上海市:拷問され命の危険が迫る法輪功修煉者 容赦なく不当判決に
【明慧日本2013年7月25日】上海市の龐(ほう)光文さんと趙斌さんは共に、去年4月27日夜9時、会社で江蘇路派出所の警察に連行された。2人が逮捕された理由はいずれも法輪功を学んでいるということである。
そして、龐さんは長寧区留置場で過酷な管理の下で手足に枷をかけられる拷問、狂暴な灌食を強いられ、一日中ベッドに縛り上げられたまま、成分不明な薬物を投与されるなど、心身ともに深刻な虐待を受けた。
施設側は、危篤に陥った龐さんを病院へ送ったが、病院側に緊急治療をさせなかった。それだけでなく、依然として龐さんは拷問され、嫌がらせを受け続けた。数日後、病院側は、すでに死にそうになったと見て龐さんを見捨て、見張りの警官らも全員引き揚げた。最後に、命の危険があると見なされた龐さんは、一命をとりとめ、家族が連れ帰ることができた。
しかし、7月11日午後2時、上海市の長寧区裁判所は龐さんに懲役5年、趙さんに4年の不当判決を宣告した。開廷の当日、当事者2人は正常に歩くことができなかったため、人に担がれて入廷した。2人は、数時間にわたる不公平な裁判の間、迫害に抗議して断食したため体が極度に衰弱しながらも、看守や警官による暴力的な尋問や、自らの無実に対する多くの事実証明を述べた。それに対して、裁判所は何ら犯罪の証拠もなく、当事者の健康状態や弁護士の弁護を完全に見向きもせず、強行に判決を下した。