明慧法会|「母は法輪功修煉者です」(一)
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文/広東の大法弟子 理明

 【明慧日本2014年12月17日】 (次の文へ

孫の昊昊は今年で7歳になりました。幼い頃から師父の説法を聞き始めた彼は、学校では学級委員となり、文武両道に優れています。親戚と友人に「とてもいい子です」と褒められ、先生も「同級生の中でとても人望がある」と評価してくださっています。

 遥くんを導いて法を得る

 孫には遥くんと言う友人がいます。遥くんは祖父母が80歳になってやっと授かった初孫だったため、祖父母は遠く離れて住んでいるこの子に遥という名前をつけてくれました。遥くんの両親はともに三退をして、私のことも少し分かっています。学期末のある日、遥くんのお母さんが電話をかけてきて、夏休みの間に私のところに子供を預けたいと頼みました。私は「いいでしょう。昊昊にも友達がいたほうがいいです」と言いました。

 7月7日の午前7時過ぎ頃、親子2人は私の家にやって来ました。遥くんのお母さんは私に会ってすぐに、「遥は今年の3月からずっと咳をして、夜になると、咳がもっと酷くなり、時々嘔吐するまで咳をします。この数カ月、児童病院にも漢方医にも、いろんなところに行って、真空浄血バンキー療法も2回ほどしました。しかし、まったく治る気配はありません。私たち夫婦は毎日とても心を痛めています。しかし、仕方ありません」と言って、涙が出そうになりました。私は遥くんのお母さんにティッシュを渡しながら、彼女が持ってきた二つの手提げを受け取りました。一つの手提げには着替えが入っており、もう一つには煎じた漢方薬が入った保温用水筒と、他に咳止めなどの薬が入っていました。遥くんのお母さんは私に、「おばあちゃん、ご迷惑をおかけしたくないのですが、私は本当に途方にくれています。昊昊がこんなに元気な姿を見て、私達は遥をおばあちゃんに預けたいと思いました」と言いました。私は「いいでしょう。私は力を尽くします。用事があれば、あなたに電話しますから」と言いました。

 遥くんは顔色が青白くて、おでこにはあせもがいっぱいで、頬もおできで真っ赤になっていました。彼の両足には黒い瘡蓋だらけで、新しく出来たできものもありました。遥くんは両手で顔を掻いたり足を掻いたりして、とても煩わしくていらだたしいようでした。私は心の中で、「自分は大法弟子ですから、師と法を信じていれば、きっと彼をしっかり世話することが出来る」と思いました。

 1日目、遥くんに薬を飲ませた時、彼は眉をひそめて、鼻をつまんで、二口飲んだら、「とても飲み込めないよ、苦くて臭い」と言いました。翌日、私は彼に薬を与えませんでした。夜、遥くんのお母さんが迎えに着た時、私は、「遥くんはきょう薬を飲みませんでしたが、ご飯をよく食べました。もう薬を持って来なくてもいいですよ。薬には副作用がありますから、子供の体を痛めないようにしましょう」と言いました。遥くんのお母さんは「息子の様子を見て、私は本当に仕方なく、医者と薬に頼るしかありませんでした。そうおっしゃるなら、私はおばあちゃんを信じることにします」と言いました。

 遥くんは昊昊と一緒に廊下で近所のお子さんと遊んでいました。遥くんはしばらく走ると、ソファーに戻って来て、ハアハア荒い息をしながら休んで本を読み、それからまた出かけて遊んで、また戻って来て休み、こうして、1日に5回ほど往復しなければなりませんでした。毎回、私は彼に服を着替えさせ、温いお湯を一杯飲ませました。その後、遥くんは日に日に喘息が軽くなり、5日目になると、もう正常になりました。遥くんのお母さんにその話をすると、彼女は「ご配慮に感謝します。遥の顔色はよくなったし、汗疹もなくなって、顔と体のおできもなくなりました。ただ、夜はやはり咳をします」と言いました。私は遥くんを世話してもそれほど大変だと思っていないので、私は「来週、夫が田舎に帰るから、夜、遥くんに家で泊まってもらいましょう。彼の夜の様子も見たいです」と言いました。座って私の話を聞いていた遥くんのお母さんは、それを聞いて、嬉しくて飛び上がりました。「よかったです。本当にありがとう! おばあちゃんに会えて、本当にラッキーです」と涙をボロボロ流しながら、興奮して言葉に詰まってしまいました。私は「感謝するなら、李洪志師父に感謝してください。師父は私に他人のために考えるよう教えて下さいました」と言いました。

