明慧法会|使命に恥じないよう衆生を救う(二)
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文/天津市の大法弟子

 【明慧日本2014年3月30日】

 天上から来た天使

 法に対する理解が深ければ深いほど多くの衆生を救い済度できると私は悟りました。いろいろな人に対して、異なる角度から話し、神韻DVDは要らないという衆生に対しても諦めず、もっと話して真相を分かってもらいました。

 ある日、私はバスを待っている女性に「神韻DVDをお贈りします、無料です」と言うと、彼女は「いらない」と拒否しました。私は「目の前でこの福を贈ることができるのは、私達に縁がありますね」と言うと、彼女は「本当に無料ですか? では1枚ください」と喜んで受けとりました。

 ある日、私はお爺さんに、「こんにちは、無料で神韻DVDをお贈りします。これは世界一流の公演で、テレビでは見られないもので、お金では買えないのです」と話しかけると、「公演ですか」というので、「これは中華五千年の神伝文化を表したものです」と答えました。彼は「私は医者で、クリスチャンです」と自己紹介しました。私は、「今、多くの人々が神を信じなくなり、道徳を失いました」というと、彼は「確かにそうです」と言いました。私は、「それは中共の無神論と法輪功への迫害のせいです。江沢民は政権をとってから法輪功修煉者を労働教養所に送って迫害し、さらに法輪功修煉者の生体からの臓器狩りでお金を儲けています」というと、彼は「中共はあまりに邪悪すぎます」と言いました。私達は30分ぐらい話して、彼は真相を知り、三退を表明しました。

 私は至る所で真相を伝えました。ごみを拾う人、官僚、出稼ぎに来た農民、野菜を買う人や売る人など、人を選ばず、皆に真相を話し、三退を勧め、そして神韻DVD或いは『九評共産党』を贈りました。多くの人たちはみな感激し、「法輪大法はすばらしい」という人もあり、三退をしたある人は私に再び遇うと、「天上から来た天使だ」と叫びました。

マンションの自治組合長

 私達のマンションの自治組合長は私が伝える真相の話を聞かず、警察に協力して、私を監視していました。2003年、組合長の妹が末期がんに罹って組合長の家に来ました。私は真相を伝えましたが、その妹は受けつけず、数日後に亡くなりました。しばらくしてその組合長の父も亡くなり、組合長のご主人は義父の葬式から帰ってくる途中、交通事故で亡くなりました。

 これは修煉者を迫害した報いが来たのです。私がもっと多く話して、分かってもらえば、このような結末にならなかったかもしれません。私は必ず彼女を救うという一念を発し、組合長の家を訪ねました。彼女に、法輪大法とはどんなものか、法輪大法の修煉者は真善忍に従うよい人で、大法を支持すればよいことが来て、法輪功を迫害すれば報いが来ると話し、報いを受けた多くの例を挙げました。今回、彼女は真面目に聞き、真相が分かり、息子と一緒に三退を表明し、それから、よく「法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい」と念じています。

 内に向けて探し 使命を怠らず衆生を救う

 私は三つのことがよく出来たと感じたときに連行されました。2010年のある夜、突然6、7人の警察が来て、パソコン、DVD、4200元を奪い、会社から帰宅したばかりの夫も一緒に連行しました。

 途中、私は「法輪大法はすばらしい、真善忍は素晴らしい、悪い警察が良い人を連行しています」と叫びました。警察署で、私は内に向けて探し、息子への情が重くて執着し、自我の心、嫉妬心、忍が出来ない心などを見つけました。私は正念を発し、これらの執着を滅しました。

 警察が私を尋問するとき、私は師父の説かれた法を思い出しました。「佛は衆生が苦しいと思っています。イエスも自分の友だけではなく、自分の敵をも愛さなければならないと言いました。なぜなら、彼らは衆生に慈悲深いので、 世の人々を救い済度するのです。修煉者として、個人の修煉において常人の中であなたに反対する人を愛することができなければ、佛になることはできません。 確かにこの道理です。なぜなら、修煉者は慈悲でなければならないからです」〔1〕

