明慧法会|18歳老弟子:永遠の生命を(二)
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文/山東省の青年弟子

 【明慧日本2013年8月17日】 

 五、真相を伝えることを学び、人を救うことを学ぶ

 小学生のときの数学教師はとても厳しい先生でした。かつて大法を汚す スローガン を書く活動に参与したこともあり、大法に対して誤解と恨みを持っていました。ある時テストが終わり、私は教室のドアに「法輪大法は素晴らしい」とスローガンを書きました。授業の時にそれを見た先生は、クラス全員に向かって「誰が書いたんだ? このクラスの生徒か?」と詰問しました。私は息を殺して恐れ、クラス全体も怖いほど静まり返りました。私は心の中で「先生、騙されないで!」と思いました。私はとても恐れました。私はクラスの中で非常に優秀な生徒だったので、先生も私のことを気に入っていましたが、先生の憎々しげな顔つきに完全に脅されてしまいました。教室では誰もが無言だったので、先生はそれ以上問い詰めませんでしたし、私が書いたことも知りませんでした。当時、私はまだ幼かったため、きちんと真相を伝えることができませんでした。今思えば、先生にできるだけ早く真相を知ってもらい、目覚めて悟って欲しかったのです。

 今の中学、高校の政治の教科書には、大法を謗る内容がたくさんあり、新しい本が配布される度に、私はいつも大法を汚すようなページを引き裂いて捨てました。邪悪が私の本の中に残ることを許せず、それが大法を汚すことを許せないからです! しかし、先生はそこの一節を教える時、悪口を放ち、更に生徒を騙しているので、私は教壇の下でうつむき、立ち上がるのを恐れ、心の中はとても苦しく悲しかったのです。今思い返せば、本当に後悔と自責の念でいっぱいです。大法弟子として、大法の尊厳のために立ち上がって擁護することができないのは慚愧の至りでした! 高校に上がって、またこのような先生に会い、私の心は波立ち平静ではありませんでした。ようやく、私は挙手して立ち上がり、「先生、その焼身自殺は偽りです!」と言いました。生徒たちの視線が「サッ」と私に移りました。先生は急いで「真実か虚言か我々は知らない、みんな自分が思うように思えばいいのです」と言いました。私は恐怖心と激高した人心があったため、真相を伝えることができませんでした。けれども邪悪に対しては一定の震慄作用があったようで、先生は続けて話しませんでした。

 授業が終わり、私はクラスメートたちにいわゆる「天安門事件」の真相を教えました。一部は信じ、一部は頑なに邪党の立場から問題をみており、中共の人々に対する洗脳の毒害はとても深いものでした。彼らは真相を目前にして真実を恐れ、ひたすら虚偽の仮面を被った中共を称賛しました。私はしばしばクラスメートに、「六四」学生殺戮事件などの、中共の邪悪な歴史を語り、彼らにこの中共の本質を理解してもらおうとしました。しかし、中には仕方ないと嘆く者や、更には中共は彼らに利益をもたらしたと言う者もいました。彼らは惑わされてもう善悪の分別がつかなくなっており、邪悪の要素が背後から彼らの思想を操り、彼らに光明と善を選択させないのです。私は彼らの背後にいる邪悪を排除し続け、彼らに真相を伝えました。私と接触があるクラスメートには、ほとんど真相を伝えており、彼らは多少の理解を持ちました。彼らが真相を理解し、未来を選択して早く目覚めてくれることを願っています。

 時には、真相を伝える時に自分の心性を保つことができませんでした。ある時、一人のクラスメートが頑強に中共を擁護し、私と口論になりました。正念が不足して心性を保つことができなかった私はなんと彼と争ってしまい、顔が真っ赤になりました。これも試練の一つでしょう! このような闘争心、怨恨の心は、まさしくマイナスの作用があるのではありませんか? ひいては彼が救われるかどうかという問題にも関係するのです。何と厳粛なことでしょう。口論が終わっても、私は腹が立って、彼らが執着しすぎている、彼らは全く理知的でなかったと責めました。後で内に向けて探すと、自分の間違いだと分かりました。また争いに遭遇した時、私たちは師父の要求に従い、論争はやめるべきです。衆生は欺かれているので、私たちが落ち着いて穏やかに、理知的に話すことができなければ、一人の衆生をダメにしてしまうことになるかもしれません。そうなれば法を正す師に手伝うことや、衆生を済度することと相反することになってしまいます。人心の妨害は軽視できません。憎しみや恨みは、修煉者の心理状態ではなくなってしまいます。悪と闘は共産党のやり方で、大法弟子は如何なる時も平穏かつ慈悲深い心を保持すべきなのです。これはただ人を救う上で効果があるだけでなく、心性の向上にも役立ちます。真相を伝えることは自分を修煉する機会であり、心性をコントロールして理知的に話し、全ての妨害を排除すべきです。そうでなければ、引き起こした損失はとても繕い難いのです。いついかなる時も師父の法を思い出すべきでした!