 彼らは7月14日に遥くんを送って来ると約束しましたが、その日を待てずに13日にもう遥くんを送って来ました。夜10時ごろ、私達が寝てから、すぐ遥くんは咳をし始めました。私は「3人いっしょに『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と念じましょう」と言いました。10回念じると、遥くんは咳をするのを止めました。11時頃に遥くんを見に行くと、髪の毛が濡れて、全身の服も濡れていました。クーラーをつけているのに、なぜこれほど汗をかくのかと不思議に思って、手で遥くんの体を触って見ると、さらさらでした。遥くんは「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と念じたので、師父は彼の体を浄化してくださったのです。私は服を探して出して、彼に着替えさせ、掛け布団をかけ直してあげました。翌日、私が煉功をして、発正念をしたあと、遥くんはやっと目が覚めました。彼は二つくしゃみをすると、鼻水が出て、「大丈夫です。これはアレルギーです」と言いました。私は「おばあちゃんのところでは、アレルギーなんかありません。師父があなたの体を浄化して下さっているのですよ」と言いました。

 翌日の夜、私たちは一緒に10回「法輪大法は素晴らしい。真善忍は素晴らしい」と念じて、寝ました。遥くんは朝の8時5分に起床するまで、咳をせず、汗もかかず、鼻水も流しませんでした。私はほっとして、「よかった」と師父に感謝しました。

 ある日、遥くんは私に「おばあちゃん、ぼくは寝る時、時々鼻血が出ます。普段、家や幼稚園にいた時、いつもたくさんの鼻血が出て、何か鼻に詰めてやっと止めることができたのですが、今度僕は『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と5回念じた時、血が止まりました。血は頭に行ったのかお腹に行ったのか分かりませんが、鼻血が出たのは確かです。ほら、枕にまだ少し血が付いていますよ」と言いました。私は部屋に入って見たら、枕に確かに血が少し付いていました。私は彼の頭を撫でながら、「遥くんは本当に素晴らしい悟性を持っていますね」と言いました。

 ある日、昼ご飯を食べている時、遥くんは泣きながら「腕が痛くて、スプーンが持ち上げられない」と言いました。私は「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と念じながら、彼の痛いところを軽く撫でました。昊昊も茶碗を置いて、両足を組んで手を立て、「遥くんの空間にあるすべての邪悪の要素を一掃します」と念じました。その後、遥くんはもう痛くないと言ったので、私は彼に師父にお礼を言わせました。彼は師父の法像の前で、両手を合わせて「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい! 師父、こんにちは! 師父、ありがとうございました」と言って、それからご飯を食べました。

 遥くんのお母さんが彼を迎えに来た時、私は今日の事を話しました。遥くんのお母さんは「遥には、遺伝性リュウマチがあり、いつも痛くなると、私は漢方薬で足湯をしてあげています。痛い場所に当たると、遥は痛くて叫ぶのですよ。特に夜に痛くなると、いつも朝まで眠れないのです。今度はお宅にいて、この程度で済んで本当によかったです。しかし、本当に不思議ですね。おばあちゃんは本当に子供の面倒を見るがお上手ですね。遥はお宅にいて、薬も飲まず、注射もせず、咳もしなくなるし、鼻血も少しで止まったし、関節も揉んだら良くなりましたね。遥は家では、ご飯を食べるのに、いつも1時間もかかりますが、ここでは、20分で済ませて、しかもよく食べているのですね。おばあちゃんは料理がお上手ですね。栄養たっぷりのスープもとっても美味しいです。2週間で、遥は肌が白くなって、太りました。私が友達や同僚におばあちゃんの話をしたら、皆私のことを羨ましがっていましたよ」と言いました。

