派出所で警官に「三退」を勧める
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文/遼寧省の大法弟子

 【明慧日本2014年3月15日】2013年12月末のある日、私は街で対面して直接法輪功真相を伝え三退を勧め資料を配りました。私のカバンにあった資料はほとんど配り終え、残りは4枚ぐらいだったでしょうか。その後、私は市場に肉を買いに行きました。その時、私服警官が突然私に近づいて携帯電話を手にしながら、「あなたが法輪功の資料を配っていると通報する人がいました。カバンを開けて見せてください」と言いました。

 あまりにも突然の出来事だったので、私は自分を少し落ち着かせて、「絶対に応じない、カバンを見せない」と決めました。私は「街には泥棒がいるし、強盗もいます。あなたはなぜこれらの悪人を取り締まらないで、人の話を簡単に鵜呑みにするのですか? 何か証拠がありますか? この肉屋さんに聞いてください、私が何か悪いことでもしましたか? この年寄りのおばあさんは悪い人でしょうか?」と言いました。肉屋さんは「このお婆ちゃんは、ここに肉を買いに来てお金も払ってくれましたよ。彼女は何も悪いことをしていない良い人ですよ」と言いました。

 警官は私のカバンを調べようとしました。私は「あなたには私のカバンを調べる権利がありません」と言って、肉を持って帰ろうとしました。警官は私について来ました。私はその時、大法の神通力で彼を止めることを思い出せませんでした。市場の入口を出て、彼は私のカバンを掴もうとしましたが、私はずっと正念を発しながら、彼に真相を伝えました。周囲に多くの人が集まって来たため、私は大声で真相を伝え始めました。江沢民、周永康、薄煕来らが生きている法輪功修煉者から臓器を摘出して、暴利を貪っていることについてみんなに話しました。この時、ある人が声を出して、「このお婆さんを捕まえてどうするのですか? 放してください」と言いました。警官は「お前は余計な口を出すな」と言って、また携帯電話を取り出してかけました。

 しばらくして、パトカーが来ました。3、4人の警官のなかに女性警官もいました。私は師父に、弟子が正念を持って正しく行えるようご加持をお願いしました。私はちっとも怖くありませんでした。派出所に到着するまで、私は正念を発し続けました。パトカーから降りて、私はトイレに行きたいと言うと、女性警官は私をトイレに連れていき、外で待っていました。私はトイレに入って、残りの資料を腰のなかに入れ、手には買った豚肉を持ちました。

 女性警官は私を部屋に案内してから出て行き、別の2人の警官が入口で私を監視していました。私は心の中で、引き続き師父にご加持をお願いしました。両足を組んで発正念をし、両手で印を結び、内に向けて探し、さらに力を入れて一心不乱に発正念をしました。部屋の中はとても静かで、私はとても長く発正念をしてから、また片手を立て、他の空間でこの派出所を支配するすべての邪悪の要素を一掃するように正念を発しました。私は強いエネルギーを感じ、自分が椅子に座っているのではなく、空中に自由自在に浮かんでいると感じ、その素晴らしさはとても言葉で表現できませんでした。

 この時、外で誰かが廊下にいる警官に、「このおばあさんは空中に浮かびそうだ」と笑いながら話したのが聞こえました。私が一心不乱に約30分発正念をしたところに、2人の警官がやって来ました。おそらく幹部でしょうか。彼らは「おばさん、あなたはまだ煉功していますか?」と聞いたので、私は目を開けて、彼らが手にカメラを持っているのを見ました。もうひとりの警官は「私たちは話し合いましょう」と言うので、私は「カメラで私を撮るのですか、誰も私を撮ってはいけません。私を撮るのは犯罪です。悪の報いがありますよ。私は決してあなたたちに協力しません」と言いました。私の言葉はとても強く、勇気いっぱいでした。私は「恐れているのはどっちでしょうか」と思いました。