 私は慈悲を持って彼らに法輪功のすばらしさを話しました。彼らは「仕方ないのです。上の指示ですから」と言いました。私は、「中共はこんなに大勢の修煉者を迫害して死亡させ、さらに法輪功修煉者の臓器狩りをして儲けて、巨大な罪を犯しました。善悪には必ず報いがあります。中共は毎回の政治運動の後、多くの警察を殺し、中共の罪を償わせました。あなたたちは自分の将来をよく考えてください」というと、彼らはお互いを見て黙りました。

 私は労働教養を否定し、正念を発し続けました。部屋に半年監禁された同修がおり、私達は一緒に法を暗記し、正念を発し、煉功し、内に向けて探し、法の上で切磋し、周りの人に真相を話し、三退をしてもらいました。私は毎回正念を発した1時間後、心がとても静かでした。ある日、私は果てしなく広い海と突然現れた「順々」という文字が見えました。またある日、夢の中でこの通路から出てくださいという声を聞きました。私は師父が私に啓示されていると分かりました。

 5月13日の法輪大法デーのとき、同修はお正月のとき買ってきてずっと保存していた一個のりんごをきれいに洗って、りんごを捧げ、目を閉じて師父に、「師父、申し訳ございません。弟子がよくやっていなかったので、大法に損失をもたらし、自分に魔難をもたらしました。外に出られるよう助けてください。弟子はこれからしっかり修煉します」と話して、りんごを18等分に切り、同室の人たちに配り、師父の誕生日と法輪大法の日のことを話しました。彼女たちはみな「法輪大法はすばらしい」と言い、非常に感動したのです。

 その日、私は師父の慈悲なる加持の下で労働教養所を出ました。家に帰ってきた後、私はすぐ法を勉強し、煉功し、随時に内に向けて探し、正しくない考えや念をみつけて取り除きました。このようにして、私は再び真相を伝える道を歩みました。警察が訪ねてくるとき、私は以前のような皮肉な言葉で話さず、善意と衆生を救い済度する気持ちで対応し、真相を伝えました。

 それから、私の周囲の修煉環境がよくなりました。2010年9月16日、我が家の植物の上に16個の優曇華の花が現れ、10月30日、窓の上にも4つの優曇華の花が咲きました。これは師父が私達を励まされたもので、これから私たちはさらに精進すると誓いました。

 最近、私は自分で神韻DVDを作成し、毎日午前には真相を話し、神韻DVDを配りました。午後、落着いて法を勉強し、『轉法輪』二篇を拝読し、夜は師父の経文を拝読し、時間があると『洪吟』と師父の短い経文を暗記しました。『轉法輪』を拝読するとき、法理をよく悟ることが出来、法理に震撼され、涙が流れました。師父の経文『大法弟子とは何か』、『大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』及び『師が法を正すことを手伝うとは何か』を学ぶとき、震撼され、全身の細胞がぴくぴく動くように感じ、全身が熱くなりました。私は自分がなんのために来たか、どのように師が法を正すことを手伝い、自分の使命を果たし、自分の誓約を遂げるかがさらに分かりました。

 師父は、「大法弟子にとって、皆さんの修煉は最も重要です。なぜなら、あなたがしっかり修めていなければ、行なおうとすることを完成することができず、人を救う力もそれほど大きくないからです。修煉の出来がさらに劣っていると、問題を見る時、考える時に 常人の頭で、常人の考え方を用いてしまい、それならさらに悪くなります。ですから、皆さんはくれぐれも怠ってはならず、おろそかにしてはいけません。千万 年、億万年の機縁と待ち望んだこと、歴史上に耐えてきたすべては、皆今日のためです」[2] と、説かれました。 私は涙を流しながらこの経文を拝読しました。以前と違い、外に出て衆生を救い済度するとき、私の心はとても静かで、正念を発しながら、一心に皆に真相を伝えました。

 私は毎日正念を少なくとも6回発し、学法と煉功し、大法の歌を聞き、歌い、大法弟子のやるべきことをやっています。私は師父の要求及び同修との差はまだ大きいですが、私は大法の一粒子で、私の命、私のすべては師父に与えられものなので、師父の法に則って三つのことをしっかりやらなければなりません。

 (完)

 (明慧ネット第10回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 注:

 [1]李洪志師父の経文『各地での説法一・米国での第一回説法』
 [2]李洪志師父の経文『各地での説法十一・大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』

 
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/10/282003.html)
 
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