年24歳です。今、健康で楽しそうに見える私は、尋常でない経歴を持っています。今日、私は私の修煉とその中の痛ましい教訓を皆様に紹介し、特に若い弟子達に少しでもお役に立てればと望んでいます。

 幼い頃から私は体が弱く、免疫力も低く、リューマチを患っていました。毎年季節の変わり目になると全身が痛くて、時々ベッドから降りることすらできませんでした。少し大きくなっても、病魔は私に纏いついて離れませんでした。母もいろんな病気を患っていました。病院で検査しても、なんの病気か分からず、母が病院の椅子で号泣したのを見ました。家でも、母が泣いている姿を数え切れないほど見ました。修煉を始めてから、母は私に言いました。あの時は本当に死んだほうがましだと思ったそうです。

 ある日、母の友人が「法輪功」を煉功したら病気が治ると紹介してくれました。また、法輪功はこれもあれも良いと勧められました。母はそのまま近くの煉功場に行って煉功を始め、それからずっと現在まで続けてきました。それから、母はすっかり変わり、何の病気もなくなったかのようでした。その後、私の体調が悪くなって、全身が痛くなると、母は私を連れて一緒に煉功をさせました。当時、私はまだ幼く、何をしているかよく分かりませんでしたが、ただ母に良いと言われるまま、皆について煉功しました。本当に不思議で、煉功すれば、翌日、体は痛くなくなりました。

 ある時、抱輪を煉った時、私の背骨がギーギー鳴るのが聞こえました。母に聞くと、母は師父が私の体を調整してくださっているのだと言いました。その後、私の体は完全に良くなりました。しかし、法を学ぶことについてよく理解できず、『轉法輪』は一通りも読み終えておらず、「論語」も最初の二つの段落を暗唱しただけでした。時々母について一緒に法を学びますが、毎回法を学び終えると、夜、必ず空を飛ぶ夢を見ました。本当に不思議でした。時には母と一緒に真相資料を配りに出かけました。

 もっと大きくなると、私は大法がなぜ素晴らしいのか、中国共産党がどれだけ残忍なのか分かりました。中国共産党は修煉を強制的に放棄させるため、法輪功修煉者を各種の残虐な拷問を使って迫害しました。路頭に迷う大法弟子もいれば、一家が離散し、肉親を失う人もいました。一体どれだけの法輪功修煉者が不法に拘禁され、労働教養を科され、刑を下されたかわかりません。もっと邪悪なのは、中国共産党は公安、刑務所、労働教養所、病院、軍隊などの組織を利用して、活きたまま大法弟子の臓器を摘出し、高値で売りさばいて、暴利を貪りました! 天理も良心も皆無です! この十数年来、邪悪な中国共産党は中国の十数億の国民を騙し、師父を中傷して、修煉者の家族をごまかしました。本当に極悪非道で、その罪悪は数えられないほど多いのです! 私は早くから共産党組織からの離脱を表明し、両親と一緒に真相資料を作成したり、時には大人たちと、人々に直接真相を伝えたりもしました。

 しかし、私はやはり修煉の本当の意味がわからなかったのです。法を学ぶことも、煉功することも三日坊主で、重視しませんでした。心性を修めなければならないことは知っていましたが、実際にしっかりと行っていませんでした。

 その後、私は地方に就職し、修煉の環境がなくなり、煉功、学法はさらに心に留めなくなり、毎日の仕事が終われば、遊ぶことに夢中になりました。常人のテレビ、映画、娯楽番組をよく見て、職場では心性を修めることを忘れ、気の赴くまま怒りを爆発させ、修煉者としての自覚が全くなくなりました。

 ある日、会社の事務室の扉が壊れ、上司から扉の修理を頼まれました。修理が終わってその場を去って2時間も経たないうちに、同僚が再び「扉が直っていないから、もう一度見て」と言って来ました。私は再び修理に行きました。このように、行ったり来たりして、3、4回も修理しましたが、扉はやはり駄目で、その鍵穴はすべて腐ってぼろぼろになりました。この時、私の心の中でむかついてきました。「この扉はもう修理のしようがない」と怒りながら思いました。「人間はみんなひどい。自分の家の扉でないから大事にせず、丁寧に扱うことも知らない、何を考えているのだろう。上司も上司で、どうして私のような若い女の子に修理を頼むのか、私は万能じゃあるまいし……」と、思えば思うほどむかついてきて、怨む心も出て、修理をほったらかしにしてしまいました。それは自分を修めさせようとしているということに全く目覚めていませんでした。

