ジャムス刑務所の奴隷製品の真相
【明慧日本2013年8月5日】黒竜江省のジャムス刑務所は昨年の後半、外から大量のアイスキャンデーの棒、爪楊枝、割り箸を運んで来た。そして、拘禁している囚人に包装して箱に入れる作業を強要し、奴隷製品で暴利を貪ろうとしている。
第二監区の300人あまりが、食堂の2階でアイスキャンディーの棒を選り分ける作業をしており、1人1日のノルマは1万本以上だという。また、ほかの囚人にも爪楊枝や割り箸の包装をさせた。さらに、200人あまりに割り箸を包装する特訓を受けさせているという。
これらの作業は衛生に対する要求がなく、製品は作業場のあらゆる所に置かれて人の足に踏まれている。また、囚人らの手は消毒されず、くしゃみ、咳、よだれなども製品に飛び散っている。さらに、感染病を患っている人も強制労働させられた。
情報によると、メーカーとの契約では100台近くのアイスキャンディーの棒を入れた車が刑務所に送られる。7月18日、メーカーから2台の物品が送られて来た。これはメーカーによる最終段階の搬出だ。
一方、刑務所側はこのような違法行為を隠すため、外部の人が来るたびにこれらの囚人を部屋の中に入れてドアをロックし、出入りや声を出すことなども禁じているという。