 彼らは笑って、「おばさん、誤解しないでください。私達はあなたと話をして、聞きたいだけです」と言いました。私は「パトカーで私を連行して、何を聞きたいのですか? これは迫害です」と言いました。私は師父に知恵をくださるように加持をお願いしました。私は笑いながら「あなたたちが話したいなら、いいですよ」と言いました。私は師父がそばにおられ、主導権は私の手にあり、私は法を正す時期の大法弟子で、真相を伝え、衆生を救うために来たのだと思いました。この時、廊下の警官がみんなやってきたので、これは師父の按排だと悟り、私は立ち上がって「あなたたちは、しっかり聞いてください」と言いました。

 「法輪功は、『真・善・忍』の三文字であらわされ、模範人物より、もっともっと良い人になることをめざしています(師父の説法の意味に基づいて、一部は私が悟ったものです)。誰に対しても、他人に損をさせないように、他人を優先に考えて、自分は損をするのです。何事にも無条件に自分に原因を探すのです」と言い、多くの例をあげました。また自分は煉功前には病気だらけだったのに、煉功後は体に病気がなくなり、体が軽くなり、医者すら不思議だと言っていると話しました。でも、このような素晴らしい功法に対して、江沢民は法輪功を迫害し始め、『天安門焼身自殺』をでっち上げて民衆を毒害し、更に残忍残虐に真善忍を修める生きている修煉者から臓器を摘出して、海外に売りさばいています。こんなことを天が許すでしょうか? 神が許すでしょうか? 天はこの共産党を消滅しようとしています」と言いました。

 私は彼らを見て、「あなた達はみんなまだ若いのです。上には親がいて、下には奥さんや子どもを抱え、まだ結婚していない人もいるでしょう。あなたたちはくれぐれも法輪功を加害する人にならないでください。さもなければ本当によい結末がなく、未来もありません」と言いました。私はとても元気よく、途切れなく言いました。これは師父のご加持の力だと知っていました。

 私は彼らに、「法輪功への迫害は、上層部から文書の指示がなく、すべて口頭と電話での伝達です。江沢民はあなたたちをスケープゴートにしようとしています。あなたたちはくれぐれも大法を修める人を迫害しないでください」と言いました。

 この時、彼らは「あなたを迫害していないだろう。大声であなたと話をしていないだろう」と言いました。私は「いずれにしても、これから法輪功修煉者を連行しないでください。資料を配るのは人を助けるためです。共産党を三退して初めて平安が守れるのです」と言いました。

 三退に言及すると、彼らはみんな出て行きました。私はまた正念を発しました。しばらくすると、警官が1人で椅子に座っているのを見て、私は彼のそばに行って、真相を伝えました。彼は黙って、頭を振りながら三退を拒否しました。その後、私と話したいもう1人の警官が来て、「あなたはもう帰っていいですよ」と言いました。しかし、私はまだ三退を勧め、人を救っていないと思い、彼に「早く三退して、素晴らしい未来を迎えましょう。中共の殉死者にならないようにしてください」と言いました。1分も経たないうちに、彼は承諾しました。

 私は椅子に座っている警官に、「あなたも早く脱退しましょう、機会を逃さないでください」と言いました。今回は彼も賛成しました。私は彼らに仮名を作ってあげると、彼らはとても喜んで、笑いながら車で私を送ろうとしましたが、私は断りました。もう一人の警官が私を玄関まで送って来ました。私は彼の手を取って、「早く三退して、平安を守りましょう。チャンスを逃さないでください」と言いました。彼も承諾しました。私は派出所を出て、腰に隠した4枚の資料を配りました。

 私が派出所に連行されてから出てくるまで2時間でした。慈悲なる師父は弟子に正念を持って正しく行なわせてくださり、3人の警察官を救うことができました。この3人を救ってくださったのは師父です。弟子はこの機会を使って、師父に加持を願い、正念で邪悪を解体し、人を救うことができました。師父は私の人心を取り除いて、慈悲に人を救うことをさせてくださいました。師父にお礼を申し上げます。同時に、歓喜心が生じないように、旧勢力に隙に乗じられないように、師父にご心配をかけないようにと自分に言い聞かせました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/3/288229.html)
 
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