全体の協調によって生み出された奇跡
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邪悪な掲示板を排除する過程での悟り

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年7月5日】今年2月、地元の町内掲示板に邪悪な内容が掲示されました。真相の知らない掲示者及び大衆が直接の被害者となりました。

 それを目にした同修は大変焦っていました。皆と交流して初めて町内や、郷村まで同様な掲示板が多数ある事実を知りました。制作元は「中国邪教協会」だったり「重慶市邪教協会」だったりします。今までの掲示板は文字にイラストが加えられ、「邪教」にしか言及しないものはほとんどでしたが、今回は大きな絵が描かれ、ズバリ大法に対して攻撃するものでした(もちろん、他の気功にも言及している)。その上、師父の写真まで掲載されていました。壁や専用スペースに掲示されたり、ガラス張りの掲示板に貼られたりしていました。一部の壁に貼られている宣伝物は、正念の強い同修によって直ちに剥がされましたが、貼られたままの町内に対して関係者の情報を収集して電話或いは手紙の手段を用いました。それから、邪悪の宣伝物から発せられる毒害を制止しようと、家で発正念をしている同修もいました。しかし、それらの効果はそれほど顕著ではありませんでした。

 全体の協調が必要だと悟った同修は、チーム学法の時に「しばらくの間は皆で発正念リレーに集中しましょう」と提案しました。1時間ずつ担当し、人員の足りないところは、時間的に余裕のある同修が積極的に多数の時刻を負担するようにし、皆で合意して24時間の発正念を確保できました。その上、発正念の内容も統一させました。

 通勤している同修は主に夜の時間帯を担当し、普段精進していない同修も、「他空間において衆生を操って、大法と師父を誹謗する掲示板を制作して衆生を危害する全ての邪悪な生命と要素を解体する」ように高度の集中力をもって今回の発正念リレーに参加し、真剣に取り込むようになりました。皆は自らの担当する時間帯はよくできていなかったら、その時間帯は空白なってしまい、邪悪の要素に息継ぎの間を与えてしまう事になると心掛けていました。精進している同修は眠くなりやすい深夜の時間帯や、また多くの時刻の発正念を積極的に担当するようにしました。発正念に参加する同修の人数によって、正念の強さの違いは明らでした。自分の発正念の体験では、神通がまるで一本の天に昇る光の柱のように感じました。新たな時刻になるとその光の柱が二本まで増え、また同修が加わったとすぐ分かりました。光を弱く感じる時間帯もありました。後になって分かりましたが、その時に担当している同修は居眠りしてしまい、その間は発正念していませんでした。それに気づいた同修は、積極的に発正念に加わって補強するように努力していました。

 数日後、案の定、地元の他空間におけるかなりの邪悪が取り除かれました。ある町内のガラス張り掲示版の宣伝物は他の内容に取り換えられました。全体の向上についての師父の説法を思い出しながら、その通りだと皆は大変感銘を受けました。皆が法に従って向上すれば、全体の協調がとれます。全体の昇華ができます。それによって、初めて師父が要求される基準に達することができます。皆が不滅の一丸となれば邪悪は隠れる片隅すら見つかず、法を正すことを妨害できなくなります。

 これは、全ての大法プロジェクトにおいて言える事だと悟りました。無論、地元の邪悪を暴露するにしても、地方の迫害を制止するにしても、私達はこのように対処しなければなりません。全体に溶け込み、法を正す時期の大法弟子としてやらなければならない事をこなすべきです。無条件に同修に協調し、積極的に参加し、円融します。もし協調人がいなければ自ら黙々とやり遂げ、不足を補います。この時期の中国本土において名義上の責任者は存在しません。精進している同修がそれぞれ、協調人であったり被協調者であったりします。佛学会の協調や各大プロジェクトの責任者に率いられている海外と違って、中国国内では真に修めている同修がいれば、精進していない同修もいます。更に深刻に妨害されている同修もいます。同修間の差が大きく開いていますが、しかし同修の状態は一定不変のものではなく、私達は法を師と見なし、法理上で正しく悟り、重大なる問題が起きたら明慧ネットの針路を確認しながら、しっかり学法した上で衆生を救い済度する使命を果たすことが、目下の私達の修煉環境です。

 以上は個人的な悟りに過ぎませんので、法に沿わないところがありましたら同修によるご叱正をお願いいたします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/6/14/293419.html)
 
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