文/中国の大法弟子 慧真
【明慧ネット2014年7月6日】私は中国共産党の某機関に勤める大法弟子です。先日、他の機関から私と同年代の女性同僚・張さんが異動してきました。私と張さんは仕事上で多くの関わりがあり、二人は仲の良いパートナーになりました。
張さんは以前の部門で仕事熱心で有名な人です。毎年、仕事関連の筆記だけでも数十冊に上り、市レベル、省レベルないし全国レベルの賞をどれほどもらったかも数え切れません。今日の腐っている社会風潮の中に、彼女は毎日早く来て遅く帰って、真面目にこつこつと働いて勉強し、常に中国共産党党員のいわゆる「基準」で自分を律して、中国共産党の任務を忠実に執行しています。彼女はよく各学校に招へいされて学生に講義をします。
彼女も中国共産党の害毒を受けている生命で、一緒に仕事ができて、きっと私と縁がある人なので、必ず彼女を救おうと私は決心しました。私はいろいろな方法で日ごろから彼女の考え方を変える試みをしました。しかし、ふだんは彼女の頑なな考えは目立ちませんが、具体的なことになると、彼女はまるで中国共産党の代弁者になったようです。何回もこのようなことを経験して、彼女がもしかして救われない人ではないかと私は少しがっかりしました。そこで、彼女と共同で担当する仕事を私は故意に避けて、彼女を避けていました。結局、彼女はもっと旺盛な精力で仕事をして、外出して講義をするようになりました。
その事はずっと私の心の中のしこりになって、毎日、彼女を見たら私の心が少し乱れます。そして、私は自分の「私心」が見つかりました、一つは「もしかして彼女は自分を密告するかもしれない」と心配する考えで、もう一つは慈悲心が足りなくて、彼女を救おうとする決意が足りません。「大法弟子は既に衆生が救われる唯一の希望となりました」(「精進要旨三・正念」)ので、私は彼女を諦める理由は何一つないし、さらに、たとえ本当に彼女を救えないとしても、彼女が講義を通じて引き続き他人を害毒することを止めなければいけません。
そこで、私は冷静になって彼女を観察し始めました。彼女は佛教徒で、またかつてある種の佛家気功を修練したため、体も健康になりました。勤勉に仕事をして大人しく身を処するのが人間としての本分で、共産党および政府と違う言行はみな正しくないと彼女は思っています。
私は彼女の好んでいる佛教、漢方医、漢字、予言などから話題を探して、正見ネットから関連の文章をダウンロードして彼女に見せ、法輪功の真相資料を彼女の車の中に置きました。しかし、彼女は真相資料とDVDを見る勇気がなくて、また真相資料の信憑性を疑っていました。どんなに説明しても、あまり効果がありませんでした。
私は諦めませんでした。もう一度自分のやり方を反省してみると、やはり「彼女がもし私を告発したら・・・」という心配(私心)がずっとあったため、私はずっと彼女に正面から法輪大法に言及していませんでした。中国共産党に深く毒害された彼女に対して、大法の法理で彼女の心のわだかまりを解かしてみたらどうでしょうか! 大法は修煉者だけでなく、常人の執着も解かせるマスターキーですから! 私は徹底的に自分を守る私心と恐れる心を放下して、単刀直入に彼女と法輪功に言及して、自分の修煉過程なども話しました。彼女がまだ疑惑を持っているのを見て、私は彼女に1冊の『轉法輪』を渡しました。
『轉法輪』を読んだ初日に慈悲なる師父は彼女の天目を開いてくださり、彼女は他の空間の素晴らしさ、自分の病の部位に存在する霊体が見えました。また、師父に体を浄化されて、階段を上るとき足がとても軽やかになりました。彼女が私に聞きに来たので、私は簡単に説明したら、また2回目、3回目も読むと言いました。
数日経って、彼女はついに中国共産党の真相が分かって、自ら共産党を脱退して、今すでに仕事の内容を調整して、正式に大法の修煉を始めました。
私は自分の悟性の悪さと私心のためにこんなに長い時間を無駄にし、もう少しで彼女と修煉の縁を壊すところだったことを恥ずかしく思います。ただ精進して精進して、三つのことをしっかりと行い、はじめて師父の慈悲深い済度に応えることができ、自分の誓約を果たせると思います。