文/中国の大法弟子
【明慧日本2014年6月5日】私は2005年8月13日に発生した大洪水を、忘れることができません。あの日は、朝3時~夜10時まで、雨が激しく降り続いていました。窓から外を覗いて見ると、滝のような水がカーテンのように屋根からどっと流れ落ちていました。
私の家と河との間には幅5、6メートルの道路がありました。私はザーザーと降り続く雨音を聞いていると、河の水流が速くなっていることが分かりました。その時、私は危機感を覚え、レインコートを着て河まで急いで行ってみました。私は目前に現れた光景を見て驚きました。河の水は数カ所の河堤を突き破り、洪水が河堤からあふれ出て道路は浸水していました。私は「村人はまだ眠りの中、結果は考えるだけで恐ろしい」と思いました。私は周りを見ながら猛スピードで、軒並みに知らせに行きました。そして、河辺の住民達に「早く逃げてください」と呼びかけました。子供たちには理由を説明せずに、急いで親戚のうちに連れて行き、預かってもらいました。そうこうしながら、あちこちと飛び回り、気がつくと何軒の家を回ったのか、分かりませんでした。
そして、黒山のような大洪水が、あっという間に庭の壁を押しつぶし、薪を積み上げるようにして連れ去りました。
大洪水の後、村人たちは「法輪功の人が知らせに来たおかげで、みんなが助かりました。さもなければ、今、私達はどうなっていたのか分かりません」と話していました。
地元の町長と役人達が災害状況を視察に来たとき、私の家の庭に近づいてきて(私の家は河に一番近いので)家と隣の屋敷を取り囲む塀の境をしげしげと見ており、皆はぼんやりしていていました。私の家の塀は完璧で破損されませんでしたが、隣の家の塀は切断されていました。さらに不思議なのは、切断カ所は1メートル程の深さがありました。それを見た役人の1人は「大洪水は法輪功を学ぶ人の家まで来ると、曲がっていますね。本当に不思議です!」と言いました。私は「慈悲なる師父が私を加護してくださった結果です」と皆に教えました。村の役人は実際の情景を見て「法輪大法は実に素晴らしい!」と腕を上げて叫びました。
村人たちもこの場面を目にしました。今、村人たちは私に会うと「法輪大法は素晴らしい! 法輪大法は実に素晴らしい!」と喜んで呼びかけてくれます。