 学校で多くの人に真相を伝える中で、順調に行く時もあるし、そうでない時もありました。多くの経験は、私にどうやって理知的に真相を伝えるべきか、どうやって人を救うべきかを学ばせてくれました。師父は私を加護してくださり、私を助けてくださり、世人が真相を理解する環境を切り開いてくださいました。しかし、たまに自分の怨恨の心や闘争心が悪い影響をもたらしてしまいます。これからの道を、私は着実に進み、自分をしっかり修め、衆生を済度していきます!

 六、帰ってきて! 昔の小弟子

 覚えていますか? 幼い頃、みんなで大法の歌を歌いながら学校に走って行ったことを。覚えていますか? 幼い頃、一緒に町で真相の横断幕を貼り付けたことを。なんと幸せで素晴らしい日々だっだでしょう! なぜ成長した今、ゲームに熱中しているのですか? なぜ成長した今、煙草を吸うようになったのですか? 師父がどのように私たちを導かれたかを忘れたのですか? なぜ本来の自分を忘れるのですか? 帰ってきてください! 大法こそが我らの落ち着き先であり、大法こそが我らの本当の家なのです! 情のために苦悩するのはもうやめてください。名利や金銭のために憂慮するのはもうやめてください。大法は私たちの全てのわだかまりを解きほぐし、大法は私たちを昇華させ、大法は人の心を正し、大法は私たちに全てを与えるのです。帰ってきてください! 昔の小弟子よ! あなたが堕ちていくことを繰り返すのは見たくありません。迷いの中で堕ちるのを見たくないのです。どんな事があってもこの千載一遇の機縁を逃さないでください! 早く大法のもとへ帰り、早くこの全てを挽回してください! 師父は慈悲深く、師父はどの大法弟子も常人に変わるのを見たくなく、あなたを放棄したくないのです。昔の小弟子の皆さん、早く戻ってきてください! 大法は私たちの生命を永久不滅にできるのです!

 七、結び

 明慧ラジオの言葉を聞く度に、私は泣きたくなるほど感動します。そうでしょう、幾億年も待ちわびたのはただ今日のためなのです。全ての生まれ変わりは今世のため、今世は法のために来ました。この一生、私たちは喜びを胸に大法に逢いました。師父の慈悲深い光を浴びて、私たちはこの時から昇華し始め、この時に膨大な夢から目覚め、この時から神の道を歩むのです! 広大なる佛恩の下、私たちは新たな一生を再び獲得し、広大なる佛恩の下、私たちはかつての悪から足を洗って正道に立ち返り、今日、広大なる佛恩の下、私たちは大法弟子という身である事に感動して涙するのです。大法が私たちに全てを与えてくれ、大法が乾坤を正して、大法が衆生を救っているのです! そうです、大法が私たちに永久不滅の生命を与えたのです! 私たちはこの世へ来る時に神聖な誓いを立てました。この一生は、法を正す師父に手伝って、衆生を救済するのです。私たちは偉大な使命を背負っており、遠い昔に誓約した約束を果たしているのです。この全世界が更新される重要な瀬戸際に、私たちは時間を無駄にせず、機縁を大切にし、未来に後悔と遺憾を残さないようにしましょう。小弟子、青年弟子、中年や老人の弟子を問わず、私たちは心と心を繋げ、師父の洪大な恩で宇宙の輝煌を創造しましょう! 一刻も自分が大法弟子であることを忘れません。師父が私たちに全てを与えてくださり、大法が私たちに生命の永久不滅をくれたのです!

 合掌。

 (完)

 (明慧ネット第九回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/10/264110.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2012/11/22/136406.html)
 
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