人心を取り除き、仕事の環境で法を実証する
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年7月14日】私は地方政府の中間層幹部です。職場では邪党の党務を担当しています。本日、私は仕事の環境で真相を伝え、衆生を済度し、法を実証する少しの体得を、師尊にご報告し、また同修達と交流したいと思います。

 一、人心を取り除き、職場で人を救う

 共産党の邪悪な本質が分かった後、私は仕事の中で、出来るだけ邪悪が衆生を毒害することを阻止しようとしました。私は自分の管轄内であれば、共産党の会議を一切開かず、共産党の刊行物を全部破棄するようにしました。また邪悪に隠れる空間を少しも与えないように、私は事務室に共産党の書籍、新聞、雑誌等を一切保管しないことにしました。

 中国共産党の毒害を受け、一部の大卒者は職場に入ると、共産党に入党しようとします。彼らは政治上の名誉を求め、将来政府機関で昇進できるよう、積極的に共産党に近づこうとしています。私は決して誰も共産党に導かないことを原則にし、またチャンスを逃さず、これらの道を見失った人に真相を伝えました。

 3人の大学生が相次いで私の勤め先に招聘されました。私はそれぞれ彼らに真相を伝えました。最初の頃、私の心理状態は不安定で、一人目に真相を伝えた時、私は人心が動き、慈悲心が現れず、相手に、強制的に私の考えを受け入れてほしいという印象を与えてしまいました。そのため効果が当然よくありませんでした。私は彼に『中国共産党についての九つの論評』をあげましたが、読んだかどうかは分かりません。彼は私に黙っていましたが、彼が私のことを職場の上司に密告したことを私は知っています。幸い、上司はすでに真相を知っていたため、この事をそのまま棚上げにしてくれました。私は直ちに内を向けて探し、自分の多くの人心を見つけました。このように様々な人心を持って真相を話しても、まったく真相を明確に話すことはできませんでした。その後、彼は私の部門を離れることになり、私は彼が真相を聞くためにここに来たので、必ず彼を済度しなければならないと思い、師父にご加持をお願いしました。私は彼に法輪大法が今世界の100あまりの国々に伝えられている事実を教え、また心から彼のために考えて、彼にぜひ善悪を見分けてほしい、そして「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」ことを信じて、覚えてほしいと言いました。彼は大法弟子の慈悲と善意を感じて、私に謝意を表してくれました。

 2人目の新卒に真相を伝えた時、私の心理状態は比較的安定しており、彼も大法を認め、三退もしてくれました。しかし、去年彼は書面で、そして今年になって再び口頭で、2回も入党したい意志を表明しました。彼は私に、自分もこの共産党を信じていませんが、しかし親戚から共産党に入党しないと将来抜擢されないと言われたと言いました。私は心をすっかり痛めました。自分がしっかり修めていないから、彼の背後の邪悪を解体出来なかった事を悔しく思いました。幸い、彼が大法に対して基本的な認識を持っているので、これからさらに真相を伝え、本当に目覚めさせ、根本的に済度しなければならないと思いました。

 3人目の新卒は招聘された時、すでに共産党の予備党員でした。彼の人事資料が私の所に来た時、一部の調査資料には、大法を中傷する内容がありました。私は躊躇せずそれらを破棄しました。

 上級部門から、私の部門に新しい責任者を派遣して来ました。私が法輪功修煉者であることは職場の誰もが知っているため、彼にも知ってもらうべきだと思いました。そのため、新責任者が初めて私と面談した時、私は法輪功を修煉していることを隠さずに伝えました。彼は意外にも「すべての人が法輪功を煉功すればいいのに」と言いました。彼はすでに大法が素晴らしく、大法弟子がみんな良い人だと知っているようでした。それから、職場に新たに2人の大学生が配置されました。ある日、新しい責任者は私に「私は先に新人と面談します。後はあなたが大法の法理で彼らにどう身を処すればよいかを教えてください」と言いました。

 私は師父が私に自分の職場でしっかりと行い、着実に法を実証して、悪を一掃して、衆生を済度するように悟らせておられると理解しました。

 二、携帯電話で真相を伝え、人を済度する

 明慧ネットで同修が携帯電話で真相を伝える交流を見て、私はこれが人を救うとても良い方法だと思いました。その時、私たちの地域では、このプロジェクトはまだ展開されていなかったため、師父は私のこの人を救いたい心を見られ、私を助けてくださいました。

