ある法輪大法修煉者の平凡で幸せな家庭
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年6月16日】法輪大法の修煉者であれば、誰にも話し切れないほどの修煉物語があります。この混沌とした俗世に、私たち修煉者としての楽しみと幸せがあります。ここで、我が家でのいくつかのエピソードを皆さんにお話ししたいと思います。

 我が家では、姑、夫、子供と私、家族全員が法輪大法を修煉しています。私たちは幸せな修煉者一家です。

 私は1995年に法輪大法の修煉を始めましたが、当時まだ独身の女の子でした。両親が早く亡くなったため、一人で生計を立て、社会の辛酸を嘗め尽くした私は、若いうちにすでに体を壊し、健康状態が非常に悪化していました。私は、人生は苦しいものだと思い、未来に対してとても困惑していました。法輪大法に出会い、法輪大法の書籍に述べられている法理――「真・善・忍」を読んだ時、私はたちまち心がぱっと開き、これこそ私が探し求めていたものだと思いました。

 修煉をしてから、私はとても早く健康な体を手に入れ、心も次第に浄化され、修煉者の立場で周囲のことに対処できるようになりました。例えば、金銭を手に入れても狂喜せず、何かを失っても落ち込まず、本当に人に善意をもって接すること等ができるようになりました。私は法輪大法の広く深い法理で大法の素晴らしさを実感しています。そのため、歩いていて時々、思わず笑みがこぼれてしまうこともあります。

 1999年7.20、中共(中国共産党)の江沢民集団は、法輪功と真・善・忍を修める善良な修煉者を迫害し始めました。中国で血生臭い政治運動を経験した人であれば、その都度誰もが中共の残忍さを十分に認識し、そして誰もが中共に対して強い恐怖心を持つようになります。今回の邪悪な迫害の中で、大多数の中国人は中共の悪辣な虚言に騙され、また中共の迫害の巻き添えになりたくないため、法輪功に接したり、知ろうとしたりしません。私は幼い頃から、祖父の世代、親の世代が苦しめられた状況を見てきたため、同じような不幸に遭遇したら怖いと思い、大法の修煉を継続しませんでした。

 大法の素晴らしさに呼び覚まされ、再度修煉を始めた時、私はすでに母親になっていました。家族は私が大法の修煉を始めようとするのを聞いて、大きな災いが皆の身に振りかかり、家庭がバラバラになるのではないかと恐れました。姑は子供に「法輪大法は素晴らしい」と言わせず、夫は私が家庭を壊すと非難しました。彼らの反応から、私は中共の邪悪さ、また世間の人々が中共の虚言に騙されていることをさらに深く認識しました。私は何があっても大法の修煉をしようと決意したため、彼らはとても心配して、私を阻止するにはどうすればいいかを陰で相談しました。一方、私の方はいかにして、彼らに大法の素晴らしさを分かってもらえるかを考えました。

 私は根気よく彼らに、大法がいかにして私に良い人になるかを教え、いかにして私に健康をもたらしてくれるかを話しました。私は法輪功の真相資料を彼らに見せ、法輪功の真相ドキュメンタリー映画『風雨天地行』、『私たちが未来を告げる』、『予言と人生』、『偽りの火』などを見せ、また中共を徹底的に暴く『中国共産党についての九つの論評』を読ませました。彼らは法輪大法が全世界で広く盛んに伝えられる状況を見て、また法輪功を修煉する各界の名士の素晴らしい人生を見て、中共の法輪功に対する迫害が犯罪行為であると分かりました。彼らは心から法輪大法の素晴らしさを理解し、姑と夫は相次いで修煉を始めました。また彼らはすぐに身をもって修煉の不思議さを体験しました。

