香港:法輪功修煉者 反迫害集会とデモ行進を行い香港社会各界が応援
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 【明慧日本2013年6月30日】今年の6月23日、香港の法輪功修煉者たちは「正気を発揮して邪悪を取り除く」というテーマで集会を行い、集会後にデモ行進を行った。香港特別行政区の行政長官は「香港特首」とも呼ばれ、香港特首の梁振英はこの一年、”香港青年関愛協会(以下は「青関会」と呼ぶ)”の各種不当行為を黙認し、青関会の非常に悪質なごろつき行為は、香港の法輪功修煉者が真相を伝えることを妨害し、多くの真相スポットを破壊し、個人財産を破壊した。この「青関会」はバックで中共(中国共産党)の支持と指示を受けて活動している。

 今回の集会とデモは、香港の修煉者たちが初めて、香港特首・梁のやり方に抗議する目的で行った大規模集会である。集会では多くの中国大陸・香港在住の正義ある人々がスピーチを行い、また多くの一般の香港市民が駆けつけて応援をし、梁の様々な親中共的な悪行を暴露した。

写真1:香港の法輪功修煉者たちは「正気を発揮し邪悪を取り除く」というテーマで集会を行い、特首・梁振英が「青関会」と結託をして法輪功の真相を伝える活動を妨害したことを非難した

写真2:会場は正気で溢れ、人々は正義のために立ち上がる

 午後1時、集会は天国楽団を先頭に「法が宇宙を正す」、「法輪大法は素晴らしい」、「佛恩聖楽」、「宝を送る」と書かれた大きな横断幕を掲げたデモ隊が行進を行った。デモ隊は長い列を作り、港島区北角英皇道にある遊楽場から出発して、市の中心である繁華街を通り、メインストリートを行進した。

 沿道の観客には多く中国大陸から来た観光客がいた。彼らは「少し驚きました。中国国内で見たことはないので!」と話したり、「想像していたことと大きく違っていたので、ちょっとびっくりです。中国大陸では見られないのでびっくりしています」などと話したりしていた。多くの観客は「応援していますよ! 頑張ってください!」とエールを送っていた。また、「三退」(脱中国共産党・脱青年団・脱少年団のこと)する人も多くいた。

写真3:デモ隊は整然と並び、勢いある音楽とともに人々の良心を喚起した

写真4:天国楽団が先頭に立って行進し、力強いメロディが沿道の市民の心に響く

写真5:香港の明るい未来のため、理性的なデモを市民らが応援

写真6:沿道の市民らはカメラでこの歴史的瞬間を撮影

写真7:多くの香港市民が法輪功に関心を持っている

 デモ隊は午後3時頃に香港政府本部に到着し、政府本部前の広場で集会を行った。香港法輪大法佛学会のスポークスマン・簡鴻章氏が演説を行い、「青関会」の様々な犯罪を暴露した。去年の6月頃から香港の「青関会」は法輪功を中傷する看板を掲げて、法輪功の真相を伝えている場所を襲撃して、汚い言葉、暴力などを使って妨害していた。政府に訴えても香港警察は「青関会」の不当行為を黙認していた。また「青関会」は政府機関である食品環境衛生署(食環署)を名乗り、法を執行するという名目で法輪功が合法的に申請して許可を得た真相拠点を破壊した。政府最高責任者の特首である梁振英は、この不法行為を黙認し続けてきた。簡鴻章氏は、梁振英が不当行為を許したことを強く非難し、直ちに法輪功への迫害を停止するよう警告した。

 その他に、多くの議員や著名人が演説を行い、梁が直ちに特首の座から下りるように求めた。

 香港社会各界 中共が「青関会」をコントロールしていると非難

 元立法局議員の馮智活牧師は演説の中で、「『青関会』の悪質な行為が、人々の精神を損なうことはできません。物を破壊しても信仰を破壊することはできません。暴力で人々を悪い方向へ向かわせることは不可能です。法輪功の人々は暴力の前で屈服する人たちではありません。法輪功の精神は暴力に負けるものではありません! 悪には悪の報いはあります」と「青関会」と中共、特首に警告をした。

 前屯門区議員の陳樹英さんは、「梁が政権トップの座に就いてから、香港では『愛』を名乗る組織がたくさん現れました。法輪功を攻撃する目的で組織された「香港青年関愛協会」、香港の民主活動家を攻撃する目的で設立された「香港を愛護する力」、「愛港の声」などはその例です」と語った。陳樹英さんは引き続き、「これらの組織は『愛』を名乗りながら、暴力で市民に襲いかかり怪我をさせています。現在の香港は中国に返還されてから最も危険な時期に来ています」と警告を鳴らした。その他に用事で欠席した香港支聯会、工党主席の李卓人氏は、事前に録音した演説テープを流す形で演説を行い、「青関会」が法輪功修煉者を暴行したことを強く非難した。民間人権団体の代表・孔令瑜さんも梁政権を強く非難し、香港の闇社会を応援して法輪功を攻撃していることを強く非難した。

 また、北京の人権活動家・胡佳さんは、事前に送ったスピーチ録音を集会で流して、香港が第二の中共にならないよう警告した。また、元河北省ラジオ局編集員・朱欣欣さんも録音の形で演説を行った。山東大学元教授の孫文広さんも演説を行い、梁に対して、法輪功を迫害すれば江沢民のように国際法で裁かれることになると警告した。

 「青関会」の背後にある闇

写真8:法輪功修煉者・蘇太さん(右)と周偉東さんは今回の大集会を通して、香港市民に法輪功の真相を伝え、法輪功を迫害しないように伝えたいと話す

 蘇太さんは香港の法輪功修煉者で、いつも観光スポットで法輪功の真相資料を配っている。「青関会」と「食環署」を名乗る組織からの迫害を、自ら経験した。蘇さんは「『青関会』の裏には江沢民グループに属し、法輪功迫害を実施している中共の政法委員会の陰があります。香港ではバックに梁振英がいます。そのため、私達は梁を直接的な法輪功迫害の参与者と見ています。私達は香港政府に対して、法輪功迫害に参与しないよう警告しています」と話した。

 周偉東さんは法輪功修煉者たちが配っている真相資料を読んで、初めて法輪功に対して興味を示し、また「風雨の中で世界をゆく(風雨天地行)」のDVDを見た後、インターネットで法輪功の書籍、DVDなどをダウンロードして法輪功修煉者の一員になった。今はいつも大紀元新聞を購読しているという。

 周偉東さんはまた、「梁振英が政権トップの座に就いてから、中共の法輪功迫害の手段を香港に導入しました。今の香港の若者は、共産党や梁のやり方を非常に嫌っています。梁は早く目覚めなければ、彼自身にとっても香港にとっても悪いことです」と語った。

 真相を世に伝えることの意義は深い

写真9:黄奕仁さん夫妻(上)と阿鈞さん(下右)は、法輪功の真相を伝える今回の集会の意義は深いものであると見ている。虹さん(下左)は沿道の人々に法輪功のチラシを配っている

 多くの香港市民は様々なきっかけで、法輪功の修煉を始めて法輪功修煉者になった。みな法輪功の修煉を通して、自分の生きている意味が分かり、心身共に健康になり、法輪功の恵みを受けている。法輪功の福音をより多くの香港の人々に届けるため、また中共の嘘やデマに騙されていた香港市民を救うために、法輪功修煉者達は真相を伝え続けている。

 法輪功の真相を知り、中共の詐欺的手段を見破ることができれば、明るい未来を迎えることができると信じて、修煉者たちは今日も真相を伝え続けている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/6/25/275830.html)
 
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