文/中国の大法弟子
【明慧日本2013年8月30日】先日、北京の郊外で中共(中国共産党)内部のメディアの友人に会い、いくつかのことを聞いた。当地の県政府のある幹部は2億元以上を汚職したが、公判の前、上級から「県レベルの幹部でさえ2億元を汚職できたことが社会に広まれば、共産党にダメージを与えるので、数字の後ろの『0』を削除するように」と指示され、結局、2億元は200万元になって公表された。「0」を削除することは、中共内部では公然の秘密であり、公表された数字は端数なのである。
先日、山東済南市で開かれた薄煕来に対する公判で、薄煕来の汚職金額は最初メディアで暴かれたのは数十億ドルだったが、公判時には500万人民元しか問責されなかった。「0」削除の規則から見ればおかしくない。それでも、薄煕来は汚職を認めず、更に報復を恐れて米領事館に駆け込んだ王立軍と妻を不当な男女関係だと弁解し、殺人事件を不倫事件に転嫁した。中共の内部の秘密裏の規則を良く知る薄煕来は法廷で生き生きと大芝居を演じ、中共を翻弄し、人々を騙したのである。
「薄煕来事件が発生してから、マスコミ報道の自由はある程度拡大しており、それは現政権がメディアをある程度開放する意向ではないのか」と友人に聞くと、友人は笑って「庶民に芝居を見せるだけだ。マスコミへのコントロールはさらに厳しくなり、多くのニュース報道は『新華社』の通用稿の使用を要求されている。また、若者は『微博』(インターネット)や『微信』(携帯)などを愛用しているが、全国各地の公安局は現在2千万元の監視設備を装備して、来年年初には使用するだろう。庶民に対する監視ネットを全面的に覆わせ、共産党に不利益な言論を見つければ、すぐにネットを封鎖したり、当事者を処罰したりするつもりだ」と述べた。
なるほど! 各地でインターネットを整理整頓して違法や犯罪を打撃する報道は続々出ており、一部の「微博」の人気作者は逮捕された。彼らが本当に法に違反したかどうかは問題ではなく、狙いはこの活動を通して、恐怖の環境を作り、庶民の言論を抑制するのである。恐怖を感じる人々は、インターネットで発言することはもうできなくなる。これらのことを通してみれば、共産党の本質は永遠に変わらないことが分かるはずだ。
もちろん、共産党の一方的な願望は神に許されない。現在、「三退」の大きな流れはすさまじく進んでおり、「真善忍」は世界各地で輝きを放ち、大法弟子は全世界の人々と共に「天が中共を滅ぼす」という天象に合わせて邪悪な中共を解体させているのである。
世の人々よ、目を覚ましてほしい。邪悪な中共に対して少しの希望も寄せないでほしい。
下記に、李洪志先生の『選択』という詩を読者に紹介する。
世を救う大法は東方に誕生した。
しかし、中共邪党ではない。
創世主はなぜその地を選んだのか?
邪党を燃すことによって金剛を鍛え上げるためである。
大法の徒は受難した覚者と何の違いがあるのか?
人間よ、間違った方向を選択してはならない。
邪悪政権にへつらうと、悪魔の罠にはまってしまう。
大法はすでに中国から西方に伝わっており、
真相を知ることこそ救われる希望である!