正念をもって人を救い、着実に修煉する(一)
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文/遼寧省の大法弟子

 【明慧日本2013年11月4日】私たちは法を正す時期の大法弟子です。私たちの心身に表れた大きな変化は大法の超常さと神秘さを実証しています。師父は『轉法輪』の中で、「性命双修の功法では、見た目には実際の年齢とずいぶんかけ離れて見え、外見からは人に若い感じを与えます」[1]と説かれました。

 師父は私に生きる目的と法を正す時期の大法弟子の歴史的使命を分からせてくださいました。この宇宙が更新される歴史的な時期に、法を正す期間の大法弟子になれたことはどれほど幸せで、どれほど光栄なことでしょう。同時に、責任感と使命感もこみ上げてきます。「歴史上のいかなる修煉も大法修煉と異なっており、法を正すことは宇宙でかつてなかったことです」[2] 修煉を始めた私は健康で、充実した日々を過ごして来ました。

 一、法輪功を修める人はなぜ若いのか?

 私は60代です。30代の時、40歳まで生きられればもう十分だと思い、40歳になったら、50代まで生きていけたらいいなと思い、いつも命の終わりを感じていました。私はかつて慢性関節リウマチ、椎間板ヘルニア、低血圧を患い、また皮膚病だけでも数種類あり、全身に病気がありました。なんでもないことが当時の私にとってすべて高嶺の花でした。夏は冷たいものを食べられず、肌着も二枚着なければ、お腹が痛くて、関節も痛かったのです。血圧が低かったため、頭はいつもパンパンに腫れ、毎日、空も朦朧としか見えませんでした。体も動きづらく、深刻な時には、階段を上がる時や降りる時、夫におぶってもらいました。病院の専門家には「あなたの椎間板ヘルニアは手術をしなければ、半身不随になる」と言われました。

 私は法輪大法を修煉した後、急に人が変わりました。本当に体が軽く無病状態になり、毎日使っても使いきれないほどの力がわいてきました。娘は「お母さん、本当に素晴らしいね。お母さんには更年期がなかったのですね」と言いました。更年期のような病症は現代医学にとっても非常に厄介なものですが、私は師父の慈悲なるご加護のもと、知らないうちにいつの間にか無事にその時期を過ごしました。この普通のような小さな事でも、現代医学にとっては奇跡と言えるでしょう。

 数日前、私は元の勤め先に品物を受け取りに行きました。私はわざわざ薄い黄色の刺繍の付いた絹のチャイナ服と刺繍の付いた白いパンツ姿で行きました。数年間、顔を合わせていなかった同僚たちはみんな驚いて「あなたはちっとも変わっていないね! 前のままよ。髪の毛は真っ黒で、腰もしゃきっとして、歩き方も軽くて速い。どう見ても60代に見えない」と言いました。みんなその話で盛り上がりました。また、他の2人の年配の同修もとても若いと言われました。その2人も体がよくなかったので、同僚は「あなたたち法輪功を煉功する人は、どうしてこんなに若いの?」と聞きました。この人は、7.20以後、共産党の虚言に騙され、同修を密告した人でした。同修と私は彼女に真相を伝え三退させました。他の同僚たちは、みんな老けてしまっていたので、彼らは大法弟子にとても敬服しました。私が「神韻」DVDとネット封鎖を乗り越えるソフトをみんなにあげると、皆はとても喜んで受け取り、祝日を祝うような雰囲気で、何度も感謝の意を表わしてくれました。副局長から部長、課長から従業員まで、みんな喜んで受け取りました。みんなが真相を知りたがっていました。その日、私は準備不足で、たった20枚のDVDしか持って行かなかったので足りませんでした。残りの人には電話番号を残して、後日届けると約束しました。私は行く前に、同修に事前に発正念をお願いして、場をきれいにしてもらったため、効果はとても良かったのです。

 二、師父の教え通り、速く、多く、しっかり人を済度する

 私は2002年から外に出て、真相を伝え始めました。しかし、あの当時、とても消極的で、あまり多くしませんでした。本格的に始めたのは2007年からでした。私たちが学法チームを作り、協力体制が出来てから、積極的に変わりました。

 1、我が家に一輪の小さな花を咲かせた。

 私はパソコンの知識ゼロからスタートして、今、ダウンロード、印刷、製本まで、全部マスターしました。その間、同修は私にとても多くの協力をしてくれました。小冊子、週刊、真相紙幣などはすべて自給自足できるようになり、大きな資料拠点の同修の負担を軽減しました。資金はすべて私自身で解決しました。酷暑であろう厳寒であろうと、私達は周囲の10の村落まで資料を配りました。プリンターというのはとても気持ちが通じるもので、時に故障が起きても、私は明慧ネットの同修の文章を参考に、内に向けて探し、発正念をします。毎回すべて順調に解決ができるのは、非常に不思議です。ある日、プリンターで印刷した文字が化けてしまいました。その命令を出していないのに、勝手に印刷していました。私は内に向けて探しました。その時仕事をする心、焦る心、学法への集中力が足りないなどの問題が見付かりました。私は正念を発して、またプリンターと意思疎通を図り、しばらくすると、正常に作業を回復しました。この数年間、プリンターを専門修理店に持っていくこともなく、すべて自分で問題を解決しました。

 2、知恵を使って人を救う

 この数年間、真相を伝える過程の中で、恐れる心を次第に放下することができて、数千人を三退させることができました。その数字ははっきり覚えていません。最初は友人から始まり、その後近所の人へ、さらにコミュニティの人まで三退を勧めました。今は接する縁のある人であれば、私は決してその機会を逃さずに人を済度しています。私は毎回外出すると、必ず数枚から数十枚の真相資料を用意して、ショッピングや、乗車する時、同窓会や友人の集まりなど、すべての機会を利用して真相を伝え、三退を勧めます。次にいくつかの三退の話をさせていただきます。

 A)本当のおばあさんなの?