 心性が落ちてしまえば、体もおかしくなりました。

 家に帰って、ついに耐えられなくなりました。手足は痛くて、特に足が痛くて歩けなくなり、顔にも赤い斑点が出ました。病院へ検査に行ったら、医者は「全身性エリテマトーデス」だと診断しました。これを聞いた私はまるで五つの雷が頭上に落ちたような衝撃を受けました。もう生きたくないと思いました。それを聞いた両親も私と一緒に泣きました。私は毎日ベッドに寝込んで動くことができませんでした。

 ある日、母は言いました。あなたは小さい時から修煉をし、師父がずっとあなたを見守ってくださいました。しかし、あなたは自分で努力しないで、修煉を遊びごとにしました。だから、この難に見舞われたのです。あなたには二つの選択しかありません。一つは真剣に法を学び、煉功をすること、もう一つは注射して薬を飲むことです。そこで私は、「煉功します!」と即答しました。

 その日から、私は毎日母と一緒に法を学び、煉功をしました。私が座禅を組めない時、母は法を読んで私に聞かせてくれました。両足が組めなければ、私は単盤して、足が痛くて涙が出ても、歯を食いしばって下ろしませんでした。少しずつ、私は20分程両足が組めるようになりました。時間があるとき、私は心の中で、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と黙読し、また『洪吟三』も暗唱できるようになりました。

 だんだん、私は元気が出てきたように感じ、体力もついて来ました。更にしばらく経つと、私はついに完全に回復しました! 私の感激はとても言葉で言い表すことができません。私を救うため、師父はきっと私のために多くの心労を費やされ、更に私のためにすべて耐えてくださいました。私はそれを知っています。私はなんと師父に感謝を申し上げたらいいか分かりません!

 他に何人かのおばさん同修も私に大きな力をくれました。私を助けてくれたすべてのおばさん達に感謝します。

 今、私は毎日『轉法輪』の一、二講を真剣に勉強し、各地での説法も学んでいます。また携帯電話で真相を伝えることもマスターしました。当然、同修達と比べて、まだまだ差が開いていますが、私はきっと努力をいたします。

 体が回復した後、グループ学習のある時、私はこのような苦難に遭遇したのは、私自身がもたらしたもので、以前の私がどれだけひどい間違いを犯したか悟りました。あの時、私は自分がまだ若いから、わがままができると思い、修煉を遊びごとにして、学法も煉功もとても受動的でした。母が学ばせれば私は学び、煉功させればはじめて煉功しましたが、心の中で修煉のことを重視していませんでした。 また、修煉というのは主に心性を修めることだということについても理解していませんでした。そのため、旧勢力は当然、最大の「理由」を掴み、私に対していわゆる「試練」を施したのです。

 病業の関を通して、私は内に向けて心性上の問題を探すように努力しました。私は姉に対する嫉妬心を見つけました。以前、私は姉への嫉妬を決して認めませんでした。法を学ぶ中、嫉妬心はさまざまな形があり、それは修煉者にとって一番危害を及ぼすものだと分かりました。私はこれ以上自分をごまかしてはいけないと思い、急いで取り除きました。私はまた不平不満の心、屈辱を感じる心、他人を恨む心、利益を重視する心、怠ける心等などを見つけ、その上、重い情への執着心にも気付きました。これらはすべて私が今後の修煉の中で必ず修めていかなければならないものです。

 ここで、私は、私と同年代の修煉者達に言いたいのです。くれぐれも私の教訓をしっかりと受け止めてください。修煉は決して遊びごとにしてはならないのです。そうすれば、本当に自分を落としてしまう恐れがあります。今日、私達が大法弟子になれることは、どんなに光栄なことでしょう。くれぐれもこの千載一遇の貴重な機縁を大切にしましょう。自分を振り返ってみると、中国共産党の党文化の中にどっぷり浸かっている状態はなんと恐ろしいことでしょう! 私達はみんな必ず実修しましょう。もう一度繰り返して言います。「修煉というのは決して遊びごとではありません!」

 ここで再び偉大で慈悲な師父の済度のご恩に感謝します!

 個人の修煉の中での浅い体得を書き出しました。もし適切でないことがあれば、同修の慈悲なるご叱正をお願いします! 合掌。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/6/22/275674.html)
 
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