 姑は若い頃、転んで背骨を怪我して猫背になりました。背もたれに寄りかかれず、数分座っていると背中の感覚がなくなり、また、天気が変われば、腰が痛くなります。病院でレントゲン写真を撮った結果、背骨が完全に変形し、古い病気で完治はできないと医師に言われました。しかし、姑は修煉して数カ月で、猫背がいつの間にか元に戻り、腰の痛みもなくなりました。また姑は若い頃から、農村で過酷な労働を強いられたため体を痛め、60歳余りで、階段を上るにも手すりを掴み、何段か上ると休まなければなりませんでした。外出すると、ちょっと歩くと喉が渇いたり、疲れたりしていた姑が、現在は一気に6、7階の階段を上っても休む必要はなく、また毎日遠くへ出かけても喉が渇いたり、疲れたりはしません。

 今、姑は同修と連れ立って、雨の日でも風の日でも、毎日遠くまで行って、人々に法輪大法の真相を伝えています。姑は以前、新聞を目の前に逆さまに出されても分からないほど老眼が強かったのですが、今は大法の本を読む時、老眼鏡は要りません。小さい時からあまり本を読んだことのない姑が、今は大法の著作『轉法輪』をすらすら通読することができます。

 夫は10数年間勉学し、高等教育を受けました。しかし、中共の体制下の大学で、夫は党文化の毒素を多く詰め込まれ、政治理論に習熟していました。ネット上でも、大学院入試を受ける多くの人たちは、政治の教材を読むと頭痛、吐き気がして、試験に合格したら、二度と読みたくないと言っています。しかし、現実はそう簡単にいきません。なぜなら、もしあなたが中共の体制下で仕事を求めようとすれば、一生にわたり、強制的に政治洗脳を受けなればならないからです。

 夫は修煉を始めたばかりの頃、体の上部から浄化が始まったため、頭部に突然、多数の大きな腫れ物ができました。それは痛くもなく、数日間膿が流れて、かさぶたができ、その後自然によくなりました。夫は気分が爽快になり、共産党の毒素が少なくなったと感じました。夫は小さい時から胃腸が弱く、食材が少しでも良くなければ消化できないほどでした。道徳が崩壊した中国では毒入りの食材が至る所にあり、とても防ぎきれません。夫は外食する度に胃腸の具合が悪くなりました。修煉する前、一度外食して食中毒になり、薬を飲み、注射をして、完治するまで随分かかりました。その後、毎年その時期になると、必ず胃腸の調子が悪くなり、病気になりました。

 修煉後のある日、夫は外食して帰って来ると、嘔吐を繰り返し、大変辛そうでした。普通の人から見れば、これほどの重い症状であれば、病院で治療しなければ、または点滴を数日打っても簡単に治らないだろうと思うに違いありません。夫は一晩中嘔吐しました。吐物は全て黒いドロドロとした液体でした。その後、吐物は黄色くなり、さらに青くなりました。私は夫のお腹にはどうしてこんなに汚いものがあるのかと、密かに思いました。夫は一晩中苦しみましたが、しかし、薬も飲まず次の日にはもう良くなり、数日後には完治しました。

 それ以後、夫は長年の胃腸の病気も治りました。夫の体に起きた不思議なことはまだまだたくさんありますが、もうこれまでにします。科学で説明できない不思議なことの数々と、法輪大法の広大で奥深い法理は、夫を無神論者から法輪大法の修煉者に変えました。

 姑と夫は心の優しい人です。2人が法輪大法を修煉してからよく、「以前、私はこの社会では、人と比べて良い人だと思っていました。しかし、今大法の基準から見れば、本当にその差はまだとても大きいのです」と口にしています。私たちはみな同感で、お互いに納得して笑ってしまいました。私たちは自分を評価する基準を高くしました。私たちは絶えず「真・善・忍」に基づいて、自身の心性を要求するようになりました。

 法輪大法を修煉して、私の子供も多くの恩恵を受けました。今、色々な病気が流行っています。以前、子供は毎年必ず風邪を引いて発熱し、薬も効果がないほどでした。大きな病院に行けば、とても高額で必要のない薬を処方されるので、私たちは信用のある友人の診療所へ行って治療し、点滴をしてもらいました。毎回治るには数日もかかり、大人も一緒に大変な思いをしていました。

