明慧法会｜障害者が法輪大法を修煉して生まれ変わる（二）

 

文／中国の大法弟子

　【明慧日本2013年12月25日】（前の文へ）（次の文へ）

　法を得て、佛法の神秘性を体験する

　1998年4月2日の午前、近所の人が『轉法輪』を持って来て、そしてこの本は佛家の修煉大法で、きわめて貴重な佛を修める宝典だと教えてくれました。私は父の影響を受け、佛を修める大法と聞き、すぐに親しみを感じ、本を一揃い取り寄せていただくようお願いしました。近所の人は私が本気だと見て、「分かりました」と言って、その日の午後、彼女は私に4冊の本、『轉法輪』、『米国法会での説法』、『シドニー法会での説法』、『法輪大法義解』と済南での説法の録音テープを届けてくれました。

　私は3昼夜で『轉法輪』を一通り読み終えました。その後、目を閉じて寝ようとした時、お腹の上にはっきりと一つの札が現れ、その上に三つの大きな文字で「修佛法」と書かれていました。それから師父が私の下腹部に法輪を植え付けてくださったのを見ました。

　4月6日から、私の上の前歯が痛くなり、鼻孔の中はすべて腫れ、頭がぼうっとして、頭の中で火鉢が燃えているように熱くなりました。私は本の中の法理と照らし合わせて、これは師父が私の体を浄化してくださっていることが分かり、心性を守り、薬を飲まず、いつも通りに生活し、法を学び続けました。8日後に、私は4冊の本をすべて読み終わり、そして説法の録音も一通り聞きました。

　4月10日の午前、私は本を見終わって、目を閉じようとすると、突然頭の真上で直径3メートル、厚さ30センチほどのカラフルで大きな法輪が飛ぶように早く回転しながら、黄金の光を放っていました。周囲には大きな真紅のとばりがあり、私はその中に囲まれていました。あの素晴らしさはとても言葉では形容できません！

　4月10日の昼ごろ、近所の人がまた、師父の経文の題詞と五式の功法の写真付き資料を届けに来てくれました。午後、私は少し疲れを感じ、目を閉じると、また師父が金の佛のお姿で、私の左前の上空に立っておられるのを見ました。地面から1メートルぐらいのところで、体の周囲にカラフルな光の環が輝いていました。再び本を読んだ時、本の上の文字はすべて金色になっていました。そのため、私は法を学ぶことに対していっそう自信を持つようになりました。『轉法輪』の法理に基づき、私は家の中の気功の本、運勢占いの本をすべて処分し、何事も真の修煉者として、自分を律しました。同修は資料に合せて功法の五式を教えてくれて、私も早くマスターできました。その後、煉功音楽も入手し、動功四式は朝晩1回ずつ、静功は夜、煉功するようになりました。

　修煉をして1カ月後のある日の午後、私は前の部屋で本を読み、だんだん疲れてきて、両手で印を結んで座禅を組みました。目を閉じると、一束の強い光が私の目を刺してきたと感じ、私は車椅子を西に向け、再び印を結んで目を閉じました。その瞬間、私はまるで釘づけにされたかのようになりました。目の前が光った後、空の北西部に、何の生命か分かりませんが、三列になって立っていました。その中の一列が下りて来て、地面に近づいた時、すべて金色で、直径90センチぐらいの円形の花彫りの生命体（自分の次元に限りがあるため、はっきりと真相が見えなかった）であることがやっと分かりました。それと同時に、天の一角に、カラーの楼閣と色とりどりの花や木々がはっきり見えました。その時、空、地上、家の中がすべて金色の世界に変わりました。突然、一つの大きな手が私の上腹部の中に入り、しっかりとつかんだり、引っ張ったりして、たくさんの赤褐色の腐った肉のような汚物を取り出してくださいました。そのため、私は息ができなくなりそうでした。引き続いてまた、中腹部、下腹部からも汚物を取り出し、最後に両膝の関節を2、3回掴みました。病業が摘出された後、私は全身がとても気持よくなりました。

　夜、眠って目を閉じると、また金色の修煉用の色々な品物が入った大きな包みが見えました。その品々は長さがさまざまで、形も異なっていました。その包みは私の懐に置かれました。師父が『轉法輪』の中でおっしゃったように、「われわれはここで皆さんに「法輪」をはじめ「気機」や、修煉に必要なすべての「機制」を植えつけ、幾万以上にも及ぶものを、種のように蒔いてあげるのです。あなたの病気を取り除いてから、やるべきことをやり、与えるべきものを全部あなたに与えて、これであなたはやっとこの法門で本当の修煉ができるようになります」[1]。その通りでした。また静功を煉功した時、自分の体内からアスファルトのような黒くてねばねばした１組の骨組みのようなものが飛んで行き、代わりに白い玉のような新しい骨格が体内に入れ代えられたのを見ました。私は徹底的に生まれ変わりました。これは私が大法を修煉した後の自らの体験です。師父の慈悲と大法の修煉により、私はまったく新しい人生を授かったのです。

　これらの非常に不思議な出来事は、身体障害者でも同じく佛法修煉ができることを私に分からせてくれました。私は、師父がおっしゃった「修煉は路同じからず　都（すべて）大法の中に在り　万事執着無ければ　脚下に路自ずから通ず」[2]その通りだと思いました。

