正念で旧勢力の要素を根絶した際に見た光景
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014218日】月曜日に同修のおばさんに病業の虚像が現れました。最近の彼女の修煉状態から見ると、次元を向上すると同時に、体の良くない物質を消去しているようで、1日、2日が過ぎればなくなると思われました。しかし、数日が過ぎても、病業の虚像は消えることなく、かえってひどくなりました。はしかの症状が体に大量に現れ、また熱が出るに伴い、体の中から外まで痛くなりました。同修のおばさんは頑張って、自分の執着を見つけ、同時に1時間ごとに発正念をして、邪魔を取り除きました。彼女は私の母に電話し、私と母が彼女を助けて、発正念するよう伝えました。また、彼女はその前日(土曜日)の夜、体が異常に痛くなり、熱が出て、鼻は息が通らなくなり、肺の部分は押さえられてぺちゃんこになり、息ができなくなりました。ひいては窒息してしまうような気がして、「師父、助けてください」と叫んだら少し良くなった、と言いました。彼女が電話をしてきた時も、呼吸するのにとても苦しんでいました。

 母は問題が大きいと感じました。なぜなら、その同修は家族全員が修煉し、彼女本人も私達現地の同修のなかで、重要な役割を果たしていたからです。母はすぐその同修に、自分の家族と一緒に発正念するように伝え、かつ数人の同修に一緒に発正念するよう通知しました。私は天目が開いて修煉しており、母と一緒に発正念した時、はらはらする光景を目にしました。

 他空間に、三つの旧勢力の生命がいました。それらは私たち現地の全体の力が強くなっているのを目にすると、自分たちの邪悪の力をも強くさせました。私たち現地の大法弟子が円の形で輪になって座り、すべての大法弟子のエネルギーが一緒に繋がり、上空から見ると、拡大された乾坤圈(金の輪)のようでした。非合法に監禁されていた同修が数人釈放されて戻ってくると、そのエネルギーの輪は更に大きくあり、幅も広くなりました。その時、三つの旧勢力も三角形に座り、その中心に向けて、邪悪なエネルギー(大理石に似た物質に、金色を放つ高密度の黒色物質を混ぜたもの)を発していました。それらはちょうど、私たちの上部にいて、邪悪なエネルギーは集まってボールの形になり、それから輪の形(私たちの輪と同じ大きさ)になり、私たちのエネルギー輪に向け、ゆっくりと押してきました。私が気付いた時、そのエネルギーはすでに私たちの頭部の上まで至っていました。この時、もし同修の誰かに漏れがあると、病業の迫害が現れます。数日前にその同修のおばさんに漏れがあったため、関を乗り超える時、低次元の卑しい鬼が彼女の正念の覆いを突き破りました(すべての大法弟子には師父が下さった覆いと自分の正念で形成した保護用の覆いがあります。師父の下さった覆いは比類なく硬く、一般的な生命は突き破ることができません)。そして、彼女の上空にいた邪悪な力量は、迅速に数本の黒い大きな柱を突き出して、師父のくださった覆いを包む形にしました。覆いが比類なく硬いため、突き破ることができませんでしたが、大きな柱からはまた邪悪なエネルギーが浸み出してきて、内側に向けて押してきました。

 私はこの状況を見て、その三つの旧勢力を消滅しようとした時、それらは私をからかってきました。「あなたの弱々しい力で私たちを征服したいだって!」 私が目を凝らしてみると、私はそれらの小指の大きさしかありませんでした。しかし、私がすぐに、師父の法身と無数の正の神が私の後ろにいると思い出すと、その一念が出たとたん、一瞬で私はエネルギーが増強されたと感じ、体も拡大していきました。その時、それらが私の小指の大きさになっていました。私はそれらを動けないようにした後、発正念に参加しました。他の同修の神佛の一面と会合し、それから私たちのエネルギーを集めて、金色の巨大な波にして、一瞬の間にそれら三つの旧勢力を飲み込みました。すると、私たちの上空の邪悪な輪もなくなりました。邪悪の根元がなくなると、邪悪に包まれた、同修のおばさんの保護の覆いから、光芒が四方へ放たれ、彼女は自分で打ち出した法輪で、四つの大きな柱を迅速に削り取りました。幾重もの火花が放たれました。

 邪悪な要素が完全に消滅されると、私と母は発正念を止めました。母がその同修のおばさんに電話すると、彼女はすべて正常に戻ってきたと答えました。

 師父は、「現在、業の消去にしても、邪悪の要素による妨害にしても、すべて旧勢力がやったことであり、同じことです。言い方が違うだけです」[1]と説かれました。私が思うには、現在は世の人々を救い済度する肝心な時期であり、もし私たちの体、あるいは他の方面で正しくない状態が現れたら、まず内に向けて探す以外、必ず学法と発正念も重視しなければいけません。もし、本当に自分の正念だけでは足りないと感じたら、必ず「他の人に迷惑をかけたくない」という観念を放下し、同修と一緒に発正念して協力してもらうべきです。なぜなら、師父は「大法弟子よ、皆さんの正念は作用があるのです。一人ひとりが働いた作用が合わさると、巨大無比なものになります」[2]とおっしゃったからです。本当にそうです。

 以上は、私が自分の次元で見て、悟ったことであり、不適切なところについては、同修の慈悲なる指摘を願います。合掌。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『二〇一三年大ニューヨーク地区法会での説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『各地の説法十一』「大法弟子とは何か」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/2/9/287437.html)
 
関連文章