 修煉後、私たちはよく子供に「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」と念じるように教え、子供と一緒に煉功し、法を学びました。そのため、ここ数年間、病院に行ったことはありません。私たちは冗談で「医者の友人はなんで病院に来ないのかと不思議に思っているでしょうね」と言っています。実は毎年病気が流行ると、子供はいつも感染していますが、しかし治療等はしないで、「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」と念じるだけで治ります。子供が大法の中で恩恵を受けた不思議なことはまだまだたくさんあります。「真・善・忍」はすでに彼の心の中に深く根を下ろしています。

 夫の甥と姪は大学時代、みんな我が家に寄宿しました。彼らは大法の真相のドキュメンタリー映画を見て、法輪大法の素晴らしさを知り、そして福の報いを得ました。甥はもともとノイローゼで、若いのに毎日たくさんの薬を飲まなければならず、家族はみんな彼のことをとても心配していました。しかし、彼は法を学んで、煉功して、すっかり元気になり、もう薬に頼ることはありません。姪の場合、最初はあまり大法の真相を受け入れませんでした。しかし、その後、彼女は心から大法の素晴らしさを知り、卒業後、とても順調に理想の就職先に就職することができました。現在彼女は、我が家を訪ねて来ると、喜んで私たちと一緒に法を学んだりしています。

 夫にはもう1人の甥がいます。彼の両親はいつも出稼ぎで家にいないため、彼にあまり配慮していませんでした。中学生になって、彼は我が家に寄宿して、今はもうすぐ中学校を卒業します。最初我が家に来た時、彼は勉強もせず、不良少年でした。しかし、彼は私たち修煉者の家でいつも見聞きすることに自然に影響され、次第に悪い習慣を改め、自分で努力して勉強するようになり、また家事も手伝うようになりました。彼は大法の著作『洪吟』を読むのが好きで、今年から、私たちと一緒に法を学んで煉功を始めました。彼は自分を大法小弟子と自称しています。彼の変化を見て、私たちは心から喜んでいます。

 もう一つ不思議な話があります。ある冬のとても乾燥した深夜、向かいの家のベランダの手作りの小屋が火事になりました。その小屋は木製で、すでに数年も経ち、木材はすっかり乾燥し切っていました。その日、ビルの上空は風が強く、火勢がますます強くなり、燃えた木切れがぱちぱちと下へ落ち、また風の勢いで我が家の方に飛んで来そうでした。向かいのご主人もとても焦って、たらいで水をかけていましたが、しかし、とても消火できませんでした。甥がベランダで一番早くそれに気付き、私たちを起こしました。姑が率先して、「法輪大法は素晴らしい!」「真・善・忍は素晴らしい」と念じ、私たちも一緒に火に向かって念じました。すると、燃え上がっていた炎は見る見るうちに弱くなり、最後には完全に消えました。燃え尽きていない木の柱は落下しました。翌日見ると、その木の柱は燃えて、すでに黒い炭になっていました。以前真相資料で、火事に遭った時に「法輪大法は素晴らしい!」「真・善・忍は素晴らしい」と念じて、災難を免れた話を見たり、聞いたりしたことはありましたが、まさか私たちも遭遇するとは思いもよりませんでした。私たちは「法輪大法は素晴らしい!」「真・善・忍は素晴らしい」という言葉の神秘さをこの身で体験しました。

 私たちは中国大陸におけるごく普通の大法修煉者の一家庭です。私たちは幸せをしみじみと感じています。中共のこの善良な法輪大法修煉者たちに対する迫害はまだまだ続いています。しかし、私たちは私たちの信奉を堅く守っていきます。なぜなら、私たちが信奉しているのはこの宇宙の最も素晴らしい「真・善・忍」だからです。私たちは周囲の人々に法輪大法の真相をずっと伝え続けていきます。私たちは近い将来、全ての人が「法輪大法は素晴らしい」と褒め讃えるようになると信じています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/5/30/292341.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/6/11/1597.html)
 
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