吉林省:留置場で危篤の男性 治療禁止でなお拘禁
【明慧日本2014年6月16日】吉林省農安県の法輪功修煉者・王三恒さん、王濤さんは5月13日、人々に法輪功の資料を配布していたときに私服警官に発見され、強制連行された。2人は開安鎮派出所で拘禁され、家の鍵を脅し取られた。そして、警官らはそれぞれ2人の自宅に押し入り、捜索をして荒し回り、家財を没収した。
王濤さんの家族は派出所へ行き、家財を返すよう求めた。しかし、警官は現金を脅し取ったことを否認し、そのほか没収した物品の数と種類も偽った。
王三恒さん、王濤さんは農安県公安局へ移され、真夜中まで不当に尋問された。その間、王濤さんは暴行され、命の危機に晒された。
14日、王三恒さんは、農安県留置場へ、王濤さんは長春市第三留置場へ送り込まれた。三恒さんは拘禁中、血を吐いて病院へ運ばれ、病院で医者に胃癌と宣告された。しかし、三恒さんは点滴などの簡単な治療を受けてまもなく、また留置場へ戻された。
三恒さんは未だに危篤に陥ったまま拘禁されているが、家族が申請している治療による一時出所などの措置を一切許されていないという。