 最近、ある同修の父親(同修)が不幸にも突然亡くなりました。私は面識がないのですが、私たちにとって大法弟子は世の中で最も親しい人です。「相手のことは即ちあなたのことであり、あなたのことは即ち相手のことです」[3] 私はいろいろなものを買って事後のお手伝いに行き、また同時に真相を伝え、人を済度しようと思いました。

 帰ろうとした時、天気が急変し、暴風が突然吹きだし、黒雲が広がり、私は急いでバスに乗りました。バスの乗客はとても少なく、私の隣には人がおらず、後ろを振り向くと女の子がいました。私は「あなたはどこに行きますか?」と聞きました。彼女は小さな声で「市内に行きます」と答えました。「あなた一人ですか?」と聞くと、彼女はうなずいて、「おばあさん、そっちに行ってもいいですか?」というので、私は「どうぞ、来てください」と答えました。これは縁のあるお嬢さんだとはっきりと意識しました。心の中で「これはきっと師父が按排してくださった機会だ」とも思いました。(私はいままでずっと小学生に真相を伝えることはできず、難しいと思っていました。彼らは小さすぎて、説明しにくいからです)私が彼女に歳はいくつですかと聞くと、彼女は12歳で、小学5年生だと答えました。彼女は「他の人には行き先を教えませんよ、悪い人がいるから」と言いました。私は「どうして私に教えましたか?」と聞くと、彼女は「あなたはいい人だから」と答えました。彼女の自己保護意識はとても強いと見て、私はまず彼女に信用してもらわなければならないと思い、まず世間話を始めました。彼女のおばあさんと彼女は仏陀を信じると聞いて、私は彼女に「仏陀を信じることは良いことです。信仰のある人は天と神佛の加護を得られるし、さらに自分が悪い事をしないように制御できますからね」と彼女を励ましました。彼女は警戒して、「おばあさん、声を小さくしてね」と言いました。私は彼女が恐れているのを見て、やさしいことから一つずつ話を進めました。彼女の両親は中学の先生だと知って、私は彼女にネット封鎖を乗り越えるソフトをあげ、ご両親に渡してねと頼みました。彼女は喜んで受け取りました。

 私は共産党の邪悪さを話しました。彼女は指で心を指しながら、小さな声で「おばあちゃん、共産党は口がうまいが、心は悪いですか?」と聞くので、私は「その通りです、あなたは本当にお利口さんですね。共産党は自分を偉大で、正しいという仮面をかぶっていますが、陰で悪い事ばかりしています」と言いました。私は彼女に少年先鋒隊を脱退させました。この時、外は大雨が降り始め、彼女は途中で降りて傘を買いたい、さもないと乗り換える時に雨で濡れてしまうからと言いました。私も駅に到着してはいなかったのですが、彼女は道を知らないので、私も降りて彼女に付き添って傘を買いに行きました。この時、外はどしゃ降りでした。私たちは一つの傘をさして、彼女は私の腕を掴みながら、水の中を苦労して歩きました。私は彼女に「天安門焼身自殺」は偽りなので、ご両親にくれぐれも騙されないようにと教えました。彼女は低い声で「おばあちゃん、小さい声で言ってね、他の人に聞こえないようにしてね」と言いました。私は「いい人には聞こえるけれど、悪人には聞こえませんよ」と言いました。彼女は「そうですね」と言いました。

 二階の傘売り場で、私は店員に「この子はバスで知り合った子です。彼女はお金が足りないから、安くしてもらえませんか」と頼みました。店員さんは私を知っていて、「じゃ、5元安くしてあげるよ、あなたの面子があるから。他の人だったら、私は安くしないのよ」と言いました。女の子が私をひっきりなしに「おばあちゃん、おばあちゃん」と呼んでいるのを見て、店員さんはバスで知り合ったとは信じませんでした。店員さんは女の子に「彼女はあなたの本当のおばあちゃんじゃないの?」と2回ほど聞きました。女の子は「本当のおばあちゃんじゃないよ」と答えました。私は雨の中で新しい傘をさしている女の子を見て、心の中で無限の安らぎと、言葉で表現できないほどの幸せを感じました。また一つの生命と彼女の背後にある巨大な天体が救われました。私は大雨の中で一駅歩きましたが、これは本当に大いに価値がありました。

 (続く)

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
 [2] 李洪志師父の著作:『二〇一二年米国首都国際法会での説法』
 [3] 李洪志師父の著作:『各地での説法二』「二〇〇二年ワシントンDC法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/10/25/280777.html)
 
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