【明慧日本2014年3月20日】近日、ウィーチャット(訳者注:中国名は微信。中国で有名な無料インスタントメッセンジャーアプリのこと)で、共産党に加入させられた「党員」はホットな話題となっており、よく議論されています。「『党員』と言う名詞はすでに人を貶す意味になっている」と言う人、「いや、もう罵る言葉になっている」と言う人もいます。たとえば、「あなたは党員だ!」と言われれば、「あなたこそ党員だ!」と言い返し、また、相手を罵る時、「あなたの家族はみんな党員だ!」という言い方がよく使われているそうです。
この時期にこのような現象が現れたのは、人々を目覚めさせ、中共(中国共産党)の真の姿を認識し、できるだけ早く三退して、後悔のないようにするためだと考えられます。
目下、中国民衆が日常会話、QQチャット(訳者注:中国で最も普及しているインスタントメッセンジャーアプリ)、ウィーチャット、事務室、会議室などで雑談する時、邪な共産党の暗黒さや腐敗堕落がよく取り沙汰されます。すでに共産党を肯定する人はいないように思えます。
中共政権が誕生して以来、犯した罪は三反・五反運動、粛清(反革命分子の粛清)、大躍進政策、四清(政治・経済・組織・思想の点検)、文化大革命、六四天安門学生大虐殺などで、自国民を8千万人も殺害しました。最近、中国国内のネットは、中共の暗黒さに関する話題が多いです。中共内部に大きな出来事が起きると、たとえば中共の中核にいた周永康の逮捕についても、中共を批判する絶好の話題となっています。中国において共産党に対して好感を持つ人はすでにおらず、ほとんどの人は中共の解体を楽観視しています
この勢いでいくと、党員はまもなく街を走る鼠となり、人々は口々に「叩け!」と叫ぶことになるでしょう
長年、中共は自分達の組織が「先進分子」(優秀な人材)によって構成された、精鋭集団であると自称してきました。しかし実際、中共の本質は邪悪であり、その権力は一部のごろつきに牛耳られています。中共が言う「先進分子」とは往々にして,邪悪で、人間性がなく、最も残虐で、最も狡猾な人を指しており、これらの条件を備えている人が中共の首魁になれるのです。元首相の趙紫陽のように、良心がある人は迫害され排除されます。中共が優秀な人材を入党させているのは、中共の面目を保つためであり、優秀で正義ある人材が権力の座に座ることはありません。実際、中共が発動した政治運動も、正義ある、人間性をもった人材を排除するために用いられてきました。
今の中国を見ても分かるように、汚職官僚、色欲官僚、悪辣な官僚が中央政府、軍隊、国営企業、地方政府などに多数存在しています。その腐敗ぶりは、古今東西でも突出しています。
このような邪悪な政党の「党員」は、貶す意味でなければ何になるのでしょうか?
中共の悪事が公に晒されたとき、人々は「党員」であることが恥だと思うようになるでしょう。それは自ら入党した、または入党させられたという区別に関係なく、同じ思いをするようなると思います。
『共産党に対する九つの論評』は脱党ブームに火を点けました。その勢いは阻まれることなく進んでいます。目下、1億5千万人がすでに共産党とその関連組織から脱退しています。近い将来、人々は争うように共産党から脱退することでしょう。
歴史的な機縁は皆に平等に与えられています。今、多くの真相があなたの目の前に現れており、後はあなたがどう判断して、どう選択するかにかかっています。