「追査国際」が周永康による法輪功迫害の犯罪行為を追及する公示を発表
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 【明慧日本2013年12月25日】江沢民グループが1999年7.20、大規模な法輪功迫害を始めてから相前後して、周永康は四川省委員会の書記、公安部部長、中央政法委員会(610弁公室を直轄する組織)の副書記、書記、中共(中国共産党)中央の法輪功問題に対処する指導グループのリーダーなどの身分で、法輪功修煉者に対する絶滅的な迫害を積極的に推進してきた。周永康は迫害に直接参与し、多くの法輪功修煉者が負傷し、不具となり、殺害された。周永康が管轄している法律執行職員は、大規模かつ公然と犯罪を行い、その性質は完全にマフィアであり、社会組織化されている。特に法輪功修煉者に対する生体臓器狩りという集団絶滅、大虐殺は、地球上でかつてない罪悪である。

 追査国際(「法輪功迫害を追跡調査する国際組織(World Organization to Investigate the Persecution of Falun Gong)」)は最近、周永康が犯した法輪功迫害に関する罪悪を追及すると公示した。そして国際社会に対し、周永康の最も主要な犯罪は、法輪功迫害による集団絶滅罪、残虐な拷問罪、反人類罪であると、はっきり認識するよう求めた。

 周永康は、四川省の委員会書記を1999年から2002年まで担当し、各種の状況を利用して法輪功に対する迫害を行い、自ら文書を作り四川省社会科学院に反法輪功の誹謗と憎悪を煽る宣伝を行わせた。金銭と権力で迫害の実施部門と個人を褒賞し、四川省は全国で法輪功迫害が最もひどい省の一つになった。周永康は積極的に法輪功迫害を推進したため、迫害の元凶である江沢民から奨励され、2002年には公安従事者としては異例の昇進を遂げた。周永康は公安部部長と党委員会書記を兼任し、同時に中央政法委員会の副書記を担当した。周永康は当時の中央政治法律委員会書記・羅幹と協力して、中国全土で法輪功への迫害政策を推進した。

 2007年から、周永康は羅幹を引き継いで中央政法委員会の書記、法輪功問題処理中央指導グループのリーダー、中央統括治安委員会主任を担当した後に、全面的に公安、検察、法律、司法システムを掌握し、法律の上に君臨して、各種の名目で法輪功に対する迫害を強めた。そのため、不法逮捕、超期限留置、残虐な拷問により法輪功修煉者が不具になり、死に至る悪質事件が全国各地で絶えず増加した。さらに、周永康の黙認と指図により、軍隊、武装警察を含む国家機関全体が、法輪功修煉者に対する生体臓器狩りという、中共政府から保護された、系統的かつ集団絶滅性犯罪の中に巻き込まれている。

 2008年からは、オリンピックを守るために安定維持の体制を強化するという名目により、法輪功に対する迫害は、更に広範な民衆への迫害へと拡大した。また、真・善・忍という世界普遍的な価値を抑圧するに従い、性、賭博、ドラッグ、略奪、賄賂が中国社会に蔓延し、治安状況は悪化し、道徳的な最低基準すら崩壊した。この巨大な政法委員会というシステムにより、官と強盗は結託するようになり、直接社会の安全、安定に危害を及ぼす要因になっている。また、法輪功修煉者に対して行われている残虐かつ様々な拷問の迫害手段は、政権に異議のある人、宗教団体、陳情をする民衆に対しても行われるようになった。各種の兆しは、中共による法輪功迫害が、社会の道徳的な最低基準の崩壊と社会の全面的な危機をもたらした根本的な原因だと、はっきり示している。

 周永康は法輪功を積極的に迫害したことで、江沢民に重用され、制限のない権力を掌握した。政法委員会というシステムにより悠然と法の網を逃れ、人を思うままに殺している。周永康の犯罪は無制限の権力に由来しており、そしてその権力は彼が法輪功迫害の中で演じた役割に由来している。

 追査国際の公示は、「ただこの事実を正視して、ようやく周永康の犯罪の本質をはっきり見ることができる」と言っている。

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2013/12/8/283706.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/12/10/143561.html)
 
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