　法を学ぶことによって、私は師父がおっしゃった「人は、以前に悪事を働いたために生じた業力のせいで病気になったり、魔難に遭ったりしています」[1]の法理から、もし自分が過去にそれほどの悪事をしていなければ、今日、こんなに大きな業力はなかっただろうと認識しました。また、誤って医者を信じ、間違った薬を飲んだのもただ、この世の表象に過ぎないことも分かりました。大法は私の長年の心の結び目を解いてくださり、私に因果応報の法理を認識させ、そのため、私は二度とすでに亡くなったあの漢方医を恨むことをしなくなりました。今生、縁があって佛法修煉ができ、本当の自分を見つける機縁を与えてくださった師父の済度のご恩に感謝いたします。

　1998年4月、法を得た後に、私はいろいろな大法の書籍と説法の録音、ビデオテープ、法輪の徽章などを取り寄せ、弟はまた私にテレビ、VCDプレーヤーなどを買って来てくれました。私は毎日家で師父の説法のビデオを流し、縁のある人のために、法を聞いたり、学んだりすることができるようにしました。師父が説法の中で説かれた「大法は洪く伝わり、聞いた人はこれを尋ね、得た人はこれを喜び、修める人は日をもって多くなり、その数は計ることができません」 [3]。その通りでした。

　日常生活の中で心性を高める

　私が住んでいた環境は特別で、街の大通りに属しており、改造のための最初の立ち退き世帯でした。配分された住宅は長屋で、私はもっとも長い棟（全部で20部屋）に住み、全部で5世帯で、私の部屋は真ん中にあります。

　前の建物は取り壊し、立ち退いた後に、宅地は売却となり、ちょうど私は仕事場を作りたいと思い、私は7700元を払って、合計8部屋分を買いました。私が買う時に、以前の隣の女性とすでに約束して（その家は女性が家を切り盛りしている）、私達は一緒に買うことにしました。しかし、支払った時、彼女は2部屋の代金しか払わないと言いました。なぜなら、東の端っこの建物が取り壊され、立ち退いた時、宅地にもう1軒が取り壊されないまま、残っていたからでした。彼女は2部屋分の金を出して、残された部屋をただで手に入れたいと思っていました。その時、私は彼女の下心がはっきり分かっていましたが、しかし、自分は修煉者だと思いつき、師父の説法、「はっきり分かっていながら常人としての利益を失うという現実的な利害の前で、心が動じるかどうか」[1]が私の頭に飛び込んできました。日常生活の中で対立が起きた場合、私はそれを自分の修煉の道での試練と見なし、常人の心を徹底的に放下した後、心性もそれに応じて向上しました。

　次に下に住んでいた男性も、手に負えない人でした。1995年、彼は私から3500元を借り、またその前の350元を加えて、合計3850元の借金がありました。当時の状況からすれば、それは結構な額でした。しかし、彼はその借金を踏み倒すため、わざと外でデマを流し、私が彼の奥さんを強姦したいと思っていると言いふらしました。お金のため、奥さんにまで泥を塗るような恥をさらすことすら、彼は思い切ってやりました。2年間かけて取り立てをしましたが、2500元だけを返してもらいました。しかも、毎回、私は彼に罵倒され、最後、残りの1350元はどうしても返済してくれませんでした。私は法を学んだ後、この事は前世での彼からの借金と見なし、それからは彼から返済してもらう考えを徹底的に放棄しました。

　法を得たあの夏、この2人の隣人は手を組んで私をやっつけようとしました。女性の方は先に私に「言っておきますが、建物の南側に道路を作りたいのです。いつ工事をするかについて、会議を開きます」と言いました。私の東にある部屋は私の倉庫となっており、そこには常時何百キロものトウモロコシを保存し、粉砕機も中に設置していました。また入口には液体を作る大きな鍋とその液体を入れて煮るための大きな鍋があり、二つの鍋の間は2メートル離れ、濾過槽を鍋の傍に寄せて、濾過した湯を、パイプを通して鍋に流し込むように配置しています。このプロセスだと、作業が便利で、余計な労力が省かれます。西の部屋は酢を入れる作業場となっています。彼らがこのようにする目的は、私の生産条件を壊し、生産を停止させたいためでした。私は彼らの悪意に心を動かされませんでした。私はただひたすら、自分が修煉者であるとだけ考えていました。私のすべては師父が按排してくださり、決定してくださるので、自然に任せばいいと思いました。翌日の夜、彼らは私の弟まで会議に呼んで来ましたが、結局、男性の方の甥が賛成しなかったため、彼らの計画は消滅してしまいした。

　私の庭の西側には南北を走る古い道路があります。道路の西側に建てられた建物の階段はちょうど私の庭に面していました。そのあたりは風通しがよく、また涼しくて、毎日食事の時間になると、隣近所の人がここに集まって来て、世間話をします。私は隣人の男性がそこで私の悪口を言うのを何度も耳にしました。また私を見ると、彼は更に思いっ切り、罵倒しました。彼は私達夫婦の1人が身体障害者で、1人は知的障害者で、金を稼ぐことしかできず、生活を楽しむことができないと嘲笑い、また、私が馬鹿を使って働かせているなどと言いました。彼の口から出た実際の言葉はもっと酷いものでした。私は我慢しました。心は動じませんでした。私は修煉者ですから、彼は私に心性を高める機会を与えてくれていると分かっていましたから。その後、隣の女性も再び私の前で、その話を繰り返して真似をしました。私を挑発したかったのですが、私はやはり心性をしっかり守りました。

　（続く）

　（明慧ネット第10回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会）

　注：
　[1] 李洪志先生の著作『轉法輪』
　[2] 李洪志先生の詩『洪吟二』「阻むなし」
　[3] 李洪志先生の著作『精進要旨』「師を拝む」