 私は「今、あなたは法輪功を煉功すれば、どうして病院に行かなくなり、注射も薬も要らなくなる理由が分かったでしょう。李洪志師父は『論語』の最初にとても明確に説かれました」と言ったら、昊昊は「「佛法」はこの上なく奥深いものであり、世のあらゆる学説中、最も玄妙かつ超常的な科学です。この領域を切り開くには、常人の観念を根底から変えなければなりません。さもなければ、宇宙の真相は人類にとって永遠に神話のままであり、常人は己の愚かな所見に限定された枠の中で永遠に這いまわるしかありません。」と暗唱し始めました。遥くんのお母さんは「わあ、昊昊は本当にすごいですね」と言うので、私は引き続き「佛法は超常的なものです。私のようなお婆さんが料理やスープだけで、病院でも治療できない息子さんの病気をこんなに早く治せるわけがない。それは大法の威力です」と言いました。遥くんのお母さんは心から「私は信じます、信じます。本当に信じます」と言いました。

 私はさらに、「これから、もし私がいかに遥くんの世話をしているかをお友達や親戚に話すとき、必ず『このおばあさんは法輪功を煉功しています。法輪功はメディアが宣伝しているようなものではなく、彼女はとてもいい人です。しかし、警察はいつも彼女を妨害し、煉功をしない保証書を書かせようとしています。法輪功は素晴らしいものです。悪人に無実な罪に着せられています』と言ってください。大法を広く伝えることは功徳が大きいのです。相手の人も真相が分かることによって、福が得られます」と言うと、遥くんのお母さんは笑顔で頷きました。

 私はまた彼女に「遥くんにはこれだけの病気があるから、私はすでに彼と一緒に師父の『轉法輪』を読んでいます。私が彼に功法を教えたら、あなたは賛成しますか」と聞きました。彼女は「賛成です。賛成です。私たちを家族と同じように見てください」と言いました。

 子ども弟子と一緒に煉功する

 私は毎日彼らにしっかり三食食べさせ、宿題をやらせて、時間があれば、『轉法輪』を一緒に読むようにしました。2人の子ども弟子はとても真剣です。誰かが字を多く読んだり、或いは少なく読んだり、間違って読んだりすれば、お互いに指摘します。彼らは師父の法をよく理解でき、またお互いに言い争ったりせず、相手の嫉妬心や顕示心を指摘します。彼らは悟性がよく、和尚が鏡を使って太陽の光を佛像の顔に反射させるところを読むと、彼らは笑い出して、「それは偽りの開眼です。師父は大蓮花手印を打つのが本当の開眼だとおっしゃっている」と言いました。また肉食の問題を読むと、昊昊は「遥くんは肉が一番好きで、野菜を食べないですよ」と言ったら、遥くんは「少しずつ直します。これから少し減らします」と言いました。また病院治療と気功治療のところを読むと、私は彼らにどう違うかと聞くと、遥くんは「病気がない時から法を探すのが一番です。病気になってから法を探すのはもう遅いです」と言いました。私は彼の素晴らしい悟性にびっくりして、誰から教わったのかと聞いたら、彼は「自分で考えたのです」と答えました。法を学び終わって、遥くんは「おばあちゃん、私はこの本がとても好きです。家に持ち帰って読んでもいいですか」と聞きました。私は「いいですよ。今度1冊をいただいてきて、お母さんに持ち帰ってもらいましょう」と言いました。彼は無邪気な顔でとても純潔な笑顔を見せてくれました。

 遥くんは動功の動作をとても速く覚えました。特に掌を捻じるとか、法輪を4回推し回すとか、第五式の手印を打つところは、彼は2回習ってもう覚えました。私は師父の煉功DVDを見せながら、彼らに習わせて、私はそばで動作を訂正してあげました。昊昊は目を閉じて師父の号令に従って煉功したいと言ったので、私は30分の動功の音楽を流して、煉功させました。遥くんは第二式の功法を煉功した時、とても疲れて、もう我慢できないと言いました。私は「もう少しの辛抱です。関節が痛い時と比べて、どっちが辛いですか」と聞きました。彼は関節痛のほうが辛いと言いました。彼は大変だ、大変だと言いながら、やはり最後まで頑張りました。煉功が終わって、遥くんは眠いと言って、ふらふらして部屋に入って、2時間ぐっすり寝ました。翌日、彼は第五式の功法を煉功してから、師父の説法を聞きたいと言って、ずっと聞き終わるまで、両足を組んで下ろしませんでした。彼は歩きながら、「足を組む時、足は痺れて痛かったですが、今は足が軽やかで、ふわふわします」と言いました。それから、彼は毎日法を学び、功を煉るようになりました。

 (続く)

 (明慧ネット第11回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/14/299641.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/11/19/146932.html)
 
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