文/中国の大法弟子
【明慧日本2014年4月1日】私は1996年に法輪功を学び始めた古い大法弟子です。17年間の修煉の道のりで、心身の変化は非常に大きく、多くの事を悟りました。師父の慈悲に感謝致します。
1999年7月22日は、地元の学法グループで、師父の説法ビデオを流す予定でした。しかし突然、マスコミは大法を非難しはじめ、毎日のように師父を誹謗中傷し、その邪悪の勢いは本当に天地を覆い隠すほどでした。当時、江沢民らの邪悪集団はマスコミを操っていました。
22日夜、私達は地元の十数人の大法弟子と師父の説法ビデオを見ようと煉功場に集まりました。しかし、私が放映すべきだと強く主張したにもかかわらず、責任者は圧力を恐れてビデオを放映せず、結局その晩は簡単に交流をして皆は家に帰りました。
そのビデオには、師父が1999年7.20以前に説かれた最後の説法が録画されていました。その時、私は皆と見ることができなかったことが非常に悔しく、その責任者に強い不満を抱きました。しかし、もっと残念なことに、彼は大法とは反対の道を歩んでしまい、私達がどのように助けてあげても、彼は戻ってきませんでした。
2001年になって、私は師父がそのビデオの中で説かれていた「いかなる心も動じなければすべての変動を制することができます」[1]という法に思い至りました。師父の法の内包を真に理解することは難しく、このような邪悪な環境下で、どのようにすることがいかなる心も動じないことなのか? どのようにすべての変動を制することができるかについて、その時の私はまだ明確に分かっていませんでした。しかし、何度か警官に逮捕されたとき、師父の法を思い出し、驚かず、怖がらず、発正念をして、悪人を制しました。またこの数年来、身体に旧勢力の妨害が現れた時も、私はその度にこの法を思い出し、一つ一つの難を乗り越えてきました。
ある日、私は激しい歯痛に悩まされ、食事も睡眠も取れなくなり、学法中も集中できず、煉功も入静できませんでした。その痛みは発正念をすると、少し緩和されますが、痛い時は頭痛も伴って涙がでるほどの耐え難い激しい痛みでした。しかし、激しい痛みに耐えていたその時、再び私は師父の「いかなる心も動じなければすべての変動を制することができます」という法を思い出しました。私は速やかに自分の気持ちを抑え、その痛みに心が動かされないように「忍」を考え、心も念も動かさず、座禅して入静しようとしました。このように何回かくり返し、ついにこの歯痛を突破することが出来ました。
2002年、私は孫の面倒を見るために蘇州へ行きました。蘇州では異なる空間からの妨害も大きく、同修と連絡が取れませんでした。毎日三つのことをしているものの、家事や子供の面倒に時間を取られ、身も心も疲れていました。三つのことを行うにも気があせるばかりでしっかりとできず、正念で邪悪を取り除くときも力不足を感じていました。私が発正念をしようとすると子供が寄ってくるし、座禅をすると騒ぎはじめます。邪悪な生命は子供を利用して私を妨害していました。また、蘇州の湿気の多い気候にも慣れず、身体への妨害も少なくはありませんでした。ある日突然、私はめまいを感じ、胸が苦しく、座っても横になっても辛くてたまらないので焦っていました。しかし、この時も私はこの法を思い出し、座禅をし、何も考えないようにしました。しばらくすると入静でき、胸も楽になり、その後、横になって寝て起きたら、もう辛い状態はなくなっていました。
昨年8月、私は新しい修煉者と出会いました。この修煉者は1年あまりの間、病と憑き物に苦しんでいました。彼女はその間4万元以上を費やし、お寺に行って線香を立てたり、佛を供養しても病は治らず、しばらくすると精神に異常をきたしてしまいました。その後、彼女は他の人から法輪大法を勧められて学び始めました。彼女は煉功の動作を教えて欲しいと私に頼んできました。
私が煉功動作を教えると、彼女は1カ月間で覚え、法も何度か読み、法に対して一定の理解を得ました。そんな中、私は彼女に「家で供養しているそれらの物を片付けるように」と伝えました。彼女は怖がりましたが、私は「師父がいらっしゃるから大丈夫、私も発正念するから、片付けましょう」と言いました。
彼女が帰ると、それらの邪霊が私を妨害しに来ました。彼女と全く同じ病状が現れ、座っても横になっても回復せず、最後は立ち上がれなくなり、この状態が夜中まで続きました。しかし、私は師父の法を再び思い出し、すぐ座禅をして、何の念にも動じないようにしました。入静してしばらくすると、何事もなかったかのように正常に戻りました。
私は「どんな状況下に置かれても師父の法さえ忘れなければ、いかなる妨害も取り除くことができる」と悟りました。この新しい修煉者も、その後すべての物を片付け、今は衆生を救うことの責任をも悟り、修煉にも励んでいます。同修のみなさん、難に出会ったらこの法を思い出して乗り越えましょう! 心を静めて、自分の心が動じなければ、誰も私達を動かすことはできないのです!
注:
[1] 李洪志師父の経文:『米国中部法会での説法』