タクシー運転手「ここは法輪大法の駅だ」
■ 印刷版
 

文/遼寧省の大法弟子

 【明慧日本2014年3月31日】私は三輪タクシーの運転手です。いつも駅前で直接、お客さんに真相を伝え、中共の関連組織からの「三退」を勧めています。お客さんを待っている間、私は学法したり、周囲の人に真相の小冊子を配ったりします。

 駅周辺の運転手は大法の真相が大体分かっていますが、もっと真相伝えを広めようと、私はいろいろな工夫をしています。例えば、「法輪大法は素晴らしい」と書いたお守りを車に吊るすようにして、三輪タクシーのみんなに配っています。

 つい最近のことですが、ある日、私はたくさんのお守りを持って駅に行きました。お守りの上と下には1個ずつ綺麗な飾り玉を付け、真中のカードに「法輪大法は素晴らしい」「平安を守り 天から福を授かる」、その下に一対の赤い房があり、とても目立ちます。

 駅に着いて、お守りを入れた鞄を空けたとたん、周りの人が私を取り囲み、お守りを車に吊るしたのを見て、「綺麗なお守りですね」「私もほしい、私も」と言いながら、奪い合うように取っていきました。私は「皆さんの分もありますから、あわてないでください」と言いながら、お守りをみんなに配っていきました。受け取った人はすぐ車に戻り、丁寧に掛けました。あっという間に、およそ40台の三輪タクシーに「法輪大法は素晴らしい」のお守りが掛けられました。駅前には多くの三輪タクシーが順番に並んでいるので、みんな同じお守りを飾り、とても綺麗で目立ちます。

 しばらくして、口コミで他の地域の三輪タクシーの運転手達も続々と、この駅にやって来るようになり、当然私は「三退」を勧めながら、「法輪大法は素晴らしい」のお守りをみんなに配りました。すると、この駅周辺のすべてのタクシーが、このお守りを掛けるようになり、ある運転手は「法輪大法は素晴らしい」と大声で叫び、ある運転手は「ここは法輪大法の駅だ」と言いました。なぜかというと、この駅の三輪タクシーは必ず「法輪大法は素晴らしい」のお守りを掛けているからです。

 こんな時、ある運転手が警官を連れて来ました。運転手はこの警官を指差しながら、急いで私に「まだ『法輪大法は素晴らしい』のお守りがありますか? 彼に一つあげてください」と言いました。私はすぐには返事をしませんでしたが、警官を見ながら、「誰かから三退をして自分の平安を守るように勧められたことがありますか?」と聞くと、彼は「あります」と答えました。私はまた彼に聞きました。「もう脱退しましたか」、彼は「脱退しましたよ」と答えました。話した後に、私は彼にお守りを渡すと、彼は「ありがとうございます」と言って、すぐ首に掛け、帰って行きました。

 しばらくして警官が再び戻って来ました、私は「どうしましたか?」と聞くと、彼は「娘のためにもう一つお守りがほしいのです」と言いました。私は「いいですよ」と答えました。彼はお守りを受け取ってから、とても感慨深そうにそれを見つめていました。そして、私に「危ない時もあります。気をつけてください」と言いました。これは彼の本心から出た言葉であり、大法弟子への思いやりであると感じました。私はその時、このような真相の分かっている人々に対して、本当に嬉しく思いました。

 大法の真相が分かっていない、中共に毒害された運転手もいました。「法輪大法は素晴らしい」のお守りがあまりにも綺麗で、持ち帰りました。しかし、真中の「法輪大法は素晴らしい』のカードを恐れて、はずしてしまいました。ただ二つの玉だけを残して、そのままタクシーに掛けていました。あいにく、私の所を通り過ぎた時、私は見かけたのです。私は運転手に対して、「他の空間にあるすべての邪悪を取り除き、衆生が大法に罪を犯させないように、彼の背部の共産邪霊、卑しい鬼を取り除きます。衆生は大法への尊敬の念を持ち、人の分かっている一面があり、『法輪大法は素晴らしい』『真・善・忍は素晴らしい』の真相を理解するように、衆生が救われますように」と発正念しました。

 翌日、この運転手は私の車が来たのを見て、直ちにやって来て、「お姉さん、昨日は悪いことをして、ごめんなさい。もう一つほしいんだけど、お願いできますか」と言いました。私は「よく見てください。この駅周辺の約40台の三輪タクシーは『法輪大法は素晴らしい』のお守りを掛けて大変綺麗でしょう。あなたの車はこの二つの玉だけを掛けて、何の意味がありますか。二つの玉は値打ちのないものですよ。この『法輪大法は素晴らしい』のカードこそ、値のつけようのない宝物です。このカードのおかげで、あなたが無事に運転することができるのです」と言いました。運転手はとても恥ずかしそうに「お姉さん、本当にごめんなさい。もう分かりました。周りの人がみな見ているので、私はもう恥ずかしくてこの場にいられません」と謝りました。彼の哀れな様子を見て、私は彼にもう一つお守りを渡しながら、「このお守りを大事にしてくださいね」と言いました、彼は「これからは必ず大切にします」とはっきり返事しました。

 その後、お守りをもらったその運転手は、駅のホームで「法輪大法は素晴らしい」「法輪大法は素晴らしい」と、心を込めて叫んでいました。周りの人は運転手に注目し、彼の心からの呼びかけを聞いていました。これは彼の「法輪大法は素晴らしい」を真に理解した本性の現れであり、悔い改めようとする心からの声なのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/9/14/279450.html)
 
関連文章