 ここ数年、私は同修と連携して、携帯電話で真相を伝えるようにしました。最初は主に明慧ネットで暴かれた悪人に真相ショートメッセージを送り、この2年は主に電話をかけて、カラーメッセージや音声を送ったりしています。私は技術を担当しています。私は携帯電話に詳しくなく、スマートフォンのスイッチを入れることも出来ませんでした。しかし、師父と大法は私の知恵を開いてくださいました。「天地行技術フォーラム」で、私は多くの技術を習得しました。今、携帯電話で真相を伝え、人を救うプロジェクトは私たちの地域で広く広げられ、フィードバックされてきた情報から見ても、人を救うとても良い人効果を収めていることが分かります。

 三、大法を修め、名と利を淡泊にする

 今、中国では腐敗が横行し、様々な業界で、人々は自分の権力を利用して一生懸命に金もうけをしようとしています。そのため、社会の道徳は完全に崩壊し、誰もがお金を第一に考え、お互いに争い、世の中の本来のすばらしい真情や友情を失い、取って代わったのは利己的で、お互いに無関心な人間関係でした。

 法輪大法を修煉する前、私も世間の人と同じように、毎日自分の私利のために頭をフル回転していました。90年代初期のことでした。私は会社の買い付けを担当した時、商談や支払いを利用して、自分に便宜を図るのが得意でした。当時、私は自分の狡さを自慢し、知識人として、社会の道徳を傷つけていた事を恥ずかしく感じず、かえって賄賂を上手に要求できると誇らしく思っていました。

 私は修煉を始めてから、ついに宇宙に存在する「真善忍」の法理が分かり、また人間がなぜ生きているのか、どう生きるべきなのかも分かりました。私は大法に照らして自分を反省し、多くの執着心を見つけました。例えば、名誉、利益を求める心、天を怨み、人を責める心、嫉妬心、闘争心等などが多くありました。その後、私は「真善忍」の法理に次第に同化し、他人を先に自分を後にした無私無我の高尚な人になるように努めました。

 仕事をする上で、私は絶えず名、利を淡泊にするようにしました。常人の専門技術に私は長けており、職務を利用して個人のために多くの便宜を図ることができるのですが、私は法輪大法の法理によって自分を厳しく要求し、仕事の中で名、利、情などの執着心を取り除くように努力し、できるだけ「真善忍」を実践しました。私は一切不平を口にせず、お客さんにサービスを提供し、顧客がくれた金銭やショッピングカード等は全部断りました。

 去年の初め頃、ある小学校の校長が私にショッピングカード(金額を見ていない)をくれましたが、私は拒否しました。またある共産党の党校の校長兼書記は私に500元をくれましたが、拒否しました。ある法人は私が留守の間に、事務室の机の引き出しに2千元を入れてくれましたが、私は相手のカード番号をもらって、お金を送り返しました。彼らはなぜお金を受け取らないかを理解できませんでした。その時、私は法輪大法の修煉者として身を処する道理を彼らに話します。彼らは私の説明を聞いて、皆法輪功の素晴らしさを実感し、また法輪功が迫害される真相を切実に理解し、さらに、中国共産党の邪悪も理解できるようになります。

 仕事のため、私は時にはいくつかの「党八股」(無意味なことを並べ立て的外れな意見を述べる文章形式)の材料を書かなければなりません。しかし、私は文章の中で出来るだけ共産党の色彩と内容を減らし、共産党を讃える事を書かず、さらに共産党に言及しないようにしています。例えば、「上級党委員会の指導の下」とか「党○○トップの指導の下」等の表現は私の文章の中にはありません。

 私は大法の指導のもとで、絶えず心を修め、良い人になるようにし、心に大きな変化が起きました。私は当初の非常に利己的な俗人から、次第に他人を先に、自分を後にする無私無我の人間になりました。同僚の間で、私は名、利に淡泊だと、同僚から好評を得ています。職場の幹部は非常に私を理解して、私の人柄と仕事の能力を認め、称賛してくれています。私はいつも同僚や上司に大法の真相を話し、大法が迫害される本当の理由と共産党の本来の姿を話しています。そのため、真相を分かったほとんどの同僚や上司は三退をしました。

 以上は私が職場で修煉した一部の経験と少しの体得です。書きたい内容はまだたくさんあります。私が恩恵を受け、職場の人または世の中の人々も恩恵を受けたのは、すべて法輪大法がこの世に伝えられた結果です。

 師尊に感謝いたします。同修に感謝いたします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/6/21/293739.html)
 
関連文章