四川省:美容室経営の姉妹 繰り返し洗脳班に拘禁
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 【明慧日本2014年4月14日】四川省成都市の法輪功修煉者・楊淑花さん、楊淑君さん姉妹は美容室を経営している。楊さん姉妹は、いつもお客様に誠意を込めて仕事しているため評判も良く、店は繁盛している。

 しかし、楊さん姉妹は法輪功を学んでいるという理由で、中共(中国共産党)当局から迫害を受け続けている。

 2007年3月6日、成華区府青路派出所の警官が楊さん姉妹の店に来て、仕事中の淑君さんを連行しようとした。その時、姉の淑花さんが、淑君さんの連行を阻止したが、淑君さんと共に不当に連行された。その後、姉妹は同市郫県留置場に収容され37日間拘禁された。当時、姉妹の家には母親(70代)と淑花さんの小学生の娘が残され、姉妹の拘禁で店は経済的な損失を被り、母親もひどくショックを受けて倒れ、回復しないまま2008年に死亡した。

 淑君さんはかつて幸せな家庭を持っていたが、法輪功の修煉を堅持したため、夫が610弁公室から圧力をかけられ脅迫された。夫は仕方なく離婚届けを出してしまったという。

 2012年3月13日午後3時ごろ、府青路派出所の制服警官と私服警官10数人が9台のパトカーで姉妹の美容室にきた。警官は仕事中の淑花さんを連行し、姉妹の借りた部屋に侵入して家宅捜索をした。警官はプリンタ、パソコン、現金4000元などの私物を没収した。同日、淑花さんは成都市にある新津洗脳班に移送された。

 妹の淑君さんはその2週間後の27日、府青路派出所に行き「法輪功を学ぶことは犯罪ではありません」と、姉の解放を求めたが、その場で警官に連行され新津洗脳班に拘禁された。

 姉妹が拘禁されてショックを受けた親戚の叔父と叔母は倒れ、後に死亡したため、淑花さんの子供の世話する人がいなくなった。娘は「生活費や家賃などの支払いはどうすれば良いのか」と途方に暮れ、洗脳班へ行って母親との面会を求めたが拒否され、母親に会うことができなかった。

 洗脳班で姉妹は心身ともに苦痛を与えられ、淑花さんは2012年11月21日に解放された。

 2013年5月29日、仁寿県兆嘉派出所の警官は楊さん姉妹の店に来て嫌がらせをし、淑花さんに血液検査と拇印を押すことを強要した。

 2013年6月5日午後4時過ぎ、府青路派出所と成都市公安局国保(国家安全保衛)大隊の警官は再び、姉妹の店に来て、家宅捜索をした。警官はデスクトップパソコン2台、ノート2冊、電子ブック、娘の小遣い300元を没収し、姉妹を連行した。その後、妹の淑君さんは新津洗脳班に移送され、 姉の淑花さんは秘密裏に仁寿県の三洋ホテルに拘禁され、連日脅迫を受けた。

 6月11日、中共の郷政府の人員が姉妹の兄を不当に連行し、2万元を支払って保証書を書くことを強要し、「従わないとお前も拘禁してやる。これからは商売をすることも許さない」と脅迫したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/30/289